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住まいは人権! 一般社団法人協働舎
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安心して受診できるように

2009-02-09 | 手話

 今、改めて医療機関について考えています。

 誰もが安心してかかることができるようにするために、ここ何回か私の経験を書いていますが、少しずつ少しずつ前へ進んでいるのだと思います。

こんなのがのっていました。(札幌市民病院)

http://www.city.sapporo.jp/hospital/hospital/signlang/index.html

 

広島県立リハビリテーションセンター

http://www.rehab-hiroshima.org/sugu-1/webdir/2.html

 

広島市民病院は

http://www.city-hosp.naka.hiroshima.jp/common/pr/images/8-19.pdf

 

そしてこんな記事がありました。

不安和らげて 専任手話通訳付き添い 八幡浜総合病院=愛媛


検査を受ける男性に手話で説明する岡野さん(左)=市立八幡浜総合病院で

 八幡浜市立八幡浜総合病院で3日、専任の手話通訳者が耳の不自由な患者を介助する事業がスタートした。聴覚障害者の不安を取り除くために市が取り組んでいる「コミュニケーション支援事業」の一環で、当面週に1度常駐する。県内では社会福祉協議会などから病院に手話通訳者が派遣される例はあるが、専門の通訳者が待機するのは初めてという。市福祉事務所は「利用状況をみて回数を増やすなど福祉の充実につなげたい」としている。

 手話通訳者は3人が登録され、このうち1人が毎週水曜日に待機。来院した聴覚障害者に付き添って、受け付けから検査、受診、投薬まで立ち会う。

 この日は岡野由季枝さん(52)が担当。午前9時ごろ定期的に受診している市内の男性(81)が着くと、岡野さんが寄り添い、検査技師の「採血しますよ」との言葉を伝えたり、医師に痛みを教えたり。院外にある薬局に行き、薬の説明を受けるまでの介助をした。

 男性は「手話通訳の人が一緒だと、待ち時間の心細さも軽くなる。水曜日は連絡なしにきても通訳がいるので安心」とし、岡野さんは「耳の不自由な方の不安を少しでも取り除くお手伝いができた。こういう取り組みが始まってうれしい」と話していた。

 同市は2000年から、聴覚障害者が病院や市役所、警察署などを利用する際、手話通訳者を立ち会わせる派遣事業を市社会福祉協議会に業務委託して実施。利用は、初年度が60件だったが、昨年度は180件まで増えている。このうち、病院の利用は75件で、特に市立病院の利用が多い。

 しかし、同派遣事業では聴覚障害者が事前に連絡をする必要があるため、市は不便を軽減しようと、病院に常駐させることにした。

 水野省三・市福祉事務所長は「障害者のみなさんにとっても住みよい街になるよう、今後は事業の充実を考えたい」と話している。

2007年10月09日  読売新聞)
 
合わせて 日本語が十分でない滞日外国人への受診支援も必要だと思います。