どうしてこのドイツ人は、日本国民の感情を逆なでするんだろう。それで何の得があるんだろうか。
日本は政府のコロナ対策のまずさに苦しみ、昨年の4月6日から頻発する「緊急事態宣言」で満足な生活さえできないでいる。
そして、ここに来て最大の感染の波にまた翻弄されている。繰り返されるのはバカの一つ覚えんの「自粛」。
この間、人々は一部の人を除いて、旅行にも行かれず、大きなイベントさえつぶされて、ストレスが溜まっても飲みに行かれず、遠くに住む家族にさえ会いに行かれない日々が続いている。
国民の税金をたっぷりとつぎ込んだオリンピック。テレビでの五輪視聴率の高さは、こうした国民のうっ憤を晴らす数字だ。けっして
「日本人は大会の開催を非常に受け入れている」
わけではない。
バッハ氏は五輪関係者の検査件数はすでに約35万回を数え、そのうち陽性率はわずかに0.02%に過ぎないと胸を張る。ワクチンを2回打ってほとんど陰性の大会参加者を繰り返し、繰り返し検査した結果だ。
一方、東京の感染者は現在、4000人。東京の人口、1396万 (2021年)で割ればわずかに0.03%。緊急事態下の東京の陽性率だ。
こんな誤差範囲の数字をわざわざ持ち出すのは、日本人は科学に弱いと思い込んでいるからだろうか?
プレイブックによれば、政治的、思想的若しくは宗教的な主義、主張、公共の秩序、道徳に反するのは禁止のはず。プレイブック違反のバッハ氏は、国外退去されるべきだ。