ごきげんようでござ!
さてさて今宵も恐竜ネタで、2010年に展開された「トランスフォーマー アニメイテッド」に登場するトリケラトプスに変形するオートボット砲撃戦士、スナール(TA-18、スナール、2415円)の登場でござる!
さて、「トランスフォーマー アニメイテッド」は映画「TRANSFORMERS」に関連させたアニメ化でござるが恐竜ロボット軍団チームダイノボットはシリーズ第1作「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー」に登場したダイノボット軍団をモトネタにしているでござる。
しかし・・・ 初代ダイノボットではトリケラトプスに変形するダイノボットはスラッグ(28、スラッグ、2300円)のはずなのに・・・
何故かステゴサウルス変形するスナール(29、スナール、2300円)の名前を引き継いでしまったようでござる?
一応、企画時はスラッグの名前だったようでござるが、商標上の関係でスラッグの名前が使えなかったと思うのでござるが、プテラノドンに変形するスワープ(TA-19.オートボットスワープ、2415円)もオートボットスナールの商品で販売されているのでオートボットスラッグ・・・ 否、ダイノボットスラッグの商品名で販売できなかったのでござるかな?
なお、2008年に海外で販売されたスナール(日本未販売)との違いは角などの軟質パーツの色合いや塗装がメタリック仕様に変更されたくらいでござる。
うむ、確かに商品はアニメの雰囲気を十分に再現した商品ではあるでござるが、いくら海外版もスナールとはいえ、日本版は改名できなかったのでござろうか?
拙者的には日米共通の名前が理想でござるが・・・ 「あの映画がアニメになった!」のキャッチコピーで改名されたバルクヘッド(TA-03、アイアンハイド、3780円)の例を考えればダイノボットスラッグも許されたと思うでござる。 (笑)
なお、「スナール」の名前の意味でござるが、動物が歯を剥き出して唸るしぐさだそうでござる? それゆえかステゴサウルスの他にタスマニアデビル(日本名、C-14、タスマニアキッド、750円)やライオン(BEAST MACHINES、スナール、日本未販売)、オオカミ(日本名、GC-14、ファングウルフ、2000円)などの名前に乱用されているでござる?
「スナール」の名前の共通性は外観に一切反映されていないので世代別ではイメージギャップが起こってしまうでござるよな。 (笑)
さて、本品は可動箇所が多く、トリケラトプスの口も開閉可能なのでござるが、イマイチポージングが決まると云うほど動けず、武器パーツであるサーマルクラブは収納・搭載できない欠点(?)があるでござる・・・ まあ、デラックスクラスの商品でござるからアクションギミック等を仕込むのが難しかったのでござるかな?
実は拙者・・・ 本品のロボットモーへの変形は立ち上がっただけの簡易なものだと思っていたので、優先順位を後回しにしていたのでござるが・・・
いや~騙された!
変形方法は過去のトリケラトプス系トランスフォーマーに習わず独自の変形方法をを採用しているでござる。
これだからトランスイフォーマーは面白いのでござるよな!
ロボットモードはアニメ作画の雰囲気を残して玩具的にアレンジされているでござるが、これなら玩具がアニメのイメージを壊したなどと云う事もないでござるよな!
否! 拙者的にはアニメよりも玩具の方がカッコイイと断言できるでござる。
ちゅーか・・・ 「トランスフォーマー アニメイテッド」にも作画にウルサイ御仁がいるのでござるかな? (笑)
まあ、確かに日本製作のOPは詐欺的な作画で文句も少ないでござるが、本編はマチマチでござるからな~ スナールが活躍したオートボット助け隊の第38話「ヴァーチャルリアリティーの罠」もシリーズ全体で見れば作画はイマイチな回だったでござる。
さて、本品は肩パーツにスイツチ操作で飛び出す炎のエフェクトパーツが仕込まれていたり可動指を供えた腕はサーマルクラブを保持可能な設計になっており、見た目以上に凝った設計だったりするでござる。
しかし、首輪(?)部分は仕方が無いにしろ、武器パーツであるサーマルクラブが未塗装なのがいけないでござる・・・
素材的に彩色不可能であれば仕方が無いでござるが、特徴ある武器が塗装されていないと第一印象での魅力が半減してしまうでござる。
拙者も武器パーツのお蔭で優先順位をグリムロック(TA-17、グリムロック、3780円)に譲ってしまった訳でござるから、タカラトミーの積めが甘いとしか言えないでござるな。
しかも、スナールの役職名が砲撃戦士ちゅーのが納得いかないでござる?
そう、火器系の武器を装備していないのに砲撃戦士はないでござるかな?
G1版スラッグの役職名である火炎戦士にするべきだったと思うでござる・・・ 因みにG1版スナールの役職は砂漠戦士で砲撃戦士の役職だったのがG1版スワープ(30、スワープ、1980円)だったでござる。 ・・・如何してこうなったのでござろう?
さて、アニメイテッド版スナールの設定は地球製の恐竜型ロボットが命を得た地球産のトランスフォーマーで、性格は単純乱暴で力自慢でござる。
しかも、アニメ本編では「スナール」としか喋れず、オートボット所属にはなっているが、敵に利用されることが多く役立たずなイメージが強いでござる。 もし、オプティマスプライム(TA-01、オプティマスプライム、3780円)がチームダイノボットを親身に手なずけていれば戦力として期待できたはずなのに残念というか無能というか・・・ もし、第4シーズンが製作されていたのであれば通常会話するくらいは賢くなっていたのでござるかな?
なお、スナールの能力値は体力(10)、知力(4)、速度(2)、耐久力(8)、地位(5)、勇気(8)、火力(10)、技能(5)で設定はされているのでござるが、劇中の扱いで地位(5)は高すぎると思うのでござるよな?
そう、第38話ではスクラッパー(未販売)のペット扱いだったり、何かと地球生まれのトランスフォーマーは頭が悪い劣等種のような感じで描かれているでござる?
人間側のキャラクターデザインには人種差別に考慮したキャラクターデザインで、如何にも米国作品らしいでござるが、トランスフォーマーではしっかりと差別しており、建前社会の日本アニメから比べると清清しいくらいの差別表現でござるよ! まあ、相手は架空のトランスフォーマーでござるから人権団体も文句は言えないでござるよな。 (笑)
まあ、拙者的にはスナールもスワープも通常会話できるようのしてほしかったでござるが、「トランスフォーマー マイクロン伝説」のマイクロンと同じく奴隷表現を和らげる為の演出でござるかな? ちゅーか、マイクロン伝説の場合は海外展開のマイクロンでは普通に会話しているし日本版の場合は声優のキャスティングを減らす目的もあるでござるから本音と建前は難しいものでござる。
なお、本品の場合は可動箇所が多いものの体系的にポーズは限定されてしまうでござるが、トリケラトプスの頭部を持ち上げたアタックモードを完成させる事ができるでござる。
デラックスクラス商品ゆえにボリューム不足でござるが、大きいだけのボイジャークラス版グリムロックよりも完成度は高いのではないかと思ってしまうのでござるよな?
そう、トランスフォーマーの場合は何故か不遇なキャラクターの場合、玩具の完成度が高く凝った作りに成っている商品が多かったりするのでござる?
知名度や人気キャラクターと違い玩具本来の魅力で勝負と云う設計思想なのでござろうか。
まあ、どちらにせよ拙者的には本品はチームダイノット商品で一番完成度が高い商品にメージが変わってしまった商品でもあるでござる。
勇者やエルドランを彷彿とするような
スナールはずんぐりむっくりの体系が可愛らしくてすきです^^
個人的に全部をデラックスクラスではなくグリムロックをボイジャーにしてるのが良い心遣いだと思ったりもしたり。
「スラッグゥゥゥ!!!」「トリケラドォォォン!!!」
やっぱポケモンみたく鳴き声として発声するには向かない名前だなぁ
さすりゅ~殿の説が一番説得力があるかもしれないでござるな!
足の変形はなかなか面白かったですが、胸の変形はなんか収まりが悪く感じました。アタックモード言われてもなー。
アニメイテッドの作画に文句言う方いるんでしょうか。多少乱れても分からん。
泣き声とか喋りに関してはなぜかダイガンダーの怪力門番を連想します。同じトリケラだしな。うん
次回は劇中イメージのまま商品化されたにもかかわらず悪い意味で騙された商品で更新するでござる!