ごきげんようでござる!
2006年も、あと4日。 師走で慌しく、忙しい師走の昨今。
師走とサイ末という事で、本日は2005年展開の「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」より惑星アニマトロスのサイバトロン自然保護員、サイドス先生(GC-15、サイドス、940円)でござる!
さて、サイに変型するトランスフォーマーは多々いるでござるが、サイドス先生は稀に見る大胆な変形をする珍しい存在でござる。
ビーストモードのデザインは生体組織(表現)のないメカニカルなデザインでござるが、サイの表皮ぽい梨地表現で造形されているでござる。
歴代のサイ系トランスフォーマーでも最も完成度の高いビーストモードと呼べる商品でござる。
さて、本品のフォースチップ連動ギミックは、付属のフォースチップ(アニマトロス)を首のチップスロットにイグニションさせて発動するブラッディーホーンでござる!
サイ型のトランスフォーマーらしく、過去販売されたサイ型トランスフォーマーに無いギミックでござる。
ココに来て初めて、サイの特徴である角の特徴を生かした商品が販売された訳でござるな。
しかし・・・ フォースチップを差し込んだままの姿だとカスモサウルスぽいでござるよな。 (笑)
さあ、ロボットモードに変形でござる!
うむ、ロボットモードは大胆な変形というか発想の転換がもたらした奇抜なデザインでござる。
そう、ロボットモードにおいても、サイの頭部が右肩になり、4脚が合わさり2脚になるなど、単純ながら、ガッシリとしたデザインでアニマトロスらしい格闘重視のパワー系商品でござる。
サイドスのキャラクター設定は、惑星アニマトロスの武芸の師として、動物型トランスフォーマーより敬われているそうで、弟子であるファングウルフ(GC-14、ファングウルフ、2100円)と共に、いつのの日か怯える民を救済しようと考えているようでござる。
能力値はパワー(7)、知力(10)、スピード(6)、耐久力(7)、地位(9)、勇気(6)、火力(4)、テクニック(8)で設定されているでござるな。
専用武器は勿論、ブラッディホーンでロボットモードでも発動可能でござる。
本品はブラッディホーンを収納したままでも右腕(首)を回転させられる設計は評価したいのでござるが・・・
一応は格闘技系のキャラクターなので可動範囲が広い設計にしてほしかったでござるな。
更に、残念なのは足でござる! 足のデザインがイマイチでござる。
脚の向きを変えればソレほど悪くないでござるが・・・
ビーストモードでは左右対称、ロボットモードでは左右非対称のデザインになる、面白味がたたり、後ろ脚が腰部に引っ掛かり、納得いく位置で合わせる事ができないでござる。
本来なら、右足(前脚)の様に成るハズだったのに、出来ない・・・ 設計ミスでござるな。
だから、変な形でそのまま商品化されたと思うでござるよ?
コレは非常に勿体無いでござるが、企画設計及び商品化に時間が無かったと言えば、ソレまででござるな。