ごきげんようでござる!
あるていどキャラクターが確立しており、後から実は双子キャラだったという事実が示されるキャラクターの場合だと単独行動でも違和感がないものでござるが、最初から双子キャラであることを売りにキャラ付けされたキャラクターは常に公道を同じくする存在が望ましいと思うのは拙者だけの感性では無いと思うでござる。
今宵紹介のサイバーバース版オートボット戦士マッドフラップ(CV-25、マッドフラップ、714円)も双子キャラではあるでござるが、2012年1月現在は彼のみの販売でござる・・・ 何故に日本販売時期を同じにできなかったのでござろうか?
本品は海外に遅れること2011年10月に販売された商品でござるが、パッケージは海外販売品(レギオンクラス シリーズ1 010)と同じで、日本語表記シールを貼り付けメックテックウォーズ対応カード1枚と日本語説明書を封入した商品でござる。
本品は「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」仕様で設計された商品であり、一応ヴィークルモードはシボレースパークのコンセプトモデルとなっているでござるな。
商品的にはEZコレクション版マッドフラップ(日本では、RA-03、バンブルビーと共にローソン限定オートボットセット、3000円として販売)と大きさ的には変わらないでござるが、カラーリングのおかげで安っぽく見えてしまうでござる。
ヴィークルモードでは転がし走行以外のギミックは無い訳でござるが・・・
せめて、サイバーバース版スキッズ(日本未販売)と並べることができたら有る程度は見栄えがする商品でござる。
そう。ロボットモードも頑張っているでござるが、単体だとキツイ造形なのでござるよな・・・
簡略化は仕方が無いとしても、せめて肩部分(ドア)の関節にはボールジョイントを使用して可動範囲を確保してほしかったでござるよな・・・
なお、マッドフラップは映画「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」本編には直接登場しないキャラクターでござるが、能力値は体力(4)、知力(9)、速度(7)、耐久力(5)、地位(2)、勇気(9)、火力(4)、技能(3)と設定されており、、マッドフラップはディセプティコンと戦う為に戻ってきた、大胆で向こう見ずな一見ばかげたように見えるが、オートボットの勇敢な戦士として記されているでござる。
ただ・・・ 問題はメッテックカードにはスキッズと双子の兄弟であることが紹介されていないのでござるよな?
う~む・・・ 双子キャラ属性を売りにしているのに双子である事をアピールしないのは何故でござろうか?
そう、日本販売のEZコレクションも同様でござるが、何故か双子キャラである利点を全く活かして折らず簡単に揃えられない販売方法を採用していたりするでござる。
コアなユーザーからしてみれば苦労して双子を揃える楽しみがあるのかもしれないでござるが、一般的には双子キャラは同時に入手できる環境の方がよいのではないでござろうか?
如何も日本販売は狙ったように双子に厳しいでござるが、双子キャラに何かトラウマが有って販売したくないのでござろうかと深読みしてしまうほど双子キャラの属性を活かせない販売方法をしているなと思うでござる。
まあ、なるべく早くサイバーバース版スキッズの日本正式販売を願いたいものでござるな。