ごきげんようでござる!
サイバトロンは自動車系トランスフォーマーのオートボットを主軸とする為に航空戦力が乏しいでござる!
今宵はサイバトロンの貴重な航空戦力であるサイバトロン戦士
パワーグライド(C-62、パワーグライド、500円)の紹介でござる!
本品は1985年に「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」商品として販売されたミニボットの1体で、1984年(日本販売は1985年)に販売されたミクロロボットCAR流用のミニボットと異なり完全新作商品でござる。
日本販売のパッケージは前期販売のブリスターパック仕様と後期販売のサック箱使用の2種が販売されており、後期販売分のみにキャラクターカードが付属するでござる。
商品自体は日本販売版も米国販売版も共通でござるが、2004年にトランスフォーマーコレクション(TFコレクション12、ミニボットチーム、3000円)として再販された商品はサイバトロンのエンブレムがシール処理で追加され、生産国の刻印がJAPANからCHINAに変更されており、使用されているネジが異なるでござる。
さて、本品のヴィークルモードは米国空軍の対地攻撃機A-10サンダーボルトⅡをモデルにデザインされたでござるが、流石に民間自警団あがりのサイバトロンで軍用機は不味いのか民間機ぽく赤色でござる。
なお、新造されたミニボットはハズブロ側の意向でバラエティにとんだヴィークルモードが選ばれたでござるが、変形の簡略化などの注文もあり、ミクロCAR転生ミニボットと比べると商品完成度が低いでござる。
特に本品は着陸脚には車輪も無い造形で完成度の低いトランスフォーマー商品の代表格とも言える商品でござる!
そう! 本品のロボットモードは体型のバランスが悪く、変形の簡略化(部品数の削減)で両足が繋がったままで足の形すらしていないのでござるよな・・・
う~む・・・ 日本人なら、とりあえず手足の形に拘り、一体化でも左右の足に分割線を入れるものでござるが・・・
「足なんて飾りです!」「大雑把な米国人にはソレっぽく見えれば足になるんです!」の理論で設計されているのでござるよな。 (笑)
しかし、今品の両腕の可動はミニボット最大の可動範囲を誇り、TVアニメでの活躍も多いミニボットでござるから人気は高いのでござるよな。
パワーグライドは、空を飛ぶのが好きで、アクロバット飛行を見せ付けたり、トラブルに首をつっこみたがる性格で、衝撃爆弾と高熱ビームで武装した戦士でござる。
能力値は、体力(3)、速度(7)、知力(8)、耐久力(7)、地位(5)、勇気(8)、火力(6)、技能(9)でござるな。
アニメではスタースクリーム(22、スタースクリーム、1980円)と同じく故・鈴置洋考氏が演じており、一人で対決を演じ分けたり、有名エピソードでは36話の「令嬢より愛をこめて」で、ハイテクノロジー工業の会長の娘、アストリアを助けたことで、彼女に恋をしてしまい「メカのハートがドキドキと・・・ 」等の名セリフを残しているのでござるが・・・
セイバートロン星には「一緒に(地球に)いきたいな」と言ってくれる恋人のムーンレーサー(未販売)がいるでござる。 TVアニメでは修羅場が描かれる事がなかったでござる。 (残念!)
しかしまあ、パワーグライドのデザインでござるが本来であればセスナのようなプロペレ民間機の方が合っていたのかもしれないでござるが、如何もA-10サンダーボルトⅡの特異なデザインは米国で人気があるようで正義陣営に選ばれた感じがするでござる?
そう、G.I.ジョーとかマシンロボなどでも商品化されており、トランスフォーマーでもA-10サンダーボルⅡをモトネタとする航空機に変形する商品も数多いでござる。
まあ、劇場版「TRANSFORMERS」や「ターミネーター4」にも登場しており、日本作品では「エリア88」などにも登場するので人気の有る機体なのでござろうな・・・ ゆえに2008年にユニバースでリメイクされた時にはミニボットにも関わらずウルトラサイズ(USAエディション、パワーグライド、4500円)で販売されたりするのでござるよな。 (笑)
それにしても彼とスタスクが同じ声優だったこと、そして彼らを演じた鈴置洋考さんがすでに亡くなられていたことには大変驚きました。今更ですが、ご冥福をお祈りします。
なることはないように感じますが、どうですか?
え~と・・・ 山殿でいいのでござるかな?
質問の通り、当時のミニボットは簡略変形と商品強度を求められていたので無茶をしなければ壊れにくい商品でござる。
お互い身元を調べるのも嫌でござるからお互いに気をつけるようにするでござる。