ごきげんようでござる!
前回は「トランスフォーマー・ギャラクシーフォース」のニトロコンボイ(GC-10、ニトロコンボイ、2000円)を紹介したので、今宵は海外販売品の「CYBERTRON」版オーバーライドGTS(日本未販売)の紹介でござる。
本品は、ニトロコンボイの海外販売バージョンである、オーバーライドの成型色変更であり、正確にはオーバーライドのパワーアップした姿なのでござる。
シリーズ設定としてはTVアニメ最終回の後日談にあたる「CYBERTRON・PRIMUS UNLEASHED」であり、地球とセイバートロン星の技術でグレードアップしたトランスフォーマー達が外宇宙探索より帰還(探索中)する新シリーズであるが、商品の殆どは既存品の成型色変更品であり、多くは日本未販売商品でござる。
まあ、日本展開の「ギャラクシーフォース」の後日談であれば、スーパーニトロコンボイとかニトロコンボイGTSちゅー名前で販売されるところでござるが、本品は「CYBERTRON」版商品であり、オーバーライドなのでござる。
従って、彼女はニトロコンボイとは別人の完璧な女性なのでござる。 (笑)
成型色は白から明灰色に変更され、塗装パターンが大幅に変更され、より派手になったのだが・・・ 黒い部分も多くなり落ち着いたカラーリングだったりもするでござる。
しかも・・・ ライトカバーは赤く塗装されており、より蟹ちゅーか・・・ザリガニ風甲殻類ぽくなったでござるよ。 (笑)
サイバープラネットキー(日本名、フォースチップ)連動ギミックは変更がなく、スピードプラネット(惑星スピーディア)の金色仕様のサイバープラネットキが付属しており、裏側には日本版には無いパスワードがプリントされているでござる。
なお・・・ 説明書には記載されていないのでござるが、軟質素材のリアウィングは可動して立たせる事が可能なのでござる。
特に説明は無いのでござるが、折角なので設定上、彼女のスピード値は10+から、UNKNOWNに上がっている(?)で、このモードも垂直尾翼としての方向舵であると解釈させていただくでござる。
因みに、ニトロコンボイとオーバーライドのスペック値の設定は異なっているので、男女の体格差と見るほうが良いとおもうのでござるが、何故か日本版設定トランスフォーマーのスペック値の設定は高かったりするでござる?
そう・・・ オーバーライドGTSのスペック値はスピード以外ニトロコンボイより低いのでござるよ!
う~ん・・・ 「速いだけの女」でござるか? (笑)
変形ギミックには変更がなく、相変わらず接地性は改善されていないでござる。
しかし・・・ 塗装によるイメージチェンジは毎度の如く驚かされるでござるが、今回は黒と赤のコントラストがまるで、マスターガルバトロン様(GD-14、マスターガルバトロン、5200円)を彷彿とさせるものが有り男っぽいカラーリングでござる。 (笑)
まあ、確かにオーバーライド(↑写真はニトロコンボイ)の方が女性ぽいカラーリングでござるが、黒を多用したオーバーライドGTSは、お洒落で細くみえるのでござるよ。
男っぽいカラーリングの方が女性ぽく見えてしまうのは皮肉なものでござるな。 (笑)
そう・・・ 本品のパッケージイラストは妙に唇とか腰のクビレを強調して描かれており、女性らしいイラストに仕上がっているでござる。
なるほど・・・ 商品ギャップは大きいでござるが・・・ 彼女を擬人化するのであれば、胸板が厚いからといって、巨乳にするのは無しでござるな。
ドチラかと言えばセンタク板・・・ 貧乳が似合っていそうでござる。 (うん!)
彼女の主力武装である2連装ハンドブラスターは、背中に収納されており、サイバープラネットキーを差込んで銃身を展開するのでござるが、銃身は軟質パーツである為に歪んでしまっているでござる。
う~む・・・許せん! 米国人はフニャフニャの銃身が好みなのでござろうか?
好みと言えば・・・
ファイアーパターンの塗装も米国人は好きのようでござるな。 (笑)
コレは米国側の玩具担当者のシュミか、本当にファイアーパターンが国民的に好きなのか解らないでござるが、トランスフォーマー自信もファイアーパターンが好きという設定が存在するのでござろか?
まあ、どちらにしろ彼女は貴重な女性トランスフォーマーである事は間違いが無いでござる。
女性型トランスフォーマーの割合は、断然米国販売品の方が多いのは、男女平等の精神が有る為に女性型ロボットの存在は、それっぽぽく見えれば同じロボットデザインでも良い(?)のでござろうが、日本では女性型ロボットは、一昔前と違い・・・女性に見えなければ認めない風潮がある為に販売され難いのでござろうな。 (笑)
ここは米国の考え方に賛成でござる。 (笑)