ごきげんようでござる!
トランスフォーマーでは、成型色変更商品を販売するうえで色変えパワーアップや同型の別人とし販売されるでござる。
後者の別人パターンであれば新規に設定されたキャラとか、既存のキャラクターをイメージしたカラーリンで名前を引き継ぐ場合も多いでござる。
まあ、既存のキャラクターを新規金型によるリメイク商品で販売するよりは安上がりなうえ、ファンも成型色変更による流用を楽しんでいるために悪くはない伝統なのでござるよな?
ちゅー事で今宵は劇場版「トランスフォーマー / リベンジ」商品として販売されたディセプティコン兵士デッドエンド(限定版、デッドエンド、2625円)の紹介でござる!
本品は2009年の劇場版「トランスフォーマー / リベンジ」商品として販売されたディセプティコン密偵サイドウェイズ(RD-05、サイドウェイズ、2415円)の頭部を新造形に変更した成型色変更品でござるが劇中には登場しない玩具オリジナル商品でござる。
日本ではトイホビーマーケット限定販売商品として販売されたでござるが、パッケージは海外仕様の上に日本語表記シールを貼付し、日本語表記の説明書も封入されているでござる。
まあ、日本国内での成型色変更商品は販売実績が芳しくない為に限定販売扱いなの販売された事実は喜ぶべき事でござるが・・・ ただひとつ問題なのが何故に本品がデッドエンドなのでござろうか? ・・・という疑問でござる。
そう! 「トランスフォーマー / リベンジ」商品では既にスカウトクラスでデッドエンド(RD-07、デッドエンド、1260円)が販売されているのでござるよな?
う~む・・・ サイズの異なる同名商品が販売されるのは珍しい事ではないのでござるが、同シリーズで基本デザインの異なる同名商品の存在は如何なものでござろうか?
商品のヴィークルモードは黒を基調にしたスポーツカーで光沢のある黒い成型色と赤いラインが美しい商品でござるが・・・
初代スタントロンのデッドエンド(D-54、デッドエンド、880円)もリベンジ版スカウトクラスのデッドエンドも赤いボディのスポーツカーなのでござるよな?
そう!
カラーリング的に見れば初代スタントロンのワイルドライダー(D-53、ワイルドライダー、880円)なのでござるよ。
う~む・・・ 何故かデッドエンドの商品化は多いのでござるが、アンモナイトに変形するビーストウォーズ・ネオ版デッドエンド(D-32、デッドエンド、880円)はさて置き、バイナルテック版デッドエンド(BT-05、デッドエンドfeat.ダッジバイパーコンペティーションクーペ、5299円)は如何みてもワイルドライダーな感じのカラーリングなのでござるよな?
一説には、ワイルドライダーとデッドエンドの名前を間違えたとか言われているでござるが・・・
ワイルドライダーは商品化に恵まれず、ようやく限定販売された変形×2版ワイルドライダー(限定版、スタントロン・ワイルドライダー、3150円)は変形×2版ホットロディマス(C-05、ホットロディマス、2100円)の成型色変更品でござるから微妙な商品でござるよな・・・
う~む・・・ リベンジ商品ではスカウトクラスでブレークダウン(RD-23、N.E.S.T.スカウトブレークダウン、1260円)の販売が予定されているのでござるから、本品はワイルドライダーで販売すべきはずでござるが・・・ 何故にデッドエンドの連投なのでござろうか?
そんなに、ワイルドライダーの名前が嫌われているのでござろうか?
さて、ロボットモードはサイドウェイズと同型でござるが、頭部の変更とカラーリングのおかげで全くの別物のような感じでござる。
しかし、相変わらずロボットモードは極細の獣脚仕様の脚部でござるからバランスをとって立たせるのは難しいデザインでござる。
なお、新造形の頭部はG1版デッドエンドのTVアニメ作画版のデザインを模しており小豆色率の高い体色と合間って何とかデッドエンドらしいのでござるが・・・
リベンジ版スカウトクラスのデッドエンドは全く異なるデザインでござる。
う~む・・・ コレは本当に同一人物なのでござろうか?
なお、スカウトクラスのデッドエンドは劇場版の前日譚である日本未販売のコミック版に登場しているそうで、デラックスクラス版デッドエンドは映画本編(?)に準じたデザインの変更なのか、アップグレードした姿なのか説明されていないのでござるよな?
まあ、設定では仲間のディセプティコンの間でさえ気味悪がれる存在で、ほとんど友人はいないそうでござる。
通常は部屋の最も暗い場所で過ごし、自分から話しかける事がないそうでござるな。
しかも、自分から他のディセプティコンを必要とする場合は、エネルギー補給の為の存在でしかないそうで、スカウトクラスの設定と大差ないのでござるよな?
設定能力の数値も同じでござるから同一人物には違いないでござるよな?
なお、本品の両肩のドアは跳ね上げた状態で固定するように説明書に記載されているでござるが、パッケージ写真では垂れ下がった上体なので若干イメージが異なるでござる。
拙者的には、跳ね上げたドアはデザイン上シツコイと思うので、サイドウェイズとの差別化で下げた状態で固定しているでござる。
しかしまあ、設定は同じなので同一人物でござるが、どうせ劇中に登場しないキャラであればデッドエンドで販売する必要がないのでござるよな?
何故にワイルドライダーで販売できなかったのか謎なのでござるよな。?
まあ、何処かで「ワイルドライダー」の名前が商標登録されていたとしても、ディセプティコン・ワイルドライダーとかスタントロン・ワイルドライダーとかの名前で販売できると思うのでござるが・・・ 態々嫌われ者のキャラ設定の商品であるにも関わらず・・・ ここまでくるとワイルドライダーが嫌われ者以上に嫌われているとしか思えないのでござるよな?
ラナバウトなんてのも良いかな??
イロイロと誤表記もあるのでござるが、日本海を東海と誤表記されるくらいに悪意を感じるのでどざるよな。 (笑)
キュウ殿、ブラジオンは拙者的には違和感がないでござる?
カセクシス殿の言われるラナバウトでも違和感がない名前でござるな。
メタリックブルーの成型色で販売されても違和感はなさそうでござる。