ごきげんようでござる!
トランスフォーマーの基本は自動車に変形するオートボットでござる!
シリーズ毎によりアプローチが異なるでござるが、やはり実車がモデルのオートボットは存在感が違うでござるな。
しかし、昨今では商標販売権などの問題で、実車のデザインや名称が使えない場合が多いででござる!
今宵は2000年展開の「トランスフォーマー カーロボット」より、バイパー風の青いスポーツカーに変形するサイバトロン・爆走銃士
スピードブレイカー(C-004、スピードブレイカー、1800円)の紹介でござる!
本品はトランスフォーマー15周年と2000年のプレミアムな記念で、ビーストウォーズより原点回帰を目指し現用車両をモチーフとして展開された日本主導の商品でござる。
商品は、ビーストウォーズで蓄積されたと従来のクリアパーツの使用方法を変えたことにより、従来のオートボット以上に完成度が高く、販売当初はファンに「あ!」と言わせしめた商品でござる。
ただ・・・ 残念なのが、実車メーカーと商品販売許可を得ていないので青いスポーツカーとしか表現できない事でござる。 (笑)
しかしまあ、本品が当時1800円で販売できた理由は、実車ではないので名称使用料は払わなくて済むし、車体部分をクリアパーツ成型した事による部品数の削減と中国人権費の安さで塗装部分を増やせた事等の工夫があるでござる。
今現在の感覚では少々細かさに欠ける造形でござるが、ゴム製タイヤを使用し、メッキ処理やミサイルを車体裏に排気管として取り付けるなどの工夫は現在でも通用する商品でござる。
ただ・・・ ドアが開閉するものの、車内にロボットパーツがギッシリ詰まっている設計は賛否両論あるでござるかな?
さて、ロボットモードの変形は所謂ガワ変形という代物で、車体内側にロボット本体が折りたたまれている設計でござる。
そう、設計思想はビーストウォーズの技術が大いに反映されており、ロボットモードのデザインも左右非対称が取り入れられているでござる。
お陰で従来のオートボットにはないスマートなボディを手に入れたでござるが、変形は複雑化し説明書が無いと変形できない商品となったでござるな。
しかも、本品はワイルドライド(C-002、ワイルドライド、1800円)、マッハアラート(Cー003、マッハアラート、1800円)とのカーロボ3兄弟として売り出された訳でござるが、3兄弟ネタは当時の流行歌である「だんご3兄弟」に便乗した販売戦略でござる。
スピードブレイカーは自由気ままな3男で、赤いスポーツカーをナンパするのが趣味な陽気な性格でござる。
能力値はパワー(7)、知力(8)、スピード(10)、耐久力(7)、階級(8)、勇気(8)、火力(7)、テクニック(9)で、武器はエグゾーストボウガンとドラグナイフで、舗装道路では兄弟ナンバー1の最速を誇るでござるな。
エグゾーストボウガンはミサイル射出ギミックが亜り、排気管をミサイルとするでござる。
メッキ処理されたドラグナイフは保持位置によりナイフとハンドガンに使い分ける武器でござる!
遠近両用武器はアニメでは御馴染の武器でござるが、トランスフォーマーでは珍しい武器でござる。
なお、拙者は「トランスフォーマー カーロボット」のアニメ本編はほとんど見ていないのでドラグナイフが如何使われた分からないでござる。 (笑)
「トランスフォーマー カーロボット」より10年・・・ 「トランスフォーマー オルタニティ」の完成度の高い商品を生み出したでござるが、販売価格の高騰が最大の難点でござる。
タカラトミーは上手に企業努力をすれば良質の玩具を適価で供給できるハズでござるが、何故かソレが出来ないのでござるよな?
拙者としてはカーロボ3兄弟並みの完成度で、変形方法をもう少し簡略化できれば世界規模でも商売可能だと思うでござる。
ま、でもこういうのが長男じゃなくて良かった・・・かも。
「カーロボット」はつい最近、レンタルビデオで観たのでドラグナイフの使い方も覚えています。確か、ミサイルと同じ扱いでしたね。
こいつは変形難易度が以上に高い事で有名で、明らかに取り説なしでは困難です。ゴムタイヤが引っかかる部分とか辛い
マイ伝以降の簡素変形になった要因の半分くらいは彼が原因かも?
三兄弟はその後のボットコンでも色々出てましたけど、彼だけは色違いの上に女性キャラになってましたね。
さて次は♪まあっかなークルマー♪なのか、ダンゴの残りか。楽しみー♪
ちなみに一般車でエンジンむき出しの車ってあるんでしょうか。昔からの疑問だな。
ミスターグラブシ殿の言われる赤い車のデストロン兵士だと・・・ 劇場版デッドエンドが適当と思われるでござるが・・・ 彼のロボットモードを見たら即攻撃しそうでござる。 (笑)
ズッツトン殿、残念ながら11月1日ネタまで青いスポーツカーでござる!