いろんな異論もあることと思うが、東京都の感染者数は落ち着いてきた。ピークアウトしたようにも見える。
先日の感染者数の5000人越えは、夏休み・お盆休みにかけての人流の増加が原因であり、かならずしもTOKYOオリンピックが
原因だったとは限らないようだ。
ただし、TOKYOオリンピックの開催が正しい判断だったとは思わない。かろうじて、経済効果も合わせて、経済収支はプラス側になるような試算結果もほうこくされているのではあるが。。。
一番の問題は、国民の声を全く無視し続けたこと。
他国の話をしてもしかたがないが、メルケル首相(ドイツ)は独断専行することはない。良いリーダーは、仮に「独裁」しても「独断」はしないものだ。
識者たちと議論を重ね、対策を見つけ出してから国民に丁寧に説明する。「自由世界のリーダー」といわれるゆえんだ。
昨今の首相会見を聞いていて腹の立たないことは一度としてない。オリンピック然り、コロナ対策然り。
衆知を集めた上での自分の判断は独断ではない。万が一判断を間違えていた時も、結果に対し傷が浅いうちに引き返す。ダメなリーダーはその逆で「独断すれども独裁できず」だ。いつまでも自分の愚を認めず、それに固執する。そのあげく、みんな国民が悪いのであって、政府は悪くない・・・。
もはや自民党には政策を決めそれを語る能力なし。