愛でたく「ブログ開設から2000日」を迎えた、毎日更新も健康なればこそ!
さっき我がブログを見ると、「ブログ開設から2000日」とあった。今朝は、1999日だったのに。何でという感じ。それでもこの間、一日も休まずブログをアップし続けることができた。
内容は別にして、毎日欠かすことなく更新し続けたことだけは、自分で自分を褒めてやりたいと思う。それにしても、健康なればこその2000日だ。そして訪問していただく方々に元気づけられての2000日だ。感謝。
今日「あまちゃん」は最終回を迎えた、菅藤勘九郎の構成力に脱帽した
NHK朝ドラ「あまちゃん」は今日が最終回。このところ、我がブログは三流芸能週刊誌的な内容で、「ミーハー」を自任しているもののいささか恥じ入っている。それでも今日は最終回なので、やはり「あまちゃん」の感想を書かせていただく。付き合っていられないという方は、スルーして欲しい。
さて、今日の最終回、「東日本大震災から1年4カ月後、北三陸鉄道の被災した一部区間が復旧し、運転再開の日を迎えた2012年7月1日の設定。お座敷列車に乗り込んだアキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)が北三陸の人々に見守られながら『潮騒のメモリー』を歌う姿が描かれた」。
この「あまちゃん」について、岩手県の達増拓也知事は昨日・27日の会見で、「『あまちゃん』は『坊ちゃん』のような名作だ――」と最大級の賛辞を送り、あふれる「あまちゃん愛」を披露している。ここで夏目漱石が出てくるのは驚きだが、三陸への観光客の殺到を考えると、それくらいの賞賛は当然と言えよう。
それにしても、薬師丸ひろ子扮する「鈴鹿ひろ美」が最後のどんでん返しで、歌が歌えるのを示すとは。驚きのラストの展開だ。そして「潮騒のメモリー」の「三途の川のマーメード」は「三代続くマーメード」と歌われる。そうした展開は多分最初から構想されていたものだと思う。脚本家宮藤官九郎には、「あっぱれ」と言う外はない。まさに、脱帽だ。これまでは、余り好きではない(正直嫌いな)タイプと感じていたが、これからはもう少し注目してみようと思う。
さてその宮藤勘九郎は、「10代の頃は生活の中心に好きなアイドルがいて、曲を繰り返し聴いて元気になった。生きていく上で絶対必要だと思う」、とアイドル論を語っている。そして宮藤俊一郎少年(クドカンの本名)のいちばんのアイドルが、小泉今日子だったそうだ。私は、以前このブログで、「あまちゃん」は菅藤勘九郎の小泉今日子への「公開ラブレター」だ、と書いたことがある。それは間違っていなかった。
ところで、その小泉今日子が、「最初朝ドラと聞いたとき『めんどくさ』と思ったが、脚本が宮藤官九郎と聞き快諾。『NHKが宮藤さんで朝ドラをやるというのは、双方ともにチャレンジな事で、これはすごく"攻める"ことになるな、という感じがした。そういう場で私は、意外と力が発揮できるんです。いつも何かと戦いたくて仕事をしているので』」と力強くコメントしている」と、あるところで語っている。何ともカッコイイ。こうした姿勢を保っている限り、これからも小泉今日子はますます輝いていくことだろう。だから、目が離せない。
ただ、小泉今日子は「潮騒のメモリー」でNHK紅白当確と思っていたが、最終回を見て少し感じが変わってきた。NHKは既に紅白では、小泉今日子、潮騒のメモリーズ(能年玲菜と橋本愛)、そして薬師丸ひろ子のリレーで「潮騒のメモリー」が歌わる方向で考えているのではと言うことだ。そして当然だが、そこは「あまちゃん」コーナーとして設定する。これは、ほぼ間違いないと確信する(なんてね)。
ともあれ、半年間見続けた「あまちゃん」の放送が終了した。今、橋本愛が演じたユイが言い放ったセリフ「東京には行かない。私に会いたければ北三陸に来ればいい」が心に残っている。東京発の文化を享受するのみでなく、自分たちの暮らしの場からの文化発信の時代の到来していることを予感した。そして、アキのように、いつも新鮮な心と目で地元の魅力を見つけ出したいものだ。
ともあれ、今日の最終回、北三陸鉄道にリアス線に復活したお座敷列車で、「潮騒のメモリーズ」が復活して、歌う二人の眩しい笑顔が、明るい未来を予感させた。現実の東日本も、そうであって欲しい。明るい明日が来て欲しい、明るい未来に満ちて欲しいと、心から願った。
「親とは、家族とは」を問う映画「そして父になる」、多くの人に観て欲しい
第66回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞の話題作で、是枝裕和監督作品・福山雅治主演の映画「そして父になる」が今日から公開となった。この映画、24日から先行上映されており、私は昨日観に行った。
映画「そして父になる」のフライヤーなどには、「学歴、仕事、家庭。自分の能力で全てを手にいれ、自分は人生の勝ち組だと信じて疑っていなかった良多。ある日病院からの連絡で、6年間育てた息子は病院内で取り違えられた他人の夫婦の子供だったことが判明する。血か、愛した時間か―突き付けられる究極の選択を迫られる二つの家族。今この時代に、愛、絆、家族とは何かを問う、感動のドラマ」。
福山雅治・尾野真千子夫妻とリリーフランキー&真木よう子夫妻の最初の出会いがいい。まさに「親とは、家族とは」を問う映画だった。さすが是枝裕和監督と思った。
それにしても、昨日は金曜日で平日で、かつレディスデーなどの割引日でもないのに、とてもたくさんの人だった。愛の溢れた家庭で、子どもは子どもらしく育ち、かつ健やかに育って欲しいと心から思った。
それにしても、昨日観た映画「そして父になる」の前に、いくつかの映画を観ているのに、その感想もまだ書いていない。そのことを知りつつ、今日公開ということで、「そして父になる」を観たことを書かせていただいた。一人でも多くの人に観て欲しいと思う映画だ。