ごきげんようでござる!
「超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム」の第1話をDVD販売に先駆けて公式配信で観てみたでござるが・・・
いや~ 話には聞いていたでござるが、出落ちというか・・・ サプライズ演出というか・・・
オイオイと言うのが正直な気持ちでござるよな・・・
今宵は折角、新規金型による玩具も販売されたのに、販売促進アニメにもなっていない第1話冒頭部分だけ活躍(?)した、マッスルカーに変形するオートボット戦闘員、クリフジャンパー(AM-03、クリフジャンパー、2100円)の紹介でござる!
本品は2012年3月に販売されたアームズマイクロン対応のデラックスクラス商品で、先に販売されたファーストエディション版(ファーストエディション004、クリフジャンパー、2940円)とは変形方法などが異なり若干小さめに作られているでござる。
なお、日本販売版は販売価格を抑えるために塗装工程を簡略化し、組み立て式のアームズマイクロン(M-03、シエル)が付属するでござる。
日本版は販売価格を抑えるために塗装箇所を減らして付属のシールを貼って完成させる商品でござるが、本品の場合はフロントライト部分は塗装されていたりするでござるが、シールが用意されていたりするでござる。
拙者はフロントライト部分のシールを貼らなかったでござるが、それよりも後部のブレーキランプ部分をシールで再現するべきだったと思うので、シールの選択を間違っているでござる・・・
まあ、本品のヴィークルモードはシールを貼らなくとも見栄えが悪くないでござるが、やはり販売価格を下げる為の努力とはいえ、本品くらいのデザインだと普通に塗装して販売しても2300円くらいまでなら文句がないと思うでござるよ。 (笑)
そして、日本版だけの特典であるアームズマイクロンのシエルでござる!
本品も販売価格を抑えるために未組み立て状態で封入されており、シールを貼って完成させるのでござるが・・・
やはり、顔くらいは塗装してほしかったでござるよな・・・
なお、シエルの設定はクリフジャンパーの武器である三連カノンに地球のエネルゴン(?)が宿りアームズマイクロンに進化した姿で、日本限定の玩具設定でござる。
シエルのウェポンモードは三連カノンに変形し、能力設定はHP(100)、SP(100)、AP(500)で設定され、エネルゴンクリスタルはAPのファストでござる。
劇中でも表現された三連カノンはファーストエディション版同様両腕に仕込まれており、ヴィークルモードでは使えなかった武器でござるが、本品では仕様可能であり、一基に減ったでござるが、大口径三連カノンとなり、ボリューム的には増えたでござるかな。
まあ、海外版は武器パーツが違うので、本来の劇中再現という意味ではファーストエディション版が一番でござるかな。
ロボットモードはファーストエディション版とほぼ同じようなデザインでござるが、変形方法が簡易化され部位の固定位置が全く異なっている面白い設計でござる。
そう、ファーストエディション版の変形は少々難しかったでござるが、本品では連動変形ギミックを採用したりする事で変形の簡略化を進めて初心者にも優しい設計に成った事は評価したいのでござるが・・・
やはり、シール表現は中途半端であり、塗装が施されている海外版の方が完成度は高いでござるよな・・・
しかしまあ、拙者としては日本販売のファーストエディション版クリフジャンパーの方が好きでござるが、チビマッチョのイメージではAM-03番も悪くないでぎざる。
ただ・・・
折角、初心者にも優しい新設計の商品なのに、販売と同時に追悼アイテムになっちゃうのは如何なものでござろうか?
そう、「トランスフォーマー プライム」で初めてトランスフォーマーを体感する御仁にとって、カッコイイ赤色のロボットが活躍する前に死んじゃったりしたら、何のために本品が販売されたのか疑問でござるし、間違って最初に買ったトランスフォーマー玩具が本品で、活躍をきたいしていたら一話の冒頭で退場なんて、変なトラウマに成りそうでござるよな?
プライム版クリフジャンパーの能力値は体力(8)、知力(5)、速度(6)、耐久力(6)、地位(4)、勇気(8)、火力(7)、技能(5)で設定されており、性格はオートボットの中でも血の気のおい戦士でござる・・・
歴代クリフジャンパーのキャラクター性を知っていれば、今回のエピソードは分からなくもない展開でござるが、流石に一話で展開するネタではないでござるよな・・・ (笑)
もっと話数を稼いで殺しちゃう方が印象深いはずなのに、コレでは使い捨てゲストキャラクターより酷いネタ要員でござるよ。
普通は一人のレギュラーキャラクターを退場させる場合は見せ場を積み上げるものでござるが、昨今では事前情報で主要キャラであることを知らせておいて初期話数で殺してしまうサプライズ演出が増えてきている訳で・・・ ファーストエディションを販売してレギュラー化をイメージさせたプライム版クリフジャンパーは、まさにソレなのでござるが・・・
玩具販売を目的としたアニメで行うべき演出じゃないでござるよな?
まあ、「トランスフォーマー プライム」の視聴者対象年齢は「トランスフォーマー アニメイテッド」よりも高く設定しており、いわゆるキッズアニメではないでござるが・・・
拙者的に、登場人物を殺している作品がキッズアニメではないという区分が嫌でござるし、視聴者対象年齢が高いからと言って、登場人物をバンバン殺しちゃう演出は勘弁してほしいのでござるよな。
クリフジャンパーを犬死で終わらせないように、せめて玩具のアームズマイクロン対応ギミックを遊び倒して悔いが残らない活躍をさせてあげたいものでござるよな・・・
しかし・・・
劇中描写のないパートナーのシエルって、設定的に如何なるのでござろうか?
玩具設定を「アームズマイクロン劇場」で補完されていたりするのでござろうか?
気になる続きはDVDの販売を待つばかりでござる・・・
なんか、ファースト版のクリフより、AM版のクリフのほうがカラーリングが良いですね。一方、シルエット的にはファースト版のほうがよかったり。どちらにせよ、従来のような“バンブルビーの色代え”になってないことは、評価できます。
ネタバレになるかもしれませんが、今月には「クリフの無念を晴らせ!」みたいなエピソードも放送されるようで。そこで再び出番がある?でしょう。
俺は、その皺寄せでパートナーが死ぬことを…強いられているんだ!(集中線)」
最早このネタも使い古された感があるなぁ…
しかし1話で死ぬのに妙に玩具は多いってのは
優遇されてるのかされてないのか…
あと、海外BDのおまけにクリフとアーシーがメインで活躍するコミックが付いてきます。
出番の少なさに反して 製作側、TFファンの両方から
「もっと活躍してもらいたかった。」
と言った具合に悔やまれ、愛されているキャラだと思いますよ。
正直子供時間に大人向けですと少々前時代のエウレカセブンが思い浮かびました。
変にオシャレしてるわ、難しい会話バリバリしてるわ・・・
地味にシール貼る箇所多いし・・・。
ラチェットなんか箱裏のシール貼る前の見本みたら軽く心が折れそうになりました・・・。
個人的にAM版とRID版のクリフはどちらが好きかと聞かれたら、前者だと答えますね。
理由は武器。
はっきし言ってRID版の武器は意味不明すぎるし、AMはプラモだけど自由に塗装できるのがとても好きですw
死んじゃったおかげで人気が出た某魔法少女もいるでござるが、彼女の場合は商品化の前提がなかったからでござるが、クリフジャンパーは商品化前提でござるから微妙な立場でござるよな?
ヌエベ殿、一番悪いのは映画「TRANSFORMERS」効果の名前にすり寄ってきた電通の横槍だと思うでござるよ! (笑)
ラウル殿、拙者も本日ジェットビーコンを入手してきたでござるが、やはりクリフジャンパーやテラ^コンクリフジャンパーは何処に行っても売れ残っているでござるよな?
間ボウト殿、ゲストキャラクタ^ではなく、主要キャラクターがいきなり死んじゃうサプライズ演出の驚きは話題になるでござるが、商品化前庭の場合は失敗する方が多いと思うでござるよな?
商品化されない有難味もあるので、安易なキャラクター描写で死んでしまっては犬死でござるよ。