ごきげんようでござる!
久しぶりに早川玩具からチエンジロボ・シリーズが販売されたでござる。
今宵は念願の自動車系チエンジロボで・・・
チェンジカーロボ・道神(全2種、オープン価格?)の紹介でござる!
本品の販売時は特定しにくいでござるが、おそらく2009年10月ごろから2010年1月くらいの間に販売されたと思われる商品で電子ギミック内蔵(ボタン電池×3付き)の変型ロボでござる。
商品は同一金型による赤色と白色の成型色を反転させた2種類が販売されており、パッケージ写真には白色タイプが使用されているでござる。
なお、拙者は赤色タイプを購入したでござるが、ドチラも個別の名称が付けられておらず、道神のままでござる。
しかし商品は流石「チープTOY界のバイナルテック」と異名をとるチェンジロボ・シリーズだけあり一見ヴィークルモード(本品では、くるま表記)の完成度は高そうでござるが、コレも原油高騰の煽りを受けたのか、電子ギミックを内蔵した為か分からないがクリアパーツは使用されておらず、ライトやマーキング(デザインは白色タイプと同じ反転カラー)はプリント処理で部品数も減らされている(?)ような気がするのでござるよな?
そう! 本品に付属する武器パーツは縦並びの薄型2連装火器のようなデザインでヴィークルモードでは余剰パーツとなるのでござるが、デザイン的に見て武器パーツは車体裏に取り付ける排気管のようでござる。
う~む・・・ 設計ミスか接続穴を掘り忘れたのでござろうか?
なお、くるま→ロボットへの変型は車体外装を外す一部組替え式を採用しており、部品数を減らすと云うか・・・ 簡略化しているでござる。
しかしロボットモードはチェンジロボらしからぬ良好な体型なのでござるが・・・
何故に、くるまのリアパーツを大腿部に接続しちゃうのでござるかな~
御蔭で股間部に採用したボールジョインが無意味と化し、背中に取り付けたルーフパーツが邪魔で、可動する膝も曲がらないのでござるよな・・・
チェンジロボでは異色のデザインだと思っていたら、何時もどおりの設計ミスとパーツ配置のセンスの悪さは健在だったので安心したでござる。 (笑)
しかも、一番驚いた顔のデザインも何時もの角の無いガンダム風ではなく、勇者ロボっぽいでござるが・・・ 後頭部はカンダム風なのでござるよな。
更に本品搭載の電子ギミックはクリアパーツではない胸部ごしに点滅し、謎の電子音と攻撃音が長めに再生されるでござる。
まあ、発行ギミックを優先した場合は赤いボディの白色タイプより白いボディの赤色タイプの方が目立つでござるよな。
なお、大腿部に取り付けたリアパーツは片方外すか、全部外すかすれば足の可動範囲は広がるでござる。
まあ、この外装パーツの配置は明かな設計ミスで、左手に装備したフロントパーツとリアパーツは背中に取り付けて、ルーフパーツを左手に保持できる方がいろんな意味で良くなるはずでござる・・・ ちゅーか・・・ コレは確信犯で、チェンジロボの設計者のセンスは常人(?)と異なるのでござろうな?
なお、本品の背中に装着したルーフパーツは上下逆にも取り付け可能なのでござるが、文字の向きや脚部の可動を考えるとコチラの方が合うのかもしれないでござる。
まあ、何時もながら早川玩具のチェンジロボのセンスには驚かされるでござるが、100%の完成度ではない商品の魅力がある事は確かでござるな。
拙者は赤色タイプのみ購入したでござるが、次回売れ残りが有れば白色タイプの道神も購入したいでござる。
そういえば、どうも今回生産してるメーカーが違うと聞きました。センスのブッ飛び方は同じですが。
眼の塗装はどれもこんな虚ろなんでしょうかね?
僕の確認した限りは全部虚ろでしたが・・・
キュウ殿、たろ殿、早川玩具のチェンジロボの魅力は変型前と変型後のギャップでござる。
ほら、トップを走るメーカーの商品は常に完成度を求められ、小さなミスも欠点として大きく叩かれるでござるが、弱小メーカーの場合は期待していないので完成度が低くとも、1~2箇所良いところがあると「がんばったね!」とエールを送りたくなるのでござるよな。 (笑)
まあ、今回の道神の設計は、ようやくTFカーロボット並に進歩した商品でござろう。