身近な機械がロボットに変形する事は、変形ロボット玩具においては親近感を覚えるモノであり、何もトランスフォーマーに限った事ではないでござる。
そう! 起源こそハッキリしないが、人間が携帯できるサイズのメカニックがロボットと成る考えはロボット黎明期まで遡る事になるでござろうな?
ちゅー事で、今宵はモバイル機器がロボットに変形・合体を行なう、驚異の食玩、ケイタイチェンジャー(全4種、各300円)の紹介でござる!
本品は2009年にKabayaから販売された、半完成品のキット商品であり、4種類のモバイル機器がロボットモーに自動変形(一部)するギミックを備えており、4体合体による大型ロボットモードも完成できる、1個300円の食玩とは思えない遊び応えの有る商品でござる!
先ずは青い携帯電話より、人型ロボットに変形するコアセルダー(ケイタイチェンジャー ①、コアセルダー、300円)は往年のロボット・アニメの主人公合体ロボのコアロボットを思わせるデザインと、可動範囲の広さには驚かされる一品でござる。
無論! コアセルダーの名の如く、4体合体では核となる存在でござるな。
お次が金色の携帯電話より、鳥形ロボットに変形するモバイーグル(ケイタイチェンジャー ②、モバイーグル、300円)は、翼に自動変形ギミックを持つ商品でござる。
コチラのモバイーグルも鳥形合体ロボの王道である翼として合体するでござる。
3番目は、携帯ゲーム機より、狼型ロボットに変形するウルフギア(ケイタイチェンジャー ③、ウルフギア、300円)は実用機能はないものの、デザイン性は優れている一品でござるな。
ウルフギアも、動物型合体ロボの定番である脚部を担当し、左足に合体するでござる。
そして、最後がデジタルカメラより、象型ロボットに変形するエレファンショット(ケイタイチェンジャー ④、エレファンショット、300円)でござる。
自動変形機能が一番複雑(?)なのかもしれないが、唯一の組み換え式変形方法が残念な一品でござるな。
しかも、エレファンショットは象型合体ロボでは珍しい右足担当であり、イマイチ商品コンセプトが把握できないのでござるよな?
では、全種集めて合体でござる!
獣を越え、人を越え、神となる~
4体合体! ゴッドモバイルダー
見よ! 驚異の4体合体。
某獣戦機隊もビックリの、大胆なモバイル合体でござる! (笑)
所詮は1個300円の食玩でござるから、大した合体モードは期待していないでござるが、実にシンプルでありながら基本(?)を抑えたデザインには涙が出るでござるよな。
何時もながらKabayaのオリジナルロボのセンスの良さには感心するでござるよな。
そう! 程よいダサさとカッコよさはチープTOYの肝でござる。
故に、チープさ全開のシール表現の顔や大きく開いていない翼などは残念でござるが、余剰パーツを一切出さない設計には称賛したいでござるな。
まあ、合体により可動範囲が制限されてしまう事は仕方がないでござるが、4体1200円の合体ロボ玩具であれば、上等でござろう。
拙者的には、バンダイ製の食玩(ミニプラ)よりも、好きな商品であり、拙者が知る限りではモバイル4体合体ロボの玩具は、本品が初じゃないでござろうか?
惜しむらくは、1個300円の食玩であるために商品の耐久力などの問題はあるでござるが、本品のシール部分を塗装してやれば、より完成度が高くなるので、変形ロボット玩具が好きな御仁には御勧めの食玩でござる!
拙者的にはTVアニメなどの媒体に頼らないオリジナルロボであるチープTOY入門品として評価したいでござるな。
無論! 全国流通ができる商品展開を御願いしたいものでござる。
この変化球は・・・カバヤ天才ですよやっぱ・・・
ミスターグラブシ殿、版権がらみの食玩は再販が難しいでござるよ?
ココまでカッコエエならいじり倒すかなー
たしかに胸元が寂しいですねぇ…
でもカバヤは恐ろしい子。だから
王道の獅子じゃなくドラゴンとか付けたりしそうw
そして物足りない翼が強化されると
万々歳なんですがね‥‥
tagoal殿、拙者も単体ロボットのデザインを見た時はエルドラン風かと思ったものでござる。
なお、このてのチープTOYは再販時に追加合体要素が加わる場合があるので、胸部にライオンが合体する事を願いたいでござるな。 (笑)
好印象ですね、今回はダン○ーガ風ですが、
前回はゲッ○ーロボ型でしたし、更に昔には
ヒカ○アンっぽい物や、勇者系ロボ等悪く言えば
パチモンなのですが、新しい要素も含まれてますし、
ロボットアニメの少ない昨今の事情を考えますと、
こういった商品を発売して頂けるのは、
嬉しい限りです。