降って来るもの

写真と散文とぽえむ

LOVEの一考察

2020-07-08 19:57:40 | 詩21

      LOVEの一考察

 

(好き)なことをする!ことに

何の変哲もないけれど

それぞれの事象の質が違うのだ

 例えば

人間を好きになること

好きな食べ物があること

気に入った文章を書く作家がいること

 それから

見たり聞いたり

気に懸かるスポーツがあって

応援する選手がいること

 それからそれから

夜明け前の深い蒼に惚れたり

mizutamaの誘惑に抗えなかったり

贔屓の女優のbromide paperが残っていたり

心惹かれる文字があったりetc

 

多種多様の(I love)が存在して

その数の集積が

僕の日常の哀楽を埋める

 

たった一つの項目に過ぎない

(好き)にも

膨大な裏付けがあるから

その集合体であるひとりひとりの思惑を

理解するなどは愚挙になる

 

知らないまま

解らないまま

どれかのinochiのメッセージと交差すれば

何かのinochiの木霊に共鳴できれば

inochiのutaの一節のメロディーに唱和できれば

 そうして

それが多岐に亘っての循環に成るとしたら

人生という玉響の豊饒さも

些かは極まってゆくに相違ない

 

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夢心

2020-07-08 14:01:11 | 詩21

      夢mu心

 

行を前へ進めるのは

句点や読点を付けるのは

一行の長短は

行数の行替えは

頭の位置は

適時の文字の選択は

 

一行を書きながら

一瞬に掴んでゆく仕様の数数

 

詩を書くとは

彫り師になること

志功のように

ただ一心不乱の夢心に

 

すべては

生きてきた己の裡の”inochiの筆”に委ねて

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ふるさと行脚~苔むす道~

2020-07-08 06:17:39 | ふるさと

 が結託して暴れているような朝デス。こんな状態が何時間も何日も続けば、何処かが破綻するような自然の驚異の様子。九州の被災者の人人の悲嘆を想います。ただ祈るしかない小さい個個の能力。この何某かの”忿怒”に人類は対応しなければなりませんね。

 ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます 今朝の書き出しは、窓外の風景を見ての”思わず・・”の感慨になってしまいましたが、UPするのは、何時もの様に訪れる都度に物悲しさを覚える(平家物語の書き出しの・・祇園精舎の鐘の音 諸行無常の響きあり・・の琵琶の音色のような)寂れゆくふるさとの今を!!です。

 通る人も車もめっきり減ってしまった故郷へ続く道は、真ん中と左右が苔むして、まるで古都の古刹の境内のように苔に覆われつつある。

木々の間を縫って差し込む陽光が、照葉樹の葉っぱで戯れる。光り輝く画面に成るのだ。

路上には様様の光と翳の文様が

七曲りして

山懐の鄙の生家へ近づいてゆく

「苔むす道」の左側は空へ手を伸ばす樹々たち

右側の林間は光を求める植物群

      

超絶技巧の光と翳の作家の影絵だ!

      

周囲を点検、異常なしを確認し

故郷を繋ぐ「苔の道」を

現住所へ

            07/08 06:13 まんぼ

 

 

 

コメント (2)
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