時は1999年。
突然、宇宙から地球に飛来してきた悪の超生命体「ダークマスター」軍団。
彼らの目的は目の前にある物全てを本能のままに破壊することだ。 そして子供達の「エナジー」を吸収することでパワーアップする。 その為に「ダークマスター」は今日も何処かで子供達を狙っている!
しかし、「ダークマスター」の野望を打ち砕く為に宇宙から追跡してきた者達がいた!
その名は、「ブンボーガー」!
正義の超生命体「ブンボーガー」も「ダークマスター」と同じく実体を持たない超生命体なので、子供達の身の回りに有る物=文房具に乗り移り、子供達を「ダークマスター」の魔の手かえあ守るために日夜戦い続けるのだ!
ちゅー事で、今宵は1999年にバンダイより販売された食玩の、ブンボーガー’99(全5種、各300円)の紹介でござる。
ブンボーガーは、実用可能な文房具に変型するロボットで、ラムネ付きの組み立て式キットとして販売された商品でござる。
無論、TVアニメ等は存在せず、食玩オリジナル商品で設定・物語は付属のブックレット(漫画)に記載されているでござる。
先ずはボールペンにボーグチェンジ(変型)する、ボールスター(BG-001、ボールスター、300円)の紹介でござる。
本品のステーショナルモード(文房具)は、少々太めでござるが、黒色ボールペンとして使用可能でござる。
ステーショナルモードからアタックモード(ロボット)への変型は、一部組み換えによりボールペンユニットを背中に背負うでござる。
この、ボールスターこそ「ブンボーガー」のリーダーで、熱き心を理性でコントロールし、的確な指示と、「ハイパーモード」の発動による戦いを得意としているようでござる。
なお、背中のボールペンユニットはレーザー砲らしく、「ハイパーモード」での必殺技「ライトニングレーザー」にて、どんな固い物質でも破壊するそうでござる。
お次が、消しゴムにボーグチェンジする、ケシスター(BG-002、ケシスター、300円)でござる。
まあ、消しゴムと言うよりも消しゴムケースと呼ぶ方が正しいのかもしれないでござる?
アタックモードは、消しゴムなだけに、見事なヌリカベ体型で、コチラも背中に消しゴムユニットを背負うでござる。
ケシスターは陽気でおしゃべり好きな「ブンボーガー」のサブリーダーで背中のイレーザーパックから発射される「イレイザーフォトン」は物(敵)を別次元に飛ばす必殺技でござる。
なお、ケシスターは、ブンボーガー唯一の手持ち武器を保有しているでござる。
この、アックス風の武器には名称は無いでござる。 武器はステーショナルモードでは裏側に取り付け可能で、どうやらコノ武器のデザインは、斧の様にも見えるでござるが、クリップ(?)のようでござる。 ・・・しかし、小さいので紙は挟み辛いので実用には不向きでござる。
なお、拙者は、資料性を重視する為に本品は塗装せず、そのまま組み立ててシールを貼ったモノでござるが、頭部(顔)くらいは塗装しても良かったでござるかな?
さてさて、このブンボーガー’99は敵である「ダークマスター」は商品化されておらず、第二弾である商品化アンケートや、新ブンボーガーの募集なども行なわれていたようでござるが・・・
2008年の未だに第二弾が販売されていないでござる。
文具トイって当たらないのかな。