どこかのフレグランスメーカーに「エゴイスト」のテーマがあった。数年前に台頭したイメージ。。しかし、自己主張の強さは、自分をも否定しかねない。
アメリカ・ファーストで人気を得たトランプ大統領だが、どうやら、その政策が今度の大統領選では足をひっぱりそうだ。
4年前の選挙でトランプ大統領の勝利を決定づけたラストベルトの白人労働者階級も不支持に回っている。この4年間でアメリカの地域経済は改善できなかった。白人至上主義は彼らにさえも違和感を与えている。
一番の大きな失敗は、やはり、新型コロナウイルス対策だったと言わざるを得ない。マスクの着用は感染リスクを下げるという科学的な見地を軽んじたことが原因だ。
人種問題に向き合い、性的少数派への「差別ゼロ」を目指すバイデン氏。その社会的弱者に寄り添う姿勢はトランプ大統領にはないものだ。どうやら、少なくともエゴイストではなさそうだ。