21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

オルフェの強さに脱帽

2013-12-23 23:15:41 | ヨレヨレ競馬ライフ
 有馬の儲けを阪神カップで溶かして、大儲けも夢で終わった今年の競馬。最後にいいものを見せてもらった。

 それにしても、オルフェは強かった。期待した逃げ切りこそ叶わなかったが、4コーナー過ぎて、あっという間に先行各馬をぶっこ抜いてからは、誰もついていけなかった。池添が「世界一強い」と言ったが、確かに強さは世界一かもしれないと、お騒がせコンビに脱帽のラストランだった。絶対に強いとは思っていたが、さすが2年連続凱旋門2着馬である。あらためてその強さを再認識させられたレースっぷりだった。お疲れさん。

 今年は、春に病気をしたこともあって、馬券は休むことが多かったが、秋のG1からはフル参戦した。結果は重賞はアルゼンチンとG1は有馬のみという体たらく。それでも、結構楽しめた。馬券買いは当分続きそうだ。

 とりわけ来年はアジアエクスプレスが楽しみだ。ファンの多くは、2歳チャンプとはいえ強さに関しては半信半疑だろう。だから、次走は買いだ。たぶん、抜けた人気にはならないはずだ。次走で勝ったら、馬券的には楽しみがなくなる。そのくらい強い馬だと思う。2歳の重賞を観かえしたが、強い勝ち方を続けているのは同馬だけなのだから。

 やっぱ競馬は面白い。来年も頑張ろう。

 
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最後に見たいオルフェの大逃げ楽勝!

2013-12-21 20:19:05 | ヨレヨレ競馬ライフ
 2013JRAのクライマックスが、明日に迫った。果たして、オルフェーブルがラストランを勝利で飾るのか。などと、まるでフジの番宣のような言い回しだが、これまで結果的にラストランとなったトウカイテイオーも含め、名馬がことごとく勝っているだけに、オルフェもご多聞に漏れずの可能性は大だ。

 さて、オルフェが勝つとしたら、どんなレースなのだろうか。極端なスローペースで前残りの展開になると、中山では届かないだけに、平均ペース以上が望ましい。また、大逃げを打つ馬、しかも簡単には潰れない馬がレースを惑わすのも怖い。

 だからこそ池江厩舎がGⅠでは異例の5頭出しに打って出た点が大いに気になる。今回は、逃げ馬不在で普通ならそれぞれが出を伺いスローペースになりがちだ。そのためには誰かがペースメーカーになる必要が出てくる。そこで、トーセンジョーダン、ラブリーデイという池江勢の2頭に注目したい。トーセンジョーダンは過去にも逃げたことがあるし、ラブリーデイも前走先行して結果を残している。ここはオルフェのためにひと肌脱ぐ可能性は大だ。両馬にとっても前で競馬してチャンスが巡ってくるだけに、のぞむところだろう。

 問題はどのくらいのペースを作るかだ。平均ペースまで上げるか、大逃げの大博打に打って出るのか、それとも色気に勝てずスローペースに持ち込むのか、お客さんなら注文通りの逃げができるが、両馬とも調子は上々だけに玉砕覚悟の逃げは期待できそうもない。やはり、ペースはそんなに上がらないと見るのが妥当だろう。

 そこで思い出すのが去年の阪神大賞典だ。かかったというより、エンジンの違いで、オルフェがハナに立ったあのレースだ。凱旋門賞を意識する池添が、必死に行こうとするオルフェを抑えにかかった結果があの前代未聞の逸走につながった。それでも、オルフェは一度はレースをやめたにもかかわらず、再度スパートして2着まで追い込んだ。まるでマキバオーでも見ているようレースだった。あのときのオルフェは本当に強かった。あのまま逃げていたら、当然、楽勝で逃げ切ったはずだ。

 もし、今回、誰も行こうとせずスローになったら、オルフェには思い切って逃げてほしい。あの幻の大逃げ楽勝劇を最後の最後に見せてほしい。池添よ、今度は凱旋門を考える必要はない、オルフェの気の向くままに行かせてほしい。あっとおどろく劇的な逃走劇こそ、オルフェらしい最終章ではないか。
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みなおか80紅白いいねえ

2013-12-19 21:20:14 | 雑記帳
 みなさんのおかげです、紅白、いいねえ。真面目にTVでフルコーラスなんて、唄う方も聞く方もはじめてじゃないか。ちょっと感激。早見優が特にいい。昭和親父は、アイドル当時よりうまい歌いっぷりにとっても感激。結構、練習したんだろうな。下手な懐メロ番組より、ちゃんと聞かせくれる。
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有馬はオルフェと追悼馬3頭で勝負!

2013-12-19 20:33:02 | ヨレヨレ競馬ライフ
 有馬記念の枠順が決まり、日曜日まではグランプリモードに突入する。この際、都知事選も江田新党もどうでもいい。とにかく、心は有馬なのだ。

 今年はオルフェーブルの引退レースとあって、スポーツ各紙は引退有馬一色といっていい。CMをオペラオーにして冷静さを装うJRAも、本音はオルフェが勝ってめでたく引退式と願っていることだろう。
 だが、有馬といえば競馬界の1年を締めくくるレースであり、ホースマン、ファンのさまざまな思いが込められる。今年は2頭のグランプリホースが旅立った。私の大好きなトウカイテイオーと単勝万券であっと言わせたダイユウサクの2頭だ。案外、ロマン派の私としては、今回はオルフェの引退に2頭の追悼馬が絡んでくると読む。

 まず、主役はやはりオルフェだ。単勝1倍台前半のダントツ人気になるのは間違いないが、強いのだから致し方ない。今年はJCを回避し、凱旋門からゆっくり調整したのも、当然引退を意識してのこと。無理はしないという説もあるが、オルフェなら無理しなくても勝つ力はあるはずだ。

 そのオルフェの相手だが、ここからが2頭に関わりのある追悼馬の割り出しだ。

 まず、1番人気オルフェと2番人気のゴールドシップが、意外にも2頭と関わりがあることが判明した。オルフェ、ゴールドと言えばステーゴールドと母父マックイーンのプラチナ血統である。有馬でマックイーンを負かしたのが誰あろうダイユウサクである。これはもう無視できない。

 さらに相手候補として、もっとも推したいのがカレンミロティックだ。同馬を管理するのが栗東の平田修厩舎。平田師といえば、内藤厩舎の厩務員時代にダイユウサクを担当していたことは、通の間では有名な話だ。当然、ダイユウサクの死を聞かされた時は、世間をあっと驚かせたかつての担当馬との日々が走馬灯のように脳裏を駆け巡った違いない。ここは、当然、きっちり仕上げたカレンをかつての担当馬への哀悼を込めてターフに送り出す。金琥賞の勝ち方は強かったし、池添から戸崎への乗り替わりもなんだか因縁めいている。

 そして、追悼を語るなら、忘れてはいけないのがナイスネイチャと松永昌博のコンビだ。ちなみにナイスは91年のダイユウサクの有馬から5年連続出走し、同年から3年連続3着に入ったブロンズコレクターだ。テーオーとは同期で、テイオーが負けた92年、そして奇跡の復活を果たした93年にも3着に入っている。ジョッキーは松永昌であり、グランプリホース2頭と縁があるのは見逃せない。その松永昌が、今年は調教師としてウィンバリアシロンで有馬に挑む。主役のオルフェとは同期であり、ダービー2着である。同期のスターホースの2着や3着と健闘するのが、いかにも松永昌らしいではないか。前走の金琥賞ではカレンの後塵を拝したが、猛然と追い込んだ終いの脚に復活を感じさせた。世紀の復活といえばテイオー代名詞であるが、ウインも実力馬としての復活をかけて有馬に挑む。もっとも、この場合の復活は、2着か3着を意味する。

 そんなわけで、今年の有馬はオルフェ、ゴールド、カレン、ウインの4頭で勝負するかな。ま、じっくり検討しよう。



 
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江田新党は失敗する

2013-12-16 22:44:20 | 政治にモノ申す
新党旗揚げで政界再編を狙う江田憲司だが、たぶん失敗するだろう。

 比例議員は離党するなら辞職しろという、みんなの党の主張はまったくもって正しい。だからといって、じりじりと安倍政権ににじり寄る渡辺喜美の肩を持つ気はない。ただ単に、比例の議席は党に与えられたものであり、比例議員が党を出るなら辞職して議席を党に返すのが筋だ。以前、横なんちゃらが民主党を離党した時も問題になり、私は離党するなら辞職しろと指摘した。

 当然、みんなの党を出る連中は有権者の支持を得られないし、何より、今、国民は政界再編にまったく関心がない。時期が悪いのだ。政界再編を狙うなら、もう少し先、アベノミクスの化けの皮が剥がれた時だ。

 消費税値上げ後に始まるいじめを国民が実感して、ようやく、政治が動くはずだ。それまでは安倍政権はわが世の春である。支持率が下がったとはいえ、まだまだ、高い水準をキープしている。国民の意識に変化が起きるのは、来年、4月以降であり、それとて一気に支持率が下落するわけではない。国民がいじめを実感するのは来年の夏以降だろう。能天気な経済学者は、アベノミクス効果が国民の所得に反映されるのは再来年とのたまっており、仮に読みが当たったとして増税後、半年から1年は国民生活は困窮することになる。国民の不満が政治に向けられるのはまさに、その時である。

 つまり政界再編のタイミングは早くても来年の夏以降ということだ。だから、今、動いたところで政党助成金目当てでしかないのは明らかで、国民の支持など得られるわけがない。
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