ごきげんようでござる!
2011年度展開の劇場版「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」では廉価版のレジェンドクラス商品(EZコレクション)は見直され、サイバーバース商品へと以降したおかげでEZコレクションの海外展開は行われなかったでござるが、日本では現役でTFクロニクル・EZコレクション01(全8種、各525円)に加えて食玩扱いでタカラトミーアーツより、EZコレクションリアル(全6種カラー:各2タイプ、各525円)が販売された訳でござるが、劇場版商品の新作は一つもなく再販ですませており、新規ファンには有り難い商品かもしれないでござるが・・・ 従来のファンから見ればまたか・・・ と、嘆きつつも買ってしまうのはコレクターの悲しい性でござるよな。 (笑)
ちゅー事で、今宵はEZコレクションリアル版ラチェット・リアルカラーVer.(EZコレクションリアル、③、ラチェット、525円)を紹介してみるでござる。
本品は2011年7月にチューインガム付き食玩として販売された訳でござるが、①~⑥までの種類は選べるものの、中身はリアルカラーVer.とメタリックカラーVer.が用意されており色まで選べない箱になっているでござる。
しかも、1BOX(6個入り)を購入しても12色全て揃わないというコレクター泣かせな商品でござる・・・
拙者が1個のみ購入したリアルカラーVer.であり、所謂通常版商品でござるが、2007年に販売されたEZコレクション版ラチェット(すばる堂EZコレクション ⑤、ラチェット、525円)版とは成型色が異なるでござる。
まあ、同じカラーでダブらなかったのは嬉しいでござるが、カラリーングは「ダークサイド・ムーン」仕様にしてほしかったでござる・・・ (笑)
そう、本品は2007年に海外でレジェンズクラス商品として販売(日本では、すばる堂より食玩扱いで販売)された後、2008年にレスキューラチェット(オールスパークバトル2パック、レスキューラチェットVSディセプティコンブロウル、日本未販売)として販売され、2009年にはEZコレクション(EZ-07、デザートラッカーラチェット、525円)として成型色が変更され、更に2010年には海外ショップ限定品の汚し塗装のオートボットラチェット(デザート・ディメション、日本未販売)がセット販売されていたりするでござる。
2011年度販売ではリアルカラーVer.とメタリッカラーVer.が販売された訳でござるが、差別化を図る為にも塗装部分を強化して欲しかったでござる。
そう、拙者的にはEZコレクション版ラチェットの大胆な変形方法は好きなのでござるが、無駄にバリエーションを増やされるのもチト辛いでござるよな。 (笑)
まあ、本品は何だかんだで毎年販売されている商品であり、海外では流石にサブキャラクターで同じ物ばかりでは売れないと判断したのかカラーリングを一新したのに、日本販売ではそのままで、しかも「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」ぽいパッケージでござるが、実は便乗商品な上に販売価格に見合うスカスカの箱だというオチまで付けてしまった悪質な商品でもあるでござる。
確かに玩具売り場で買える手軽さと、中身が選べる初心者には優しい商品でござるが、ファンからしみ見れば不満の多いキャラクター選抜とコレクター心理を付いた怖い商品なのでござるよ。 (笑)
そして、2011年度にサイバーバース・リージョンクラス商品(シリーズ1、008)として完全新設計で販売されたのが、サイバーバース版オートボット軍医、ラチェット(CV-16、ラチェツト、714円)でござる。
日本販売版は海外パッケージに日本語表記シールを貼り、日本語の説明書とメックテックウォーズ対応カードを1枚封入した商品でござる。
EZコレクション版と比べると造形が細かくなっているのでござるが、塗装箇所が省略されているのでチープ感は隠せないでござる。
そう、フロントグリルヤバンパーなどは実車のハマーH2に似ているのでござるが、塗り分けが出来ていない部分が残念なのでござるよな。
せっかく、販売価格を上げたのに活かせていない部分が残念でござるよ。
なお、ヴィークルモードでのギミックはEZコレクションと同じく転がし走行のみでござる。 (残念!)
まあ、本品の場合はヴィークルモードよりロボッモードに力を入れており、メックテック仕様のDA-06版(DA-06、ラチェット、2730円)とは異なるアレンジで設計されているでござる。
無論、EZコレクション版とは変形方法も異なり別人(?)ぽい印象すらあるでござる。
そう、サイバーバース版のラチェットの顔は生めかしいゴリラ顔で造形されており、若干怖い顔つきなのでござるよ。 (笑)
商品自体は肘がボールジョイントで可動するのが良いでござるが、膝が曲がらず、専用武器がない事が残念でござるな。
しかし、塗装部分を追加してみれば完成度は上がるはずでござる。
なお、サイバーバース版ラチェットも能力値は体力(4)、知力(9)、速度(6)、耐久力(9)、地位(5)、勇気(10)、火力(3)、技能(10)で基本的には変わらないでござるな、キャラクター設定では「ロボット医療において、サイバトロン星においてもラチェットに匹敵するものはいない。」と書かれていたりするでござるが・・・ 映画本編を観る限りでは名医にみえず、オートボット医療技術はディセプティコン以下らしいとしか捉えられないのが残念でござる。 (笑)
因みに、本商品でござるが、実はEZコレクション版よりも一回り小さい商品だったりするでござる。
販売価格から見ると少々納得がいかないかもしれないでござるが、事実なのでござるよな。
ラチェットの廉価版で済ませるのであれば、EZコレクションかサイバーバースかどちらにしろ一長一短があるので片方をお勧めすることができないでござる。
拙者的にはEZコレクションでござるが、個人の好みの問題でもあるでござるな?
個人的には、サイバーバースのほうがいいです。劇中のカラーリングを考えれば、少しでも似てるほうが良いので。
このテのミニサイズは、お手軽なのがなんともいえませんよ。
ガチャピンみたいな色になりましたね。
ラチェットはスタッフに嫌われてるんじゃないだろうかと思うくらいになんだか残念ですねぇ。
くぼやん殿、ただのスケールダウンにならないところが魅力ではあるでござるな。
まあ、リージョンクラスよりコマンダークラス商品の方が完成度は高いでござるよな。
山殿、ラチェツトが嫌われているのであれば毎年何処で販売されないし、映画本編では空気と化したおかげで死ぬ事もなかったでござるな。 (笑)