某メディアの世論調査によると、民主党の支持率が上がったという。そのせいかどうかはしらないが、長野知事選では民主党推薦候補が自民党推薦候補を破った。また、相変わらず菅代表はじめ執行部の責任についても辞任の必要はないという意見が6割に上ったという。
もっとも、参院選惨敗後の調査結果でも、菅再任を支持する声は8割あったことを考えると、参院選でとりあえず民主党にお灸をすえておくというのが有権者の大勢とも受け取れる。たしかに、民主党がだめだからやっぱり自民党に戻って来いという結果ではなかった。
だが、それが本当に有権者の意識と決めつけていいのか。いや、意識なのかもしれないが、そうであったならそれでいいのかと問いたい。そのお灸がどれだけ効果があるというのか。参院選惨敗によって、菅首相は牙を抜かれたライオンか翼をむしりとられた鷹で、情けないかなもはや自己保身以外に興味なしという醜態をさらしている。党内は代表選を見据えて、各議員がどっちになびけば自己の保身につながるのかあちこちの勉強会に駆けずりまわるありさまだ。国民にとって何もいいことはない。モラトリアム状態を作り出しただけである。
しかし、国民のせいかというと、そればかりではない。やはりメディアの影響がある。昨日の政治ワイドショーなどは、まさに世論操作に思えてならない。9月の民主党代表選をめぐり、小沢か菅かとめいっぱい煽り、一方で1年で3人も首相が変わることを批判する。政権与党である民主党は、そんなメディアの節操のなさに翻弄されっぱなしで、政策どころか骨抜きの主導権争いを演じている。
良心的に解釈すれば、有権者は、菅首相に期待するというより、首の挿げ替えはもういいからきちんと政策を議論し実行しろといっているのではないか。、
もし、有権者がそんなふうに感じているなら、あえてそんなのは大甘だと言いたい。菅首相が参院選の惨敗をお灸程度にしか受けとっていないのは、いちはやく代表選への立候補を表明したことからも明らかだ。当然、総括どころかろくに反省すらしていない。そんなリーダーが国を動かすのは若葉マークのドライバーがA級ラリーに出るみたいなものだ。一歩間違えば、谷底にまっさかさまだ。
どう考えても菅再任など自殺行為でしかない!
もっとも、参院選惨敗後の調査結果でも、菅再任を支持する声は8割あったことを考えると、参院選でとりあえず民主党にお灸をすえておくというのが有権者の大勢とも受け取れる。たしかに、民主党がだめだからやっぱり自民党に戻って来いという結果ではなかった。
だが、それが本当に有権者の意識と決めつけていいのか。いや、意識なのかもしれないが、そうであったならそれでいいのかと問いたい。そのお灸がどれだけ効果があるというのか。参院選惨敗によって、菅首相は牙を抜かれたライオンか翼をむしりとられた鷹で、情けないかなもはや自己保身以外に興味なしという醜態をさらしている。党内は代表選を見据えて、各議員がどっちになびけば自己の保身につながるのかあちこちの勉強会に駆けずりまわるありさまだ。国民にとって何もいいことはない。モラトリアム状態を作り出しただけである。
しかし、国民のせいかというと、そればかりではない。やはりメディアの影響がある。昨日の政治ワイドショーなどは、まさに世論操作に思えてならない。9月の民主党代表選をめぐり、小沢か菅かとめいっぱい煽り、一方で1年で3人も首相が変わることを批判する。政権与党である民主党は、そんなメディアの節操のなさに翻弄されっぱなしで、政策どころか骨抜きの主導権争いを演じている。
良心的に解釈すれば、有権者は、菅首相に期待するというより、首の挿げ替えはもういいからきちんと政策を議論し実行しろといっているのではないか。、
もし、有権者がそんなふうに感じているなら、あえてそんなのは大甘だと言いたい。菅首相が参院選の惨敗をお灸程度にしか受けとっていないのは、いちはやく代表選への立候補を表明したことからも明らかだ。当然、総括どころかろくに反省すらしていない。そんなリーダーが国を動かすのは若葉マークのドライバーがA級ラリーに出るみたいなものだ。一歩間違えば、谷底にまっさかさまだ。
どう考えても菅再任など自殺行為でしかない!