フィギュアスケートのトリノ五輪最終選考会となる全日本選手権(東京・国立代々木競技場)で採点ミスのため、1位と2位が入れ替わってしまった。女子とは異なり、オリンピック代表枠が1しかない男子は、1位と2位ではそれこそ天と地の差である。
採点ミスの詳しいことは判らないが、コンピュータの集計ミスとのこと。-コンピュータには罪はない。プログラムミス、データ入力ミスなのだから。
新聞などの報道によると、国際スケート連合(ISU)規格の採点ソフトなら、今回のミスは起きなかったようだ。だが、日本連盟は最新のソフトを採用しておらず、織田選手の演技の評価に7.4ポイント間違えて上積みしてしまい、最初は織田選手が1位、高橋選手が2位となった。後で気がついて、その点数を引いたら、順位が入れ替わった。。。
これなら手作業とあまり変わらないだろう。
読売新聞の報道によれば、日本連盟は、ISU規格の最新システムを導入していない理由について以下のようにコメントしている。
「高価だし、全部英語で、使いきれない審判もいる」
高価。。。1億も2億もするものなのか?
全部英語って。。。こっちはまゆつばである。専門家の集団である審判が判らないような英語って、あるのかな。ちょっと信じがたい。
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なんてスポニチの記事を読みながら考えていた。
英語のせいにしないでほしいなって考えながら。。。そうしたらどうも、変なことになっている。毎日新聞がこんなことを報道している。
「全日本の集計、本当は人的ミス」(-えっ?-)
どうも、24日全日本選手権男子フリーで起きた得点集計ミスは、日本スケート連盟が得点算出方法をちゃんと理解していないため(おいっ)らしい。正しい人員配置をしていなかったことが原因のようだ。
24日の段階では、集計間違いはコンピューターのプログラムミスと発表していた。でも、連盟が25日未明にISUに問い合わせたら、ISUのプログラムも基本的には今回使っていた者と同じ。コンピューターで自動的に行えない減点をするために、必要な係員を配置している。
プログラムのせいじゃないんだ。発表の後、プログラムを組んだ会社も、納得できないとの意向を伝えていたという。(あらららら)
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どたばたしたフィギュア全日本選手権。男女とも代表が決まり、一段落したけど、なんか変な感じ。
トリノオリンピックはもうすぐだ。