|
1月24日(金)、今春の選抜高校野球出場チームが決定。翌25日(土)、去年と同じように、コンビニでスポニチを購入、データを調べてみた。 |
***** *****
公私区分
公立高校7校(昨春は12)、私立学校25校(昨春は24校)である。
昨年の出場校数は36、この春は32である。33.3%から21.8%に減ったことになる。
下線の3校は、21世紀枠で出場。すべて設置者は都道府県レベルである。今年は市立高校はない。
7校。昨年は12校だから、5校減。
岩国(山口)、今治西(愛媛)
池田(徳島)、美里工(沖縄)
小山台(東京)、海南(和歌山)
大島(鹿児島)
東京の小山台は「こやまだい」と読む。
出場校のうち、学校名に専門学科・総合を含む高校
昨年は4校。今年は1校。
美里工(沖縄)
私立高校のうち、大学の付属・係属・系列校
昨年は7校。今年もおそらく10校。運営が別の学校法人のものもある。
名前を見てすぐわかるもの
駒大苫小牧(北海道・駒沢大)、白鴎大足利(栃木・白鴎大)
佐野日大(栃木・日本大)、山梨学院大付(山梨・山梨学院大)
東海大三(長野・東海大)、龍谷大平安(京都・龍谷大)
日本大学、東海大学が各1である。
名前を見てもすぐにはわからないもの(地元では違うだろうけど)
八戸学院光星(青森・八戸学院大)、桐生第一(群馬・桐生大)
三重(三重・中京大)、福知山成美(京都・成美大)
専門学校を系列校としてもつもの
今年は2校。昨年は1校。
履正社(大阪・履正社医療スポーツ専門学校)
創成館(高知・国際法律会計専門学校)
なお、履正社の運営法人には大学設置構想がある。
生徒数の多い学校
全校生徒数1000人以上は14校(昨春は18)である。すべて私立高校。
埼玉県の公立高校の基準(以下同じ)では、40人×9クラス×3学年でこれくらいの数字になる。
三重(三重)1698人、関東第一(東京)1648人
白鴎大足利(栃木)1644人、履正社(大阪)1513人
龍谷大平安(京都)1404人、神村学園(鹿児島)1399人
桐生第一(栃木)1324人、佐野日大(栃木)1227人
報徳学園(兵庫)1223人、山梨学院大付(山梨)1144人
沖縄尚学(沖縄)1142人、八戸学院光星(青森)1139人
横浜(神奈川)1117人、豊川(愛知)1096人
報徳学園と横浜は男子校である。
生徒数の少ない学校
全校生徒数500人未満の学校が2校(昨春は6)である。40人×4クラス×3学年でこれくらいの数字になる。
2校とも私立高校である。
広島新庄(広島)376人、東陵(宮城)236人
参考:鎮西(熊本)571人、池田(徳島)569人
池田は県立高校である。
男子生徒の中で、野球部の生徒が多い学校
男子生徒の10%以上の学校。全部で14校(昨春は13)である。
下線3校が公立高校。
東陵(宮城)32.66%、広島新庄(広島)27.88%
明徳義塾(高知)16.94%、福知山成美(京都)16.92%
東海大三(長野)16.63%、創成館(長崎)16.31%
池田(徳島)15.47%、神村学園(鹿児島)14.98%
駒大苫小牧(北海道)14.39%、八戸学院光星(青森)14.24%
日本文理(新潟)13.32%、美里工(沖縄)12.50%
小山台(東京)11.40%、豊川(愛知)10.91%
東陵、広島新庄は生徒数が少ないが、野球部比率は高い。
***** *****
東京都立小山台高等学校は校内的には部活動を「班」としている。野球班部長先生、野球班主将になるようだ。
***** *****
2013.08.03
「2013年 数字で見る夏の甲子園出場校」
2013.01.29
「2013年選抜甲子園 出場校データ」