「Harry Potter」と「スラッシュクロス・嵐が丘」の続きである。
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以前古書をネットで検索し、買い求めたことがあった。中公文庫の「嵐が丘」(河野一郎訳)を検索したところ、ヒット。購入できた。
同書は昭和48年(1973年)6月10日初版、購入できたものは昭和59年(1984年)8月30日第6版である。僕が卒論に取り組んでいたのは、時系列では第6版の出版前なので、第5版だろうか。
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購入したものは表紙(カバー)が違う
今回購入できたものは、著者エミリ・ブロンテの肖像画が用いられている。ブロンテ姉妹の評伝等でも用いられるもの。この表紙、曖昧な記憶なのだが、僕が持っていたものとは違う。
改訂版ではない
文章は変更されていないと考えられる。この点は司書にも確認ずみ。
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“Thrushcross Grange is my own, Sir.”
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さて、どう訳出されているかだが、p.6の1行目に「スラッスクロスはわたしの屋敷ですからな」と、書かれていた。グランジもグレインジもない。 僕が間違えていたことになる。 |
なぜ「グランジ」と記憶したか、謎のままである。
・・・ミスターヒースクリフ、教えてもらえないかな。