地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

中庭の土

2008年07月20日 | 公民館
 


猛暑が続く中で、土壌の悪い中庭の山野草は瀕死状態

 私が公民館で働かせていただくようになってすぐの梅雨の時期に、中庭に山野草を植えた。それまではドクダミなどが生い茂っていたが、大きな桜の木が4本あり、中庭はほとんど陽が当たらず、山野草が適していると判断したからだ。そこで、友人に頼んで、各々のご自宅に植えている山野草を株分けをして、素敵な中庭にしていただいた。私は自慢ではないが、我が家では庭の草も抜いたことはなく、花のことは全く知らない「会社人間」だった。
 あれからもう丸二年が経った。この間知ったことだが、何とも土が悪い。少しだけ土を掘ると、すぐに瓦礫に到達する。加えて土は粘土質で、雨が降らないと直ぐにひび割れをする。土が硬くて、スズランなども目が出せないでいるくらいだ。私が退任するまでには、中庭の土をなんとか改良したいと考えている。
 さて、写真はヤブミョウガであるが、一つは植えて二年が経過したもの。もう一つは、今年別の場所に勝手に芽をだしたもの。写真が下手で比べにくいが、今年芽を出した場所は土壌が良く、二年前に植えたものは、まさに粘土質の堅いもので、葉の色や大きさに格段の差がある。だから、土質の改良はとても大切だと考える。秋になったら頑張ろうと考えている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

創作教室

2008年07月19日 | 公民館
 
 

今日から夏休みフリー塾、「こども創作教室」を開講

 今日から、夏休みが始まった。約40日間をどう過ごすか、児童・生徒たちは昨晩ワクワクしながら眠ったことだろう。私は現役の頃、休暇が欲しいと思ったことは多々あり、一ヶ月間休めたらと願ったこともある。ただ今のシューカツ(就職活動)に失敗したら、来年からは40日はおろか、毎日が日曜日となる。その時間をどう過ごすのか、私は未だ明確な答えを持ち合わせていない。

 さて、長い夏休みをどう過ごすのかはとても大切と考え、市内の公民館では「NPO法人岡山市子どもセンター」(市内に各地域支部がある)の提唱を受けて、協働して小学生を対象として体験活動を重視した「夏休みフリー塾」を開講している(中学生にはボランティアをお願いしている)。
 その今年のフリー塾では、我が館では12のメニューを用意した。そして、いよいよ今日からその開催が始まった。トップバッターとして、今日はまず市内の学校司書の方々などを講師に迎え、「子ども創作教室」を開講した。

 私は公民館で働かせていただくようになってから、前職時代に担当していた「市民の童話賞」にたくさんの応募があるようにと願い、この三年間毎年欠かさず「こども創作教室」を継続して開催してきた。これは私が大切にしてきた活動の一つであり、私の誇りとしていることの一つである。
 現在の子どもたちは、なかなか文章を書かないようになっていると聞く。「市民の童話賞」の応募も決して多いとは言えない現状にある。そして、文章が書けないなのは子どもだけではなく、大人にも同様のことが言えるような気がする。私は下手な文章だが、文章を書くことは嫌いではない。

 日本語、そして言葉を大切にするという風潮が定着することを願う。その意味でも、書くことの楽しさを実感するような、「創作教室」の開催は、とても大切となっていると考える。今市内の公民館で、そうした「創作教室」を開催しているのは、我が館だけなのはいささか寂しい思いがしている。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

作家

2008年07月19日 | 読書
 


芥川の遺書が発見され、複製が展示されるとの報道に接して

 文章を書くのを生業とするのは、作家である。さて、先に発表された芥川賞では、「日本語を母国語としない作家」が誕生している。そんな時代が到来しているのだと、実感した。

 さてその文学の世界についてのことだ。今朝の新聞に、「芥川の幻の遺書4通」が発見されたとの報道がある。朝日新聞によると(岡山の場合は朝日の夕刊はなく、統合版である)、既に遺書6通が発見されており、今回新たに妻宛の2通と子どもに宛てた1通と友人の菊池寛に宛てたと思われる1通が発見されたとのことだ。これらは、日本近代文学館に寄贈され、その複製が展示されるとのことだ。

 私は、「研究」という名目で、こうした遺書などはもちろんのこと私物(私信など)が公開されることを、いささか疑問に思うものである。売買も然りである。芸能人のプライバシーでも同じように思う。私は、松たか子の私生活を知りたいとは思わない。彼女の主演する舞台などを観られるだけで幸せである。
 私は私の死後、私に関することは全て灰に帰すことを願う。恥多き人生を探られることなど、まさに恥の上塗りと思う。
 文学者ということで、その日記に至るまでが公開されることは、その人の本意であろうか。私は、津軽の地で太宰治の「芥川賞が欲しい」との悲痛な叫びにも似た手紙を読んだ時、実に悲しくなった。こうしたものは、受け取った方が墓に一緒に持って行って欲しいと願った。

 作家が書いた作品・文章の背景を知ることで、その作品をより深くできるようになることを否定しない。例えば大江健三郎が、現代文学の名作『個人的な体験』(新潮社刊)について、大江の「しょうがいを持った光くんの誕生」という私生活状の出来事が大きく横たわっていることは明白である。その著書の「バード」と名付けられた主人公が、「しょうがいを持って生まれた子どもを引き受けて生きることを決断するまで」の苦悩が、大江自身の私生活と重ね合わせてとてもよく理解できる。
 さりながら、私は大江の手紙を読むことを望まない。その線引きは難しいところではあるが、私信などの売買や展示を制限できないのか、改めて考えて見る時を迎えているのではないかと考えたりもする。

 そうは言いながらも、私は芥川龍之介、漱石や志賀直哉を始め、多くの作家の全集を購入しているのだが(いつも書くが、書棚に並んでいることと読んだことは、全く別なのだ)。
 「芥川龍之介の新たな遺書が見つかり、その複製が公開される」とのニュースを読んで、そんなことを思った次第だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かあさん文庫

2008年07月19日 | 公民館
 


かあさん文庫スペシャルは、ゲストに「みなみ座」をお迎え

 この日、我が館の主催講座である「かあさん文庫・夏休みスペシャル」を、たくさんの母子の参加で、大きく賑わった。今回のスペシャルには、ゲストに人形劇の「みなみ座」のみなさんをお迎えしての開催である。
 かあさん文庫のみなさんは、ミュージックパネル「なぞなぞパンやさん」、大型紙芝居「ぼたもちばあさん」、ブラックパネル「めっきら もっきら どおん どん」などが上演された。
 このかあさん文庫の参加者は、小学生よりも、修学前のお子さんが多いと見受けた。みんなお母さんに連れられて(残念ながらお父さんはいなかった)、大いに楽しんでいた。
 私の子どもの頃は、どんなことを楽しんでいたのだろうか。修学前のことなど、全く記憶がない。悲しいことか、いやむしろ喜ぶべきことなのかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パリ祭

2008年07月18日 | 音楽・コンサート
 


岡山パリ祭は魅力いっぱいで、今年も満席で開催された

 「岡山パリ祭」は、今年も満席で開催することができた。2001席という広さのシンフォニーホールを満席で開催するのは並大抵のことではない。しかもそれを二年連続してというのは、まさに驚異的だ。

 昨年は故木原光知子さんのご努力に負うところが大きかったし、今年の場合には木原さんの追悼という思いでご参加された方も多いと思う。今年で17回目を迎えた「岡山パリ祭」は、木原さんが言い出して開催され、昨年までその成功のために先頭に立ってご尽力された。その木原さんが急逝され、その開催すら危ぶまれたが、実行委員のみなさんがまさに悲しみを乗り越えて成功のために力を発揮され、その結果が今日の満席での開催だ。
 今日のシンフォニーホールの二階ロビーには、木原さんの等身大の写真とともに、昨年のパリ祭で着用されたステージ衣装なども展示された。素晴らしい「岡山パリ祭」を中心となって開催された故木原さんに感謝しながら、木原さんが今はいないことを確認しつつ、その寂しさを振り払いながら、衣装などを見ておられた。

 そして、ゲストで登場された谷村新司さんは、私の携帯の着メロである「いい日旅立ち」、また木原さんが好きだったとの紹介で「昴」、そして「忘れないで」の三曲を歌われたが、合間のトークでは木原さんの思い出を語られた。それにしても、この谷村さんのステージは圧巻であった。舞台に立っただけで開場の雰囲気が変わり、素晴らしい歌声と発せされるオーラにみなさんに魅せられていた。

 こうして木原光知子さんの追悼ということも含めながら、前田美波里さんの司会、ゲストにキム・ヨンジャさんも迎えて、まさに魅力いっぱいで開催された。岡山出身のあみさんも、より魅力的となっていた。そして何より、80歳を超えて今なお健在で歌い続けられている石井好子さんのステージはまさに圧巻、満員の客席に拍手が鳴りやまなかった。

 6時30分から三時間を超えるステージを終えて、出演者の方々と木原さんの追悼と合わせて、今日の「パリ祭」成功を祝して、賑やかに懇親会が開催された。私も実行委員の末席に加えていただいており、参加させていただいた。みなさん、とてもステージ外でも魅力的だった。
 ところで、来年の「岡山パリ祭」は、奇しくも今年と同じ7月18日(土)に開催される。まだ参加されたことのない方は、是非とも来年はご参加を。今年参加された方は、来年もよろしく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

視察

2008年07月18日 | 公民館
 


五條市「中央公民館利用者団体連絡協議会」のみなさん来館

 今日は、朝から「あかれんがクラブ」が、神下保育園にペンキ塗りのボランティアだ。私も参加する予定としていたが、講座なども重なりサボらせていただいた。暑い中、頑張っていただいたみなさんには申し訳ないことをした。
 さて、今日は奈良県五條市の「中央公民館利用者団体連絡協議会」の委員のみなさんが、五條市生涯学習課の課長さんなどとご一緒に、総勢11人で視察ということで来館された。この視察には、中央公民館の館長補佐も同席していただき、ご指導もいただいた。

 ところで、他市からの視察ということもあり、それなりに広いお部屋を用意した。そのためには、二つのクラブのみなさんにお部屋を変わっていただいた。二胡同好会のみなさんには、料理講座室をお使いいただかざるを得なくなった。二つのクラブのみなさんが、気持ちよくお部屋を変わっていただいたので、視察に来館されたみなさんには適切な会場を用意することができた。ありがたいことだ。

さて、我が館への視察ということだが、むしろ私たちが教わることが多かった。申し訳ないと思いつつ、深く感謝した。
 それにしても同じ公民館と言っても、全国各地まさに千差万別である。「所変われば品変わる」ではないが、各地域で公民館もずいぶんと異なる。岡山市内の公民館でも、ずいぶんと事業内容は異なっている。利用者の方々は、ほとんどの方が地元の館しか知られない方が多いと思われる。その意味では、我が館の利用者の方は、「我が館を見て、岡山市の公民館を判断される」と思うし、そのことは当然でもあると考える。
 今日の視察の方々とお話ししていて、しっかり頑張って利用者の方々の学びの要求に応えつつ、ともに豊かな公民館活動と地域づくりに尽力していかなければと心を新たにした。

 そうそう、五條市は柿の名所とのことで、昨日美味しい柿の葉寿司をお送りいただいたた(とても美しい包装だったが、タッパに入れた写真でゴメンナサイ)。とても美味しかった。そして、今日お会いしてそのお礼をいうとともに、我が館は「日本一の沢田の柿」をお送りし、五條市の方には「日本一の五條市の柿」を送っていただくことを約束した。秋が楽しみである。(いつも最後は食べ物の話題となる。卑しいのかな。申し訳ない)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沢田の柿

2008年07月17日 | 食べ物
 


沢田の柿の木・約50本を管理しないかとのお話が

 梅雨明け宣言が出されて、ますます勢いづいたのか、今日も快晴・猛暑だった。そんな中で、今日は沢田の柿山にご案内をいただいた。
 実は、ある方から「沢田の柿山・約50本」を、管理してみないかとお話しをいただいていて、柿の大好きな私としては、おおいに興味を感じ役所流に言えば「前向きに検討」しているところである。
 この有り難いお話しを、まずは館の「あかれんがクラブ」のみなさんに提案してみた。みなさん面白いと思うものの、なにしろ農業などもしたことはなく、約50本という多さにも少しだけたじろいでいるのが本音である。そして、柿の木の現場はどうなのか、下調べも必要ということで今日現地を見せていただいたという訳だ。
 その他、「あかれんがクラブ」以外に、私の友人・知人にもお声をかけている。なんとか10人程度でチームを作って、柿作りを楽しみたいと考えている。私の構想としては、「あかれんがクラブ」を中心に、やりたいという方も含めて、チームを結成して、管理してみたいと考えている。美味しい柿を収穫をして、その柿の木の下で宴会。これが、どうしても私の脳裏に浮かぶ。
 ところで、柿作りには摘果(まびき)、予防(2~3回)、下刈り、収穫、そして枝狩り、お礼肥やりなどの仕事があるそうだ。少人数だと大変だが、10人もいれば、なんとかなるとのことだ。今管理をしている方が、ご指導いただけるということだし、予防などもご一緒にしていただける。少し甘いかもしれないが、その意味では楽しみながらの柿作りはできるのでは考えている。
 何しろ、沢田の柿を育てるなんてことは、願ってもなかなかできることではないのだから。みなさん、ご一緒に楽しんでみませんか。
 さて、今年の柿ももうずいぶんと大きくなっていた。ワクワクした。今年は、予防や収穫などを教えていただいて、来年からは、本格的な柿作りに挑戦してみたいと考えている。

 
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芥川賞

2008年07月17日 | 読書
 


「日本語を母国語としない作家」楊逸さんが芥川賞を受賞

 少し以前となるが、去る7月15日に今年度の第139回芥川賞が発表された。中国人作家の楊逸(ヤンイー)さんの『時が滲む朝』(「文学界」6月号掲載)で、「日本語を母国語としない作家」(在日韓国・朝鮮人の受賞者は存在)として、初めての芥川賞作家となった。昨年初めて日本語で書いた小説が、これまた初めて芥川賞候補作となり、大いに騒がれたが、二度目の挑戦で受賞された。
 報道などによると、楊逸さんは1987年に、22歳で来日。後に日本語を学んだとのことだ。
 7月16日付山陽新聞には、「日本語に新たな力 中国人初楊逸さん芥川賞受賞」の記事が掲載されている。その記事は、「日本語を母国語としない人の表現を『つたない』とみるか『新しい表現』とみるか。日本語はいま、岐路に立った」と結んでいる。この記事を読み、一日も早く受賞作『時が滲む朝』を読みたいという思いは強まった。
 雑誌「文藝春秋」9月号の発売が待ち遠しい。今、心が躍っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

維新派

2008年07月16日 | 歌舞伎・演劇・バレー
 


劇団・維新派のびわ湖水上舞台での公演「呼吸機械」(10月)

 昨日松たか子が表紙の雑誌「東京カレンダー」(定価680円)を購入したと書いた。松たか子の写真と記事のタッタ4Pのためにだけ購入した。貧しい暮らしであり、資料収集のためにだけの購入は止めようと思うのだが、松たか子の写真が素敵だったので我慢できなかった。本格的ダイエットと同様に、こうした無駄買いや無駄遣いを止め、貧しさに耐える暮らしを身につけなければと考えている。「そのうちいつか、必ずきっと」。
 そうはいいつつも、今日もまた先に予約していた10月の、劇団・維新派のびわ湖水上舞台での公演「呼吸機械」のチケットが届いた。早く観たいとワクワクする。
 ただ今は、まずは松たか子が出演する長塚圭史氏書下ろしの舞台「SISTERS」を観るのを楽しみにしている日々である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨明け

2008年07月16日 | Weblog
 

 
やっと今日「梅雨明け宣言」、あまりに遅すぎる

 今日気象庁は梅雨明け宣言をした。これまでもずーっと雨が降らず、猛暑が続いており、この梅雨明け宣言はあまりに遅すぎる気がしてならない。
 ただ気象庁としても、もう既に7月半ばを過ぎており、ここらが「宣言」の最後の機会と判断したのだろうか。やはり、四国の梅雨明けを発表した時に、中国地方もすべきだったのでは、と思ったりもする。
 ま、この「宣言日」の判断のことはさておくとして、このまま雨が降らないと、今年の夏は大変な水不足となり、農作物にも大変な被害が出ることを心配する。今日の山陽新聞夕刊によると、「梅雨期間中の岡山市の総雨量は、統計を取り始めた1951年以降最小」と報じている。どうか雨夜降って欲しい、これまでも願ってきたが、今強く願う。
 ただ、台風が接近しているとの報道もあり、「被害が出ない」が前提での雨祈願である。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする