ぼんじゅ~るでござる!
「超ロボット生命体 トランスフォーマープライム」の日本展開では、ビーストウォーズ並みの吹き替えを期待していた訳でござるが・・・
いざ、始まってみるとオートボット陣営の会話は随分と抑えられた演出でござる?
まあ、本編でクリフジャンパー(AM-03、クリフジャンパー、2100円)がいきなり死んだり、バンブルビー(AM-02、バンブルビー、2100円)が喋れなかったりと、トーク担当キャラ二人が潰されてしまっては、流石に軽い会話ができないでござるから、空気を読んで控えめになったのでござろうな?
ちゅー事で、今宵は「トランスフォーマープライム」よりEZコレクション版のオートボット情報員、バンブルビー(EZ-04、バンブルビー、525円)の登場でござる!
本品は2012年3月にEZコレクションとして販売された商品でござるが、海外ではサイバーバース扱いの商品だったりするでござる。
基本的に日本版の海外版も同じ金型を使用した商品であり、パッケージのみ異なるようでござる?
なお、本品には武器パーツが付属するものの、製造コスト削減の為か、車体後部の塗装が行われていないでござる?
パッケージにはロボットモードで収納されているので、見えないところで手を抜いた残念な商品でござる・・・
しかしまあ、低価格商品にて、武器パーツを優先するか、塗装を優先するかでいえば、購買層を低年齢(5歳以上)に限定した場合は武器パーツなのでござろうな?
そんな訳で付属の武器は1個でござるが、車体の3か所に取り付けは可能でござる。
ロボットモードの変形は簡易ながら、前輪の収納や足首の折り畳みなど小型商品にしては凝った設計でござる。
無論、簡易変形で胸部や肩などはアレンジされているでござるが、十分にバンブルビーのイメージを再現しているので、許容範囲でござるな。 (笑)
なお、商品は首・肘・膝が動かないのが残念でござるが、付属武器パーツのおかげで見栄えが良くなっているでござる。
何だかんだ言っても、武器パーツ付属は有難いモノでござる。
とりあえず廉価版のEZコレクション商品なれど、トランスフォーマープライム商品で押さえておくべき1点な商品だったりするでござるな。
しかしまあ、トランスフォーマープライム番組本編におけるバンブルの描写は喋れない事もあり、悪目立ちしないでござるよな?
劇場版のイメージを引き継ごうとするイメージ戦略は、分からないでもないでござるが・・・
本来のイメージで作品中のコメディリリーフに成ってもらわないといけないような気がするので、拙者的には喋れない演出は失敗だったと思うでござる?
特に、子供番組で主人公がロボットに乗る状況になるのであれば、子供一人に危ない真似をさせる以前に保護者であり友人であり師匠であるように、ロボットに喋らせる必要があると思うのでござるよ?
完成された主人公のパートナーであれば無言の機械でも良いでござるが、発展途上の主人公たちには助言を与えてくれる存在にすべきなので、共に戦うのであれば喋らせる方が感情移入できると思うのでござるよな?
やはり、ロボとの別れに主人公が泣いてくれる作品の方が良いと思うのでござるよ。
トランスフォーマープライムにソレを求められるか分からないでござるが、次回のタカラトミー作品にはソレを期待したいのでござるよな! (笑)
(ちなみに口調はG1バンブルばりの毒舌でした。)
ただ、プライムのバンブルビーは喋らない分表情が非常に豊かなんですよね。
しかし、まさかビークルモードの後ろ半分が無塗装とは驚きました。
一作目だって、政宗一成氏のナレーションも絶叫要員・パーセプターも日本版独特の演出ですし(まさか、「初代は良くて他はダメ」じゃあるまいな?)。
現在は、シリアスとギャグが両立していると思います。
平和を守り 悪を撃つ
記事タイトルはかのグレートマジンガーのOPテーマみたいですね
原語版からバンブルビーが喋れないと成り立たない話がいくつかあるので設定を無視して喋らせる訳にもいかんかったんでしょうな
しっかしこういう元から塗装の少ない玩具にこそ色を増やすシールが必要だと思うんですがね
ノーズ殿、拙者もシリアスとギャグの組み合わせは大事だと思うでござるし、それが日本のトランスフォーマーだと思うのでござるよ!
さすりゅ~殿、しゃべれないパートナーと心を通わせるというネタも有りでござるが、トランスフィーマーは喋れるのでござるから、ガンガン会話してもらいたいのでござるよな。 (笑)
個人的に日本語版はディセプティコン側が結構はっちゃけてる反面、オートボット側は大体まじめな印象が強いです。(もっともWEB予告だとオートボット側もかなりはっちゃけていますが・・・。)