仮にだ。
これまでマスクしてて外飲みにも行かなかったから、感染はしなかった。これからも、ずっとこの調子でやってけば、世界でどんだけ感染が増大しても、自分は大丈夫だろう・・・。
とか、すでにワクチンを2回打ったし、感染しても重症化はしないだろう・・・。
だから経済を回すために、あちこち遊び歩いても大丈夫・・・。
なんてことを主張しても、だれもその言い分を理解できないにちがいない。
たしかに、ひところはワクチンだけが希望の光だった。ワクチンの接種率さえあがれば、なにをやったって人が死ぬようなことはないと思えた時期があったのかもしれない。
ところが、状況は変わった。ワクチンを打っても感染するし、基礎疾患が無くても重症化する。しかも、感染しても入院は困難と来ている。
日々、医療すら受けられず、人々の命が失われていく。しかしながら、今もなお、国も都も頭の中は五輪だけだ。「安心安全な五輪」。そのおかげで人々は五輪で盛り上がっても大丈夫だと思い込んだ。ワクチン接種を普及させたヒーローは、その一方で、「安心安全な五輪」でヒールとなる。
なんのためのギャンブルなんだろう。日本に得るものはなにもない。
なんとか、責任とるべき人々を相手に訴訟を起こせないものなのだろうか。