キスぷれコンボイの箱は恥ずかしいでござる。
このパッケージ(コンボイ×メリッサ、6825円)は目立つが、はっきり言って一般人なら引くでござろう。
アスタリスクでさえ買うのをためらったシャイな一般人が、とてもレジまで足を運べるとは思えないでござる。(若い女性の店員が居るレンタルビデオ店で如何わしいタイトルのAVを借りる様なものでござる。 例、平井まりあ 生き埋めレイプ) 拙者の場合は平気で山積にしてレジに運べるでござる(笑)。
そう! トランスフォーマー史上最も買いづらいアイテムとして語り継がれる事でござるな。
パッケージはフタ付きの変形ウィンドーBOXで、ダイカットされたフタ(いきなり尻のイラストはインパクト有りすぎでござる)を開けると中が見える仕様でござるが、このフタは磁石で留められているでござる。 これは、トランスフォーマー・コレクションのフタのマジックテープ留より使い勝手が良いでござる。
しかし、このパッケージで拙者のツボを突いたのは、パッケージ内側のベロにあるロボットポイントの横にあるイラストでござる。
拙者は、こういう遊び心が好きでござる。
もっとも、このようなパツケージはトランスフォーマーでは前例が無いでござる。
前例が無いなら、作ればいいでござる!
で、作ってしまったのが、付属のドラマCD用ケースに収まるサイズの説明書・・・豪華というか何と言うか?
とてもトランスフォーマー商品とは思えないでござるよ・・・
ネタ的には嫌いじゃない説明書なので良しとする。
が! このキスぷれコンボイ(コンボイ×メリッサ、6825円)には、商品番号が存在しないでござる!
海外商品では、商品番号が無いでござるが、日本版における商品番号は各シリーズ事に異なり、商品識別の為の大事な番号でござる。
キスぷれ、はバイナルテック(海外名称オルタネーターズ)商品の流用だから、BTの頭文字ではじまる番号が付いても可笑しくないでござるが?
キスぷれ、は以後の商品展開が無いのなら、番号無でもよいが、一応あと2種は販売する予定でござろう・・・?
あー! 不安!でござる。キスぷれ商品の明日は有るでござるか?
否!たしか、この商品はCDドラマ付きでござる。
CDドラマが付属せず、もっと大人しいデザインの、お求め安い通常版が販売されるとか?
それなら、それで一般人も買いやすく、シリーズ番号を付ける事もあるとか考えられるでござるな。
それに、キスぷれコンボイ(な~んか嫌な俗称でござる)はオルタネーター版オプティマスプライム(コンボイ)とは別人であることが判明したでござる。 否!
バイナルテックとは次元が違う設定の様でござる。
そう!アルマダ(マイクロン伝説)で立証された、平行宇宙に存在する別次元の世界のコンボイでござる。
実に都合のいい解釈でござる。
所謂、大人の事情でござるな。
女の子がキスする事によりパワーアップする事ばかりが、クローズアップされているでござるが、ストーリー的にはG1の流れを汲み2005年のユニクロン戦争でコンボイが死んだ時より物語が分岐したようでござる。
この時復活したコンボイは地球製のボディを得て復活した様でござる。(バイナルテック計画とは異なるようでござるな?)
キスぷれ、の世界の地球では、サイバトロン、デストロン問わずトランスフォーマーは人類の敵と見なされている様で、E.D.C(地球防衛軍)より狙われているでござる。
現在はメリッサにより助けられたコンボイ司令官は謎の敵、レギオンに単独で戦っている様でござる。
普段は隠れて暮らす設定は、アスタリスクと通じる物があり、アスタリスクのトランスフォーマー達も実話、コンボイと離れて隠れて生活するトランスフォーマーと考えても面白いでござるな。 否!そうかもしれないでござる。
さて、付属のドラマCDでござるが、ラジオで放送された1~5話が収録・・・
なんたるちあ~!
こ・・・これがラジオドラマでござるか・・・?
この独り言みたいなのが毎週流れてたでござるか・・・
解せぬ・・・?
しかし! トラック6に収録されていたロングバージョンは良し!
玄田哲章氏の声で、トランスフォーム!
が聞けたのが良い! やはりコンボイ司令官の声は玄田哲章師匠でござる。
情報量の少ないラジオドラマ(?)より色々推測してみるのも面白いでござるが、トランスフォーマーに萌は必要か?
と、色々考えさせられるでござる。
拙者としては無いより有る方が良いでござるが。 此処までベタだと着いていけない処もあるでござる。
ちなみに、2010にもメリッサ・フェアボーン大尉が登場するが、キスぷれ、のメリッサ・フェアボーンとは別人(?)でござる。
しかし、けしからんドラマCDでござる。
まあ、商品の方は、ドラマCDではメリッサ曰く鋼のバディと言っていたでござるが、ダイキャスト製ではなくプラスチックでござる・・・悲しい・・・軽い・・・否! 遊びやすくなったでござる。
ヴィークルモードはアメ車なので国産車のレーザーウェーブ(BT-13、レーザーウェーブ、4980円)より大型でござる。 アメ車はデカイ。 しかも、コンボイ司令官の敏感なシフトレバーはフニャフニャでござる。 さすがアメリカンでぇ~す♪
メリッサ曰く、かわいい後姿でござるが、オルタネーター版オプィマスプライマスは荷台(脚部)が黒いでござるが、キスぷれコンボイは赤いでござる。 これはコレで良いでござるが、ノズル部分は黒く塗装してほしかったでござるな。
まあ、これでバイナルテック版コンボイの発売が事実上消えたでござるな。 でも、マスターピース版コンボイ(MP-1、コンボイ、9800円)が元々バイナルテックの代役だし、次回販売される予定のトレーラーが付いた完全版にはバイナルテックをトレーラー内部に収納可能だとか? バイナルテックのストーリーではコンボイはマスターピース版という事で決まりでござるな。 おう!さすれば、マスターピース版スタースクリーム(BT-3、スタースクリーム、10290円)は飛行機版バイナルテックでござるか? そう考えれば納得がいくでござる。 拙者はマスターピースはバイナルテックと同じ次元説を提唱するでござる。
パートナーと合体してパワーアップする先輩のマイクロン伝説版コンボイ(MC-01、コンボイ・スーパーモード、6000円)との比較写真でござるが、肩高を除けば殆ど同じ大きさでござるな。
さすがコンボイの系譜でござる。
しかし、面白いのはパートナーのプライムとメリッサの対比が調度良い事でござる。
こうなってくると、マイクロンと同じくらいのサイズの地球人キャラクターが欲しいでござるな。 フィギュアセットの販売を期待したでござる。
しかしまあ、メリッサがトランスフォーマーと融合してパワーアップさせる特殊能力をもつキスプレーヤーという存在だそうだが、これがアイドル歌手だったりして、歌でパワーアップさせる能力なら、ア〇ド〇マスターとかいう名称に成っていたでござるかな?
ここまで、好き勝って言ったでござるが、今回のキスぷれコンボイは、amazonの通販を利用したでござる(笑)。 店頭で買う勇気のない勇者諸君は利用してみてはいかがでござるか? まさか、この様な箱になるとは予約時には思わなかったでござるが・・・コレが良かったのか悪かったのか定かでは無いでござるが、手元に届いた現物の箱の隅が潰れていたでござる(涙)・・・嗚呼、なんと通販運の悪い事でござるか。