ごきげんようでござる!
世の中には販売単価の安い商品に、人気キャラクターのイラストや文字を貼り付けただけで原価の何十倍で販売するボロい商売もあるのでござる。
普通なら買わないような商品でさえ、会場限定販売とか限定何個・数量限定生産・レア仕様などなどの魔法の言葉で正当化して売ってしまう商品は如何なものかと思うのでござるが・・・
わかっていても騙されてしまうのは・・・ その場の雰囲気で買ってしまうお祭り効果は侮れないでござるよな。 (笑)
今宵は全く関係ないでござるが、2009年の「東京おもちゃショー2009」にて会場限定販売された劇場版「トランスフォーマー / リベンジ」仕様商品。
オプティマスプライム・リベンジエディション(限定、オプティマスプライムリベンジエディション、4000円)の紹介でござる!
本品は会場限定販売商品とは言っても、海外では普通に販売されていた商品に、ちと変更を加えただけの商品でござる。
まあ、商品自体も2007年に販売されたツインブラスターオプティマスプライム(MA-13、ツインブラスターオプティマスプライム、3675円)を、「トランスフォーマー / リベンジ」本編の序盤上海戦をイメージした夜間風の渋い成型色でござる。
普通に日本でも通常販売すれば、それなりに売れる商品なのでござるが・・・ 何故か限定販売扱いなのでござるよな?
まあ、日本では成型色変更品は売れないという実績を作ってしまい、しかも前作商品の流用ときたら、前作購入者が買うかどうかも怪しいでござるから消極的になるのも理解するでござる・・・
海外販売では夜戦風に見える暗い成型色と擦れたオートボットのエンブレムに加えて、上海戦をイメージした「上海将軍」と「大将」の漢字を車体にマーキングしているのでござるよな。
大将はオプティマスプライムの中国名でござるから、云わば御当地仕様と呼べる商品でござる。
中国販売は勿論の事、米国でも意味は解らずとも漢字マーキングがカッコイイと思っているらしくリーダークラス商品(RA-01、オプティマスプライム、7140円)との差別化には成功したようでござる。
本品はその、「上海将軍」と「大将」のマーキングが無い商品でござる!
日本では下手にマーキングがある商品よりも単色の方が好まれる傾向に有るので、日本向けなのかもしれないでござるが・・・ だったら通常販売でもOKだと思うのでござるよな?
しかし、本品の箱は海外仕様のまま日本語表記のシールを貼り付けた商品でござるから。
知らない一般人やトランスフォーマー初心者が「上海将軍」「大将」見たら事情をのみこめず疑問に思うはずでござる。
故に、日本語表記の説明書を封入するのでござるから、商品設定なども日本で説明したカードを付属させればいいものを海外と同じ雰囲気を共通するなどと云うタテマエでパッケージは手抜きするのでござるよな~
日本語表記のシールを態々印刷して貼りつけるのであれば、日本語表記のパッケージを新たに製作するほうが手間が掛からないはずでござるが・・・ 何故に回りくどい事をするのでござろうか?
同じ限定販売扱いであれば海外版と同じでも問題ないと思うのでござるよ?
う~む・・・ 商品説明を省く為に限定販売に踏み切ったような感じがするのでござるが・・・
まあ、イベント限定販売でござるから無駄なバリエーションを増やしたかったのでござろうな。 (笑)
しかしまあ、イベント限定販売品とはいえ、リベンジ商品のボイジャークラスの販売価格が3990円でござるから、本品の販売価格4000円は随分と良心的なイベント限定価格でござる。 (笑)
無論、商品ギミックはMA-13版と同じでござるから、立体映像の運転手フィギュアがドアを開けると消える連動ギミックも健在でござる。
更に玩具オリジナルのアタックモードに変型が可能で、転がし走行とミサイルをスプリング式で手動発射するでござる。
しかしまあ、本品の商品サイズを考えれば新造のコンテナを牽引するトレーラー仕様にして販売する方が有効だと思うのでござるよな?
まあ、販売価格はリーダークラス並になるでござろうが、リーダークラスの商品価格帯でも商売できるのでござるから、新規ファンや従来ファンなどでも成型色変更品よりは購入動機が高くなると思うでござる。
ロボットモードはスマートでMA-01版(MA-01、オプティマスプライム、6825円)やRA-01版とは異なる魅力が有る商品で、商品サイズと販売価格の手軽さから数多くのバリエーション商品が販売されているでござる。
拙者が知るだけでも、日本販売されたツインブラスター・オプティマスプライムに始まり、米国店舗限定販売品ロボビジョン・オプティマスプライム(日本未販売)、オールスパークパワー仕様のファーストストライク・オプティマスプライム(日本未販売)、スクリーンバトルズ仕様の「フリーウェイブロウル」(日本未販売)、バトルダメージ塗装の単品販売(アジア圏販売・日本未販売)とセット品(オプティマスプライム&アーシー&スタークリーム、日本未販売)や、オプティマスプライム&バンブルビーの通常版(?)セット販売品(日本未販売)などのバリエーションが存在し、これからもイロイロと販売されそうでござる・・・
まあ、販売価格4000円が手ごろかどうか人にもよるでござるが、商品ボリュームを考えれば4000円でオツリが帰ってくれば妥当でござるかな?
しかし、拙者的には箱は小型化して3500円が希望でござるよな。 (笑)
如何も販売価格帯と商品サイズを合わせるための共通サイズの箱ではヴィークルモードで収納されるオートボット陣営は箱がスカスカになるので余剰スペースが勿体無いちゅーか購入意欲が落ちるのでござるよな?
我ながらギッチリと詰まっていないと損だと思う貧乏性なのでござるよ。 (笑)
なお、本品はイベント限定販売商品でござるが、昨今では海外版も入手しやすい事も有り有り難くないような場違い商品で、本品に対するファンの意見もバラバラでござる。
海外版未入手の拙者でさえ、「上海将軍」や「大将」のマーキングが有るのであれば有る方を支持したいのでござるよ。 (笑)
そう! キャラクター名を貼付して販売価格が上がったのであれば付加価値のボッタクリで済まされるのでござるが、本品はキャラクター名が無くて販売価格が10円高いのでござるから納得しかねるのでござるよ?
本品は商品的付加価値でみればホント海外版と少々異なるだけのコレクター向けな価値しかないのでござるよな。
その為か、本品はイベント終了後にイベント参加できない地方人向け(?)にe-HOBBY通販により少数(?)が抽選販売されたのでござるが、クジ運が悪い拙者でさえ購入できたのでござるよな。 (笑)
そう! 前々回と3連敗な拙者でさえ当るのでござるからよほど競争率が低かったのでござろうな?
(ほぼ今期リーダークラスのスケールダウン版といったつくり)
http://redalert.bbs.coocan.jp/?m=image&image=10_769.jpg
でも見て触れるとスマートでカッコイイ・・・07年の時も評価が高かった、海外でもバリエーション販売されるのが分かります。
6月発売のジェットパーツ付が気になっている自分・・
なかなか捨てがたい出来だし
箱ですけど私ももう少し小さくして欲しいと思いますね。
海外は無駄にでかいせいか余りスペースが多くて困ります。
キュウ殿、とりあえず拙者はボイジャークラス商品の余剰スペースにマイクロンやEZコレクションなどを収納しているでござる。 (笑)