ぼんじゅーるでござる!
前回に続き、今宵も恐竜ネタで、1999年(?)に米国で販売された「DINOBOTS」より、パキケファロサウルスに変形するマキシマルズ所属のダイノボッツ部隊、陸上歩兵、ダイノトロン(日本未販売)の紹介でござる!
「DINOBOTS」は日本販売の「ビーストウォーズ・ネオ」などのデストロン恐竜型兵士を流用して「BEAST MACHINES」商品として販売されたわけでござるが、TVアニメ本編にには登場しない玩具オリジナル商品でござる。
しかし、シリーズ設定としてはセイバートロン星の単一機械化を目論むメガトロン(BR-05、メガトロン、2999円)とヴィーコン軍団を打倒する為に戦うマキシマルズの独立部隊で、オプティマスプライマル(BR-01、コンボイ、2999円)達とは合流せず、ヴィーコン軍団相手に別の場所で戦い続けているそうでござるな。
なお、商品上は通常のビースト戦士なのでござるが、設定上は機械と有機生命体が癒合したテクノオーガニックなビースト戦士らしいでござる?
う~む・・・ 商品デザイン上、説得力が無いでござるよな?
さて、本品は「ビーストウォーズ・ネオ」商品として販売されたデストロン商品であるハードヘッド(D-37、ハードヘッド、1500円)の成型色変更品でござる。
恐竜らしからぬハードヘッドの体色を思えば、やや恐竜ぽい体色と思われるでござるが・・・ 現在の恐竜学ではパキケファロサウルスの体色が判明していないのでドレが正解とは言えず、ひょっとすると更に度派手な体色である場合もあるでござる。 (笑)
商品は恐竜の口を開くと頭パーツ(ダイヤモンドメッキ・ヘルメット)がせり上がる連動ギミックを内蔵しており、パキケファロサウルスの特徴である頭突き攻撃を再現しているでござる。
恐竜の特徴を取り入れたアクションギミックは面白いのでござるが、やや地味でござるよな?
さて、ダイノトロンのロボットモードは別系統のカラーリングが変わった事により、ハードヘッドとは完全に差別化していたりするのでござるが・・・
本品のカラーリングは何処かでみたような・・・
そう! アレだ、某ドラゴ〇ボールの誰かさんでござる。 (笑)
う~む・・・ 百歩ゆずって元ネタであるハードヘッドの同名のハードヘッド(C-102、ハードヘッド、2300円)をイメージしたカラーリングで有る事にしておくでござるかな?
さて、本品は元々日本未販売商品である「ビーストウォーズ」版グリムロック(日本未販売)の金型を流用し、頭部パーツを変更した商品なので、腹部にはエナージョンチップ(シークレットエンブレム)を貼り付ける窪みが設けられているのでござるが、ダイノボッツはトリケラトプスの頭骨をデザインした専用のスパークエンブレムを使用しているのでござるが、本品は専用エナージョンチップが作られる事無く未装備なのでござる。
なお、ダイノトロンの性格設定は、現在の姿(テクノオーガニックビースト?)は気に入っておらず、無愛想で頑固な性格に加えて、ダイノボッツでは非協力的な戦士でござる。
が、メガトロンを倒す事には利害が一致しているようでござるな。
ふむ、なんとなくダイノボッツ専用エナージョンチップが無い事を正当化しているような設定でござるよな?
頑固な性格はハードヘッドと同じでござるが、体力(7.5)、知力(6.3)、速度(4.2)、耐久力(6.8)、地位(5.0)、勇気(8.6)、火力(7.1)、技能(8.5)と能力値は異なり、ハードヘッドよりもダイノトロンの方が賢いでござる。
まあ、下手に知恵が有るぶんダイノボッツ部隊に馴染めないのかもしれないでござるな。 (笑)
なお、尻尾に隠された武器パーツである回転シールドとスピニングブレードは、パッケージ裏に記された説明書では右手にスピニングブレードを保持し、左手に回転シールドでござるが、パッケージ写真では逆でござる?
海外販売品では毎度のNG写真だと思われるでござるが、何故に海外販売商品は間違った変形例でも公式パッケージに採用するのか謎でござるよな?
まあ、写真はプロのカメラマンが撮るでござるが、そのカメラマンが玩具の素人であれば説明書通りに変形できなかったりするのでそのままなのでござろうな?
パッケージは捨てるが前提の米国では、パッケージの資料性を重視しないのでござろう。
コレも日米の商品管理の違いでござる。
しかしまあ、パキケファロサウルスは呼びにくい名前もありイマイチ知名度がない恐竜なのが残念でござる・・・
拙者の知る限りでは、ストーリーに絡まないエピソードは多くあるものの、パキケファロサウルス属性が主人公の作品は無いのでござるよな?
何方か何か知らないでござるかな?
確かに似てますねw
主人公ロボ・アバレンオーの右腕に換装合体する爆竜。
もしくはフレイ(ry
そういえばバキケロナグルスも紫でしたねぇ。
子供のころ、このシリーズを知ってびっくりしたものです。多くの人に和製ビースト玩具の完成度を
知ってもらえるのはいいことだと思います。
ふ~む・・・ まだまだ勉強不足でござるな。
拙者は戦隊モノは集めていないでござるが、5大恐竜以外で主役級だったのは、イグアノドンの「ダイノソー」とフタバスズキリュウの「ドラえもん」が思い出されるでござる。
ちゅー事で、次回はメガトロンでござる!