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節電を進めるためには…

2011-10-31 | 暮らし・社会

スウェーデンでは 近く電気料金が一時間ごとに変わる制度を採用するそうだ…

(いつも読ませていただいているブログ。全文は

http://blog.goo.ne.jp/yoshi_swe/e/ef6500f88ec098721b59bb7d744459a3



 
電力需要のピークをいかに抑えるか?

日本の今年の夏の課題はまさにこれであったが、大口顧客に対する節電の要請や罰金制度、そして、各家庭に対する呼びかけなどによって、今年の夏は乗り切った。

しかし、節電を行って電力需要のピークを抑えるために一番効率的な方法は、強制呼びかけに頼るのではなく、利用者一人ひとりの経済勘定に訴えることであろう。例えば、電気の単価が一時間ごとに変化し、需要のピークに差し掛かるにつれて高くなっていくのであれば、単価の高い時間帯はなるべく電気を使わないようにしようとするインセンティブが利用者に働くようになる。


電力市場のこれまでの常識は、需要側の変動に合わせて供給量を調節する、というものであった。だから、電力需要が大きく増える平日・日中は、日本であれば火力発電所を稼動させてピーク需要を何とかして賄おうと努力してきたし、スウェーデンであれば水力発電所(貯水型)の流水量を増やすことによって、発電量を需要側の変動に合わせるという方法が取られてきた。

しかし、この制度の問題点は、ピーク時の電力需要が伸び放題であれば夏季の1日わずか数時間の間のピークを賄うだけのために電力会社はわざわざ発電所を新設しなければならない、ということだ。たとえ、その施設の一年を通した稼働率がわずか数%であったとしてもだ。

 

シンプルを楽しむ 北欧の幸せのつくり方

   ―スウェーデンで見つけた心地よい暮らしのレシピ

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エディシォンドゥパリ

 

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ベンチ

2011-10-31 | まいにち

  本屋さんへ行くと、ウロウロして 出版社のPR誌があればもらってくる。

  昨日もらったダイヤモンド社のKei10月号にアートディレクターの新谷雅弘さんが、『おひとりさまの椅子』と題してこんな文を書いておられる。

  町にいつからベンチが設置され出したのかは知らない。下町育ちなら縁台が馴染み深いが最近は見なくなった。いずれにしろ縁台は公共の物ではない。公園が整備されると当然のようにベンチが置かれ、整備される速度に合せいつの間にか増えてきて、その問題点も目につくようになった。

  形も多様で中にはデザイナーや設置を任された者の自分勝手な好みによって前衛彫刻ふうになったりして、公に使われるという前提条件など無視されているものも多い。しっかりした万人のための恒久的な形が考案される前に、思いついたばかりのような形を作り出す方にエネルギーや予算が注ぎ込まれる傾向は筋が違っている。デザインに真剣に対峙する姿勢が未成熟なのが露呈されているだけではないか。

  ベンチはまず幼児や高齢者や身体の不自由な人や、突然に体調を崩すかもしれない病中病後の人たちへの備えであることが一番の役目である。場合によっては寝る場所も無くした人の一時しのぎの場でもある。ある日、ベンチに仕切る用具が設置された。それでお一人さま専用のスペースになった。だがこれがベンチの進化した姿だろうか。仕切ることを要望する人も、それを実行する人も何ら困っていない強い人ではあるまいか。要望した人は仕切りのない椅子に見知らぬ人と並んで座って感じる微妙な空気に耐えられないし、また寝る場所として占領されることには我慢がならないのだろう。そして実行した人は多数派の、声を上げる人たちの声しか機構とせず、その声がやっかい払いの口実ともなってよかったと思っているのかもしれない。

都会は冷たいという。しかし都会が冷たいのではなく、そのものが希求しているデザイン上の根本を理解したくない人が冷たく鈍感なだけである。

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