土竜の言い分⑦実験
もしかしたら
起動スイッチが
ONに為るかも知れぬと
しばらく
中空を漂泊してみたが
意識した短い時の間では
何の変哲も無かった
それで
木阿弥に戻って
転寝の続きに没入した
たわいない実験の顚末
土竜の言い分⑦実験
もしかしたら
起動スイッチが
ONに為るかも知れぬと
しばらく
中空を漂泊してみたが
意識した短い時の間では
何の変哲も無かった
それで
木阿弥に戻って
転寝の続きに没入した
たわいない実験の顚末
此の山間の鄙びた在所の集落の、東の外れの一段高い場所に我が家は在った。江戸時代、お伊勢参りの人々が追剝や山賊も出没したという峠越えを断念して泊まったと云う街道沿いの我が村には、今でも「橘屋・中屋・梅屋・大文字屋・etc」の旅籠名が残って、在村の時にはその屋号でお互いを呼び合っていたものだ。
道はその”石割峠”に向かって、奥へ、峠へと続く・・。
此処から先にヒトの気配もない。
ときおり、獣たちの足跡と匂いに遭遇するばかりなのだ・・。
※自画像
雑木の中に”本物のアケビ”が垂れる。
二時間の換気とふるさと心身洗滌を済ませて・・
ふるさと行~開眼~
此処には人間の匂いがない
人の気配は感じられない
在るのは
天然自然の香りと
胸腔の異物を浚えてゆくautumnのkazeと
五体に静かに降る清浄のkotoba達だけ
inochiは
数多のpeopleと無関係に
息継ぎできないけれど
その自覚の上で
時々は
無辜に戻れる此処が必要不可欠なのだと
ふるさとに帰還の度に
その想いに”開眼”する
巷の名も無き親鸞のように・・
山を下る
爽やかな水曜日を 10/06 06:14 まんぼ