ごきげんようでござる!
拙者はイケメン主人公が嫌いちゅーか、あからさまに「色男で文武両道しかも金持ち!」な完璧超人系のキャラクターは好みに合わず、脇役好みになってしまうでござるが・・・
渋いオヤジ系ならいざ知らず、本当にコレでいいのかちゅーゲテモノまで好みに入ってしまう事もあるでござる。 (笑)
今宵は劇場版「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」より、サイバーバース版の武装車両に変形するオートボット・遊撃部隊(レッカーズ)所属戦士、レッドフット(CV-17、レッドフット、714円)の紹介でござる!
本品は2011年8月にサイバーバースのリージョンクラス商品(シリーズ1.007)として販売され、日本では海外パッケージに日本語表記シールを貼り付け、メックテックウォーズ対応カードが1枚セットされているでござる。
レッドフットは映画「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン)本編登場キャラクターでござるが、サイバーバース版が先に販売されたキャラクターでもあるでござる。
本品のヴィークルモードはシボレー・インパラ(2006年モデル?)をベースに改造された武装車両でござるが、米国のストックカーレース仕様をモデルにした為かNASCARの承認シールがパッケージに貼られていたりするでござる。
・・・う~む・・・実車が存在するのでござるか?
商品は武装パーツが一体化されている為に安っぽい感じはするものの雰囲気は好いでござるよな。
日本人的にはウケは悪そうでござるが、米国人感覚では非日常の世紀末でぶっ壊しレースな武装車両は好みなのでござろうな。
日本販売でのデラックスサイズが後回しになったのも分るような気がするでござるよ・・・
そう、ロボットモードは人間的キャラクター性を取り入れたとはいえ、ハゲでメタボリックなヒゲズラの完全なアメリカンオヤジでござる!
日本人に一般受けするのは難しいロボットモードでござるよな。 (笑)
本品は簡易変形である為に、ロボットモーのデザインもアレンジされているでござるが、特徴あるメタボ体形とハゲ・ヒゲ・サングラス(?)の雰囲気はバッチリでござる。
拙者も彼を映画本編で観たときにはヤバイと思ったものでござるが、おいしい役どころと歩くたびに揺れる腹と存在感のおかげで、他のレッカーズを完全に食ってしまったでござる。 (笑)
なお、レッドフットの能力値は体力(6)、知力(4)、速度(9)、耐久力(7)、地位(5)、勇気(8)、火力(8)、技能(5)で設定されており、俊足が自慢で武器作りの腕は超一流! サイバトロン星では天才武器デザイナーと称されていたそうでござる?
しかしまあ、ヴィークルモードを見て俊足だというのは分るでござるが・・・
ロボットモードでは俊足どころか走るのが苦手なキャラクターに見えてしまうでござるな。 (笑)
商品は可動箇所が少なく専用武器が付属しないのが痛いところでござるよな。
まあ、G1時代のレッカーズはイメージが随分とちがうようでござるが、映画的な解釈では彼らは、根は良い技術者達なのでござるが、人間社会のルールを守れない自己本位な技術者武装集団だそうでござる?
言うなれば、スクラップを集めて違法改造したり、アホな一発ネタを安全性・耐久性度外視に作ってしまう技術者系アーティストちゅーところでござるかな?
外観的にも如何にも愛すべきアメリカン馬鹿技術者(褒め言葉)でござるよ。
しかしまあ、人間的特徴をデザインに取り入れたとはいえ、ハゲ頭ばかり3体も登場する本作のデザインは如何なっているのでござろう?
セクシーで巨乳のねーちゃん型トランスフォーマーが女性蔑視に当たるそうなのに、ハゲでメタボなオヤジは許されるのかと思うと不思議でしょうがないでござるよ・・・ (笑)
なお、今月にはヒューマンアライアンス版のレッドフット(DA-30、DA-30、レッドフット&デトゥア軍曹、6300円)も販売されるようでござるが、拙者的にはサイバーバース版商品の方が好みでござるかな?
さすりゅ~殿、今回のデザインは人型に拘らないリベンジデザインを完全否定したデザインでござる。 (笑)
やはり、玩具売り上げ的には人型の方が売れるのかもしれないでござるな?
ヌエベ殿、拙者は「タイガーバズーガじゃ!」の溝口がお気に入りでござる。 (笑)
ドクター殿、レッドフットの場合は最も擬人化しやすいトランスフォーマーだと思うでござるよ! (笑)
自分は、むしろ文武両道な主人公は好きですね。
戦いの結果よりも、「どういう方法で相手を倒すのか?」というのが楽しみです。
同じ勝ちでも、完勝かまぐれかで印象が違いますけど、周りはそんなことを思ってないのがねぇ。
でも、最近は「あまりいいところが無いくせに、ラッキースケベ」という情けない主人公が流行なのが個人的にツライです。
これもそう思ってるのは自分だけですね。