「平成24年11月25日」の答えあわせをしよう。
「はんせい」は「反省」ではない。「はんせい」は「藩政」である。江戸時代の加賀藩の政(まつりごと)を指す言葉。
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金沢駅東口に江戸時代からの用水路(を、整備したもの)がある。『用水の街』という掲示物があり、その説明に「藩政期」という言葉がある。 こう書かれている。 |
金沢駅通り線のせせらぎ
この歩道に流れている水路には金沢を代表する辰巳用水の水が流れています。
犀川上流上辰巳地内から取り入れられた水は、兼六園に流れ込んだ後、市内中心部を流れ浅野川に注いでいます。
その一部を金沢駅前通り線の整備にあわせ、この水路に引き入れるとともに金沢駅東広場の水時計などに取り込んでいます。
金沢の用水
金沢には55本の用水がまちなかを網の目のように流れています。
市街地を流れるほとんどの用水が藩政期につくられ、現在も守り続けられ、街なかに潤いを与えています。
用水の保全
本市特有の個性である用水を大切な歴史遺産と捉え、市民と共に保全し守り育てていくことを目的に平成8年(1996)、「用水保全条例」を制定しました。
この条例の中では、特に保全すべき用水を保全用水として指定し、「開渠化」「清流の確保」「景観の創出」「利活用」を基本方針としてさまざまな取組を行っています。
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こんなのもあった。堤町の碑である。
(碑文) つつみちょう 藩政期以前にできた寺内町の一つで 掘り 上げた土の堤上に町地ができたことから この名がついた 寛永十二年の火災を機に 西内惣構堀の内からこの地に移された |
これを見ると、藩=加賀藩・前田家ということのようだ。
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こんなのもあった。北陸銀行のPRである。写真は撮らなかった。
金沢は北陸銀行
創業の地です。
明治10年8月26日、
加賀藩前田家の
出資により創業しました。
明治10年8月26日、
金沢で創業「利家とまつ」
ゆかりの銀行です。
初代頭取には、加賀藩の
軍艦奉行などの要職を歴任した、
小幡和平が就任しました。
このアピールはすごい。やっぱり埼玉県とは違うんだと思った。