SIの考察-Ⅴ-生殺与奪
賢愚も善悪も,卑小も尊大も,
偉人も凡庸も,傑物も俗物も,
其其の色合いの
ひと滴になって海に還る
たった一筋の
紫煙になって空に融ける
それは
交じりっこなしの,inochiの順列
そこに何らの差異はない
ただ,生き残る人々は
良し悪しの見本として
死者を区分けするのだ
-それは,よく理解できる-
けれど,傑出した人間が
良く死ねるかどうかは,不明だ
生き残る側に,何ひとつとして
理路整然とした資料など,皆無なのだ
それだから
詮索に疲れ果てたHomo sapiensは
神や仏に,その権利や解釈を委ね
自らのコメントを放棄する
そうして一言
アーメン!
なまんだぶ・・
南無妙法蓮華経!
と唱える
※ 何か今日は「SIの考察」の特異日のような雰囲気になってしまいましたが、ご心配なく。決して僕自身がSIに魅入られた訳でも、SIに尻尾を振ったからでもありません。
僕はまだ溌溂さを残存して、小雨が降ったり止んだりの胡散臭い今日の”海の日”も、何時もの様に午前も午後も有るだけの”洗い師”の仕事を熟し、その上で夕方から少し本気になった雨降りの中を傘を肩に”雨に唄えば”のように軽やかにwatchingしてきました。
それというのも、curriculum「雨」の中から湧いてくるコトバやphraseに触れるたびに立ち止まって、ポケットからmemo用紙を出し、そこに黒のball penで書き込む一行一行が新鮮で、このSIの考察のSIも、偶々そんな過程で生まれたものなのです。
UPが終わったので、これから”詩21”の99ページと100ページめに編入するつもりです。僕が現実の一欠けらの藻屑になる時まで、その詩集の間で生き続けてゆく一篇のポエムです
07/24 22:20 万甫