降って来るもの

写真と散文とぽえむ

幸いの波紋

2020-07-07 21:10:25 | 詩21

     幸いの波紋

 

言語界との回路が通じ

kotobaのバルブが解放され

頭蓋のcosmosが拡散を始めると

自身では

コントロール不可になる

 

真夜でも真昼でも

労働中や午睡の最中でも

一度

共鳴の書類にサインすると

その歓喜の誤算は

大らかな終焉が訪れるまで

幸いの波紋のように

僕を洗ってゆく

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忿怒

2020-07-07 07:36:01 | 詩21

      忿怒

 

人間は誰でも

何処かに何かしらの憤怒の種を

持っているのかも知れない

それはふとした何気ない切っ掛けで発芽し

止め様もなく成長する

 

懐に在れば

慰められるのだが

一度外気に晒されてしまえば

怒髪天を突く形相を伴って暴走し

普段や普通から

様様を剥ぎ取る元凶になる

 

それ故憤怒の種子を

目覚めさせてはいけない

コントロールできる自分の用土で

密かに培養しなければ・・

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TOKIの

2020-07-07 05:35:14 | 詩21

     TOKIの

 

耳を澄ませばtokiの足音が

聞こえる

身体中の器官を欹てれば

tokiの移ろいが

見える

暗闇の静謐に潜み

monoに成り切れれば

傍を過ってゆくtokiの幽かな風圧さえ

感じる

感覚の全てを研いで

最高レベルの鋭敏さで佇めば

周囲を亙るtokiの存在に

触れる

付かず離れず伴に行く

是非も無き束の間のtokiの

味わい

ホラ

いま僕を擦り抜けていった

tokiの塊り

 

コメント (2)
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