2月2本目は「パンとバスと2度目のハツコイ」を、越谷レイクタウンのイオンシネマに見に行きました。
映画.comで見かけた作品で、何となく気になる作品でした。
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パン屋で働いている市井ふみ(深川麻衣)は、「私をずっと好きでいてもらえる自信もないし、ずっと好きでいられる自信もない」という考えを持っており、プロポーズを断ってしまう。その後ふみは、中学時代の初恋相手だった湯浅たもつ(山下健二郎)と偶然再会する。恋人と別れたふみと、離婚した元妻のことを引きずっているたもつ。(AEON Cinema作品紹介より)
・・・こじれているなあ。
それが第一印象。
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主人公市井ふみ(深川麻衣さん)
美大で学んだけど、ふみは絵を描くことをあきらめた人。学生時代からのアルバイト先であるパン屋に就職した。
最初にスクリーンで見た印象は、「いそうだな」です。
どこにでもいそうな、20代の女性だと感じました。焼き上がったパンを店先に持っていく姿も、一人暮らしの家で、朝早く目覚める姿も、いかにもという感じ。そんな彼女の雰囲気が、ものがたりを落ち着いたものにしています。でも、ふみはかなり個性的です。
ふみの初恋の人たもつ(山下健二郎さん)
とにかく色々な意味で「引きずり男」です。かっこ悪い部分が浮き出しているのではなく、全面展開している。
立川バスの運転手のたもつ。実家の整備工場を継がず、20歳前に上京。結婚したが、妻に逃げられ離婚。バツイチ。ふみの初恋の人。
深川さんは元乃木坂46の人。山下さんは三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE。もちろん乃木坂も三代目も、名前は知っている。でもそれだけ。僕の知らない俳優さん二人が演じる、困った二人の、つかず離れず的な距離感、すれ違いがムズかゆいラブストーリーです。
ふみの幼なじみ石田さとみ(伊藤沙莉さん)
たもつを通じて再会することになる。ハスキーボイスの子持ち女性。子育て奮闘中のおばちゃんキャラ。家の外で、さとみがふみとたもつの間で動いて、お話しが進んでいきます。
プロフィールを見るとかなり活躍しているのですが、全く知らない女優さんです。
主人公ふみの妹二胡(志田彩良さん)
美大進学を目指している。予備校に通うため、姉の家に転がり込んできた。ふみとの会話がすごく自然な印象を受けました。家の中は、姉のことを心配しつつ応援する役回りです。
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この4人がものがたりをすすめていきます。ゆ~ったりした展開。なんだかあまり見たことがない作品でした。ラストも「この後ふみとたもつはどうなるんだろう」と思える終わり方でした。
4人のプロフィール、宣材写真をそれぞれウェブサイトで見ました。志田さんはともかく、3人は全く別人でした。俳優さんはすごいと思いました。(^^)
深川さん、伊藤さん、志田さん。楽しみな女優さんを見ることができました。三つ半かな。
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今月の映画鑑賞はこれでおしまい。来月は、「坂道のアポロン」(3/10)と「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」(3/30)が控えています。