あと3日。
今日で今月も終わりです。でも、今週は6日間勤務シフト。
・・・忙しいです。
朝の寒さ、日の短さが、季節の移り変わりを感じさせます。
来月は大学の推薦入試が始まります。ここまで来たら、万全の体調で臨ませるのが、担任の仕事です。
自己推薦書
3年生になり、国際関係分野を学ぶことを考えはじめました。
私は1年生3学期から昨年12月まで、アメリカ・ユタ州の高校に留学、様々な人々と交流し、多様なものの考え方があることを学びました。大学に進学するならば、少人数による語学教育の充実した学校を探したい。海外の協定校への留学機会の充実した大学に進学したいと思いました。 私は貴学でアメリカの社会、英語を中心に学びたいと考えます。 私は大学卒業後、航空会社か旅行代理店に就職することを希望しています。貴学ディプロマポリシーにある、「広い視野」「マルチリンガル」「国際人育成」という考え方の元で学び、夢を叶えたいと思います。 以上をもって、□□学部△△学科への入学を希望します。 |
(文末を「思う」以外も使うことを意識して作成した。)
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名称はともあれ、生徒はAOや推薦入試で「志望理由」「自分説明」の文書を作成しなければならない。これは「進学希望大学の掲げる三つのポリシーを熟読し、文章を作る」というかなりの難作業である。
サンプルとして作成した上記生徒(女子)の自己推薦書は、第1段落が自己紹介、第2段落が外国語系・リベラルアーツ系大学で多く見られるアドミッションポリシーを意識して書いた部分。第3段落がカリキュラムポリシー、第4段落がディプロマポリシーに絡めて作成したものである。まあまあのできだと思い、過日同僚に見せてみた。
同僚曰く、
「スチューデント イデア(理想の生徒、実在しない)
...確かにそうかもしれない。
担任が書く方はこちら
’18-10-21、「推薦文ひな形」
地方都市の高校生・水島浩介(山田裕貴)は、仲間たちと馬鹿騒ぎを繰り返す気ままな生活を送っていた。ある日、彼の悪ふざけで授業がストップしてしまう。激昂した先生は、浩介の監視役にクラスで一番の優等生である早瀬真愛(齋藤飛鳥)を任命。真面目を絵に描いたような真愛の言動をうっとうしく思う一方、中学から憧れの存在でもあった彼女に心が揺れ動く浩介。教科書を忘れた真愛を浩介が助けたことから……。
MOVIXの作品紹介である。
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オリジナルの台湾映画の存在は知っている。日本公開は2013年。かなり見たかった作品だが、チャンスがなかった。本作はそのリメーク作品、ものがたりの舞台を2000年代の地方都市におきかえている。
主役キャストの山田裕貴さん、申し訳ないがほとんど存じ上げない。ヒロイン役の齋藤飛鳥さんは乃木坂の人という程度の知識。二人が、どんなものがたりを見せてくれるか、楽しみにしていた。
20日のムービックスデーに、いつものMOVIXさいたまに出かけた。午前中に川口で作品を見たあとで、食事をして午後からである。
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ひとことで言うことが難しい作品だが、あえてなら、
「思い」はすれちがう。
「願い」はかなわない。
「時間」だけは過ぎていく。
若者は否応なく「大人」にならなければいけない。
そんな18歳の男女7人の10年間のものがたり。
、、、である。
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齋藤飛鳥さんありきといわれるだろうが、事実だから致し方ない。
高校時代の姿も、医大生になったところも存在感ばっちりである。彼女の実年齢(20、撮影時は19歳)相応の、存在感がいい。
設定にはややむりなところもある。
彼女の演じた真愛だけではないが、登場人物が全体的に、現実の日本の高校生は、ここまでキャラ立ちしてはいないと思う。でも、台湾映画ベースなので、多少のずれ、違和感は目をつぶろう。大事なのは、作品のメッセージだから。
本作のメッセージ、高校教師の僕が感じたこと。
当たり前のように過ぎていく日々が、5年後10年後一人一人の人生の基礎になる。将来に否応なくつながり、それを左右する。
ある瞬間に何の役に立つかわからないことも、それが受験に関係ない数学Ⅲでも、いつか必ず実を結ぶ。だからこそ現在この瞬間を大事にしなくちゃいけないんだ。作品全体を通してそんなメッセージを僕は感じることが出来た。
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嫌なことだが、職業病が顔を出してしまった。
7人が通う高校の生徒指導の様子。時代が違う感じがした。
卒業式~国公立大入試~試験後の海辺の7人~合否発表~大学生になるまでは、映像の季節感がややおかしい。主人公が東京に旅立つシーン、どう見ても初夏である。
ここはなんとかしてほしかった。
台湾のシーン
印象的なシーンだが、真愛と浩介は友だち以上恋人未満では?
やや唐突感を感じた。
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ラストの評価が高い作品である。
不器用で自分の想いを伝えられずにいた浩介、そんな彼の想いを期待し続けた真愛。ラストは本当に切ない。でも、それもこれもすべて5年前10年前があればこそ。あのときを大事に生きたから、もがきながらも、懸命に過ごしたから。切ないけれどそれが現実。つらくても、認めなければ未来へは進めない。そう思えた。
これは、生徒に薦めようと思う。
Model 19xx
基本構成:
ウェットウェア*1
筐体:
ヒューマノイド男性型
OS:
T.O.S. version 2018+
・Self-Check(自己診断プログラム)、EP機能常駐型
・ESD(緊急遮断機能)付
・MINIMUM REBOOT機能付
Apps:
①授業アプリケーション
pdca plannning inc.製「英語セット2018」標準装備
・授業a、授業b
aはシングルモード、bはTTモード
・テストa(作問)、b(採点)、c(監督)
・科目別サブコンポーネント最大4同時展開可能
・予備拡張機能*2
②業務アプリケーション
HRTマネジメント社製「担任業務処理アプリケーションセット」標準装備
・’18年専用、「推薦書v.H.31名文」をインストール済み。
・会議・行事マネジメント、「Lay the Groundwork」標準装備。
・予備拡張機能*2
③その他
勤務校オリジナル「部活動マネジメントv.2018」標準装備
・予備拡張機能*1
勤務校オリジナル「修学旅行マネジメント機能」インストール可能
なお、各予備備拡張機能は必要に応じて、Apps①②③を停止、起動する。
第4週のお仕事まとめです。 | |||||
OKTOBER | |||||
月、特記事項なし。
火、 〃
水、 〃
木、 〃
金、都内の某女子大学の説明会、午後出張です。
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月曜日から答案返却。すぐ平常授業に戻りました。
専門学校などの合否もそろそろ出はじめ、来月は大学・短期大学の推薦入試出願です。
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合格祈願のイラストについて。
これは『いらすとや』ウェブサイトからのものです。フリー素材です。(著作権はもちろん「いらすとや」さんにあります。)
Star Trek: Discovery
- 'Spock Revealed' Season 2 Official Trailer | NYCC 2018
最初の15秒まで、今年の2月18日「new STAR TREK MUSIC collection」で書いたものと異なり、The Original Series(1966年)のものが使われていることがわかる。
なお、過日アマゾンで購入したセカンドシーズンOSTには、このメインテーマは収録されていない。どうなっているんだろう。
こんなことを、4月当初生徒たちに話した。
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「学校は年中無休、朝夜どんな時間に電話をしても、先生と話しができる。
世の中にはこんなことを考えている人がいる。これは大間違いである。そんな人が多いから、僕たちは生徒とじっくり話しをする時間がとれない。
こんなご意見も飛んでくる。
「放課後じっくり話しをすればいい。
これも大間違いである。生徒一人にかけられる時間はどれくらいか、わからない人の発言である。
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生徒は週5日間登校する。
8時半から15時15分(6限終了時,週4日)、16時15分(7限終了時,週1日)は、基本的に授業時間である。なにかじっくり話しをする時間ではない。休み時間に生徒を呼び出しても、10分では何もできない。昼休みも同じで、どんなに生徒のためであっても、昼食時間はNGである。下手をすると人権問題だ。
放課後も義務教育と異なり、高校は通学範囲が広い。そんなに遅くは残せない。きちんと帰宅させるのも学校の仕事なのだ。なお、僕たちの昼休みは、勤務時間に含まれない。所外でお昼ご飯でも何ら問題はない。でも、それすら問題視される。繰り返しになるが、僕たちの勤務時間は8時半から17時の、7時間45分である。昼休みの45分は勤務時間ではない。
現任校では月曜日が7限授業、それ以外は6限授業である。担任はそのあとHRと清掃指導がある。どんなに急いでも、それぞれ15時30分、16時30分にならなければ、体があかない。実質的に時間が確保できない。そこから17時までが面談時間である。
月曜日
放課後16時30分から17時=30分
火曜日
放課後15時30分から17時=90分
水曜日
学年会議日。毎週必ずある。zero分
木曜日
2週間に1度、職員会議がある。会議日はzero分。
職員会議がない場合、研修会がはいることがある。
・・・それらがなければ2週間に一度、15時30分から17時=90分
金曜日
放課後15時30分から17時=90分
仮に放課後の時間全部を生徒との進路相談、その他諸々に割くとする。一人にかけられる時間はどれくらいだろう。計算してみる。
職員会議のある週は210分、職員会議のない週は300分。平均すると255分である。クラスには40人生徒がいる。割り算をすると一人平均で週に一人6分半である。どれほど「生徒一人一人を大切に」、「Every student matters.」と考えても、一人6分半。これでそれぞれの生徒の進路希望はもちろん、それ以外の様々なことを把握できると考える人間がいるとしたら、、、
・・・悪口になるのでやめておこう。
今年、この時間不足状態を朝7時からの「早朝2者面談」でなんとか補った。でもこれ勤務時間外である。時間調整をしていい(業務に支障がなければその分、退勤時間を早めてもいい)と言われても、それすらできない。
やはり根本的に何かがおかしい。
27歳の“私”(橋本愛)は、10年ぶりに東京から故郷に戻ってきた。実家に住みながらフリーライターとしてタウン誌の記事を書いて生計を立てるが、親にはフリーターのようにしか思ってもらえない。ある日、再会した高校時代の友人と、サッカー部のエースで憧れの存在だった椎名くん(成田凌)の話題になり、彼に会いに行くことになる。
一方、東京に畏怖を抱くあまりに地元から出られずにいる椎名の元恋人の“あたし”(門脇麦)は、彼と過ごした青春時代の思い出が脳裏に焼き付いていて...MOVIX作品紹介より
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橋本愛さんと、門脇麦さんが出演の作品。前々から見るつもりでした。本作は埼玉県では唯一公開劇場がMOVIX川口です。20日のMOVIXデイに見に行きました。
橋本さんをスクリーンで見るのは、「寄生獣 完結編」(’15年4月)、門脇さんは、 「世界は今日から君のもの」(’17年7月)以来です。
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ものがたりはのはじまりは’03年(平成15年)、主人公たちは高校3年生だったところ。その後、2013年までを描いています。
主人公の20代後半の“私”、高卒後何者かになりたくて東京に出た。でも、富山に戻りました。
“私”と“あたし”。二人の高校卒業後10年間のものがたり。“私”は漠然とした憂愁に包まれる27歳。東京から地元に戻ったではなく、逃げ帰った感じ。“あたし”も見事なまでに閉塞感たっぷり。くすぶっている。
高校時代のヒーロー、椎名くんに会いに行く車中でのシーンと、’04年の高校時代、卒業後の’08年のエピソードが、ポン・ポンと入り込んでくる展開がやや複雑で、登場人物も多めな作品。でも、ひとことで言えば、椎名くんとつきあっていたり、思いを寄せたりしている人たちの10年間のものがたり、群像劇だと思います。居場所探し、もがく姿が印象的。そして痛々しくも感じる作品です。
ネタバレになるので細かく書くことは避けますが、ラストで“私”は、東京でも、椎名くんの中でも「何者にもなっていない」ことを思い知らされます。何で最後まで“私”なのか、わかります。
作品全体を通して描かれる空の広い街並み、高層建築のない様子。いかにも地方都市。住む人にはあきあきするものかもしれません。それが閉塞感を表しているように見えました。
・・・ここまでにします。
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キャストのことをちょっと
“私” 橋本愛さん
実年齢22歳の彼女が、27歳の女性を演じても不自然さは感じない。やっぱりいい役者さんです。
“あたし” 門脇麦さん
登場シーンは少ないけど、やはり抜群の存在感。当たり前だけど「太陽」 の時とも、「世界は今日から君のもの」の時とも違う。「その人」になりきる能力はすごいと思いました。
“新保くん” 渡辺大知さん
渡辺さんの存在を知ったのは、昨年12月松岡茉優さん主演「勝手にふるえてろ」を見た時でした。
本作ではかなり大事なキャラクターです。
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終映後何かすっきり感を得られるかというと、そうではない感じ。でも、ある現実を見せつけてくれる作品だと思いました。
ABL,Australian Baseball LeagueのCanberra Cavalryと業務提携締結。選手を派遣する。
14日(日)のニュースである。
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以前、同リーグ所属球団のニックネームを調べ、ブログで取り上げた。
久しぶりにリーグサイトをチェック、業務提携をしたキャンベラのチームサイトで記事を読んだ。リーグのサイトを見て、あることに気がついた。球団数が6から8に増えていた。
リーグ発足当初(2010年)のチームは以下の6球団。
Adelaide Bite
Brisbane Bandits
Canberra Cavalry
Perth Heat
Melbourne Aces
Sydney Blue Sox
新加盟は2球団は、2018年のシーズンからリーグ戦参加のようだ。
Auckland Tuatara
本拠地がニュージーランド。
Geelong Korea
在豪の韓国人、韓国系のオーストラリア人をターゲットにしたチームのようだ。
既存6球団のニックネームは調査済みなので、新加盟球団のニックネームを調べてみよう。
tautaraはムカシトカゲ。マオリ語をアルファベット表記にしたもの。元々の意味は「背中のトゲ」である。
このままで単数形複数形いずれの意味も表す。ただし、tautarasと複数形のsをつけることもある。
非英語由来の可算名詞の複数形扱いでいいかと思う。
Koreaは文字通り「韓国」である。
City of Greater Geelongのウェブサイトを調べると、こんな記事を見つけた。
Friday, 15 June 2018
In conjunction with the Victorian Government, Baseball Australia are proud to announce that the Australian Baseball League’s first expansion team – branded as ‘Geelong-Korea’ will be based in Geelong for the upcoming ABL season.
本拠地は「ジュロング」と聞こえる地名である。「Korea」はニックネームというよりも、「ブランド名」である。