ごきげんようでござる!
今宵は1987年に日本でのみ販売されたターゲットマスターの、サイバトロン・連射員、ステッパー(C-109、ステッパー、1980円)の紹介でござる!
本本は「トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ」商品として販売されたでござるが、TVアニメには登場しない玩具オリジナル商品で、テレビマガジン連載のコミックにて登場したわけでござるが、商品はマイスター(06、マイスター、1800円)の金型を改修し、ターゲットマスター仕様にした商品で、今風に言うと掲載雑誌限定オリジナル商品の先駈けとも呼べる存在でござるが、通常販売だった商品でござる。
彼らの出生の経緯は不明でござるが、元々は海外展開と同じくターゲットマスター仕様となった2010商品が日本でも販売される予定で商品番号もC-108~110が予定されており、ターゲットマスターのリーダーとして、帰ってきた(?)ホットロディマス(C-108、ターゲットマウター・ホットロディマス、未販売)がTVアニメにも登場する予定もあったそうでござるが、諸々の理由で変更になり、日本での商品販売も見送られ、急遽、ステッパーとアートファイアー(C-108、アートファイアー、1980円)が販売が決定したようでござる。 (?)
さて、ターゲットマスターのネブロンには細かい設定は無いでござるが、日本設定であるマスター星の住人なのでござろうな?
しかし、その名前は海外設定のネビュロン星が由来とおもわれるでござるが、商品は日本未販売のサイクロナス(D-91、ターゲットマスター・サイクロナス、未販売)付属のナイトステックを、そのまま流用しているでござる。
ネブロンは武器モードである火炎キャノン砲に変形するでござる。
火炎キャノンと云うからには、砲弾は火球か焼夷弾の様なものか・・・ 尻から火が出る火炎放射器だったら嫌でござるな。 (笑)
では!本体はポルシェ935に変形するステッパーでござるが、黒いボディーと金色のメッキが所謂限定版ブラック仕様でごさるが、フロントとドア部分のシール処理されたファイヤーパターンのマーキングは、その筋のファンからは絶賛されている商品だったりするでござる。
まあ、確かにマイスターと同じレースカーなのでござるが、どちらかといえばデモンストレーション用のカラーリングの様な気がするでござる。
なお、同型であるステッパーと マイスターの関係は設定されていないでござる。
商品はターゲットマスターを接続させる為にリアウィングにジョイント凹が増設されたでござるよ。
如何にも急造品のターゲットマスターらしい仕様でござるが、黒いボディ同士相性がいいカラーリングになっているでござる。
因みに本品は付属のシールを貼って仕上げた状態でござる。
まあ、拙者としては・・・ ターゲットマスターが車内に収納できる方が良いと思うのでござるが、ターゲットマスター誕生の背景を考えれば外付けじゃなきゃターゲットマスター呼ばれるカテゴリーに成らないかもしれないでござるな。 (笑)
ロボットモードはマイスターに比べればゴージャスな感じでござるが、マイスターに付属されていた武器パーツは削除されてしまったでござる。 (残念!)
その代わりに、背部に取り付ける武装ユニットは新規に制作され、ネブロンを取り付ける、他のターゲットマスターとは異なり、唯一右肩にターゲットマスターを「ゲットオン!」させる得意な存在となったでござる。
しかし・・・ 手持ちの武器が無いというのは物足りないもので、連射員の肩書きを持つステッパーには武器が火炎キャノン砲だけというのも情けないでござる・・・
そう・・・ 設定では、ステッパーの性格は、怒りやすいが、正義感が人一倍強く、射撃の正確さはサイバトロンで1番(?)なのだそうでござる。
しかし、サイバトロンでは射撃の腕は1番を名乗る者が多いので当てにならないでござるな。 (笑)
まあ、まあ平常心だったら、同一目標に連続して当てる精密射撃ができるのかもしれないでござる。
なお、本品はTV出演がなく日本限定販売だった為に生産数も少なく、しかもファイヤーパターンが好きな米国ファンに人気が出たために一時期は高いプレミアが付いていた商品だったのでござるが・・・
2004年に「トランスフォーマーコレクション」(TFC-15、ステッパー、3000円)として復刻販売され、海外でもリコシェットの名前で販売され、知名度を上げてオルタネーターズ(バイナルテック)版(20、スバル インプレッサWRX / リコシェット、日本未販売)まで販売されるようになったでござるな。