尼さんであり落語家の霧の団姫、著書を読んで彼女の落語を聞きたいと思った
ウイキペディアで霧の団姫(まるこ)を検索すると、「高校卒業を機に『究極のひとり芝居』である噺家になるため大阪へ移り、2005年3月7日に露の団四郎に入門。同年8月、大師匠にあたる2代目露の五郎兵衛宅で住み込みでの内弟子修行を始める。『女流という枠にとらわれず芸によって性差を超えられる名人になる』がコンセプト。2008年3月7日、修行を終える。 天満天神繁昌亭はじめ、テレビ・ラジオ・高座で活躍中。2011年11月16日、天台宗で出家。法名『春香(しゅんこう)』。翌年6月比叡山行院での修行を終え、正式に天台宗の僧とな。なお、同年3月に太神楽曲芸師の豊来家大治朗(クリスチャン)と結婚」と紹介している。。
そんな霧の団姫(まるこ)著『プロの尼さん 落語家・まるこの仏道修行』(新潮社刊)を読んだ。とても興味深く、グイグイと惹かれて一気に読んだ。著者はNHKテレビ小説「ちりとてちん」のモデルともなっているだけあって、落語家としての修業等や成長する姿は興味深く面白かった。そして何より、著書名となっているように、著者の若さで宗教について確固たる考えを持ち、仏道修行に励み、遂には天台宗で出家し法名をいただいている。その行動力に拍手した。
そんな彼女の落語を、是非とも一度聞いてみたいと思った。彼女のHP等で出演日程などを調べたが、年内では大阪繁昌亭などへの出演予定は書き込まれてなかった。ま、楽しみは後に残しておくこととしよう。
「心に病気を抱える人の作業所」である「たんぽぽ」、一度行ってみて欲しい
もう少しだけ時間が流れたが、14日(土)に「スローカフェ たんぽぽ」(奉還町2丁目、2006年オープン)でランチを楽しんだ。「たんぽぽ」は、私が存じ上げている安田真里さんが責任者をしている「心に病気を抱える人の作業所」でもある。そして、「たんぽぽ」の店内には、手づくりのグッズなども並べられ販売もされている。
「たんぽぽ」のある奉還町は、私の生活圏に入っていない。それ故なかなか行けない。加えて、私が駅方面に行くのは日曜日や祝日などが多い。しかし「たんぽぽ」は日曜日がお休みだ。それ故、なかなかランチを楽しむ機会がない。
責任者の安田さんは自らも「うつ病」を抱えて、自立に向けて頑張っている方々を迎え入れておられる。その姿は清々しい。それ故、ホント時たまだが、頑張れ「たんぽぽ」、そして頑張って安田さんの思いでランチに行かせていただいている。どうかみなさんも、駅や奉還町方面に行かれることがあれば、是非とも「スローカフェ たんぽぽ」で、ランチやお茶を楽しんでいただければと願う。