tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

今年の蛍:中間報告

2019年12月10日 23時36分44秒 | 環境
今年の蛍:中間報告
 我が家では蛍を育てていることを、折に触れて報告しています。

 今年は7月に、ゲンジボタルの幼虫の孵化の報告をし、10月には飼育している発泡スチロールの水槽にボーフラが湧くのでメダカに食べさせていることを報告しました。

 ヘイケの孵化の事は報告してありませんでしたが、ゲンジに1か月程度遅れてヘイケも数百匹程度の幼虫が生まれました。
 ところがその後、理由は解りませんが、ゲンジの生育は異常に悪く、数もどんどん減ってくるようなので、飼育をあきらめ、庭のU字溝に放流しました。
 そんなことで、来年のゲンジの羽化は望み薄です。

 ヘイケの方は、順調に大きくなっているので、先日、何匹くらい育っているか確認してみました。発泡スチロールの飼育槽に入れてある、アワビの貝殻や、餌にしたカワニナの殻を外に出して、幼虫を1匹ずつスポイトで吸い上げ、別の水槽に移します。

 根気のいる作業ですが、貝殻から出てくるのも待たなければならないので3日ほどかかりましたが、結果は251匹健在と分かりました。
 ただ1cm以上になっているものから5-6㎜のものまで大小いろいろです。

 そろそろ寒くなってエサも食べなくなり、アワビの貝殻の下に団子のようになって固まったりしています。

 多分、来年少し暖かくなると急激に食欲が出て体も大きくなるでしょうから、4月ごろにはU字溝に放流、5月ごろには周囲に上陸して土中でさなぎになり、6月から7月にかけて羽化という事が期待できそうです。

 しかし経験から言うと、かなり目減りしそうで、上陸するのが100、羽化が50か60になれば大成功かなと思っています。

 ゲンジの方は、また来春に種ボタルを仕入れ、U字溝に放流、上陸、羽化、採卵とやり直しをしようと思っています。