降って来るもの

写真と散文とぽえむ

望月

2019-01-22 06:50:08 | 風景

     ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪

六時半を少し回りましたが、夜は愚図ってその場所をまだ朝に譲ろうとしません。

隣の部屋では何時ものように、義母がラジオ体操を始めました。

朝の出来事が淡々と刻まれてゆく睦月、大寒ただ中の二十二日、火曜日の夜明け前です。

夕べしんしんと更けてゆく夜の始め、ガラス戸から見える月が余りにも立派なので・・。

満月!!空気が澄んでいるので、はっきりくっきり。

18:30

拡大を

二時間ほどたって再び

20:24

close-up機能を最大にして撮りましたが、両手で支えての撮影では、画面の真ん中に写し込むのが難しくて・・

欠けた・・

01/22 06:50:06 まんぼ


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

言束を

2019-01-22 05:52:20 | 詩17

               言束を


ほんとうにたくさんの老若男女と

ほんとうにたくさんの交わりがあって

幾千本もの

 光沢ある糸と巡り会って

その度に僕は

心の有り様を編み込んできた


その結ぼれの糸の一本一本

 硬軟を問わず

太い細いに関わらず

 長短などに頓着せず

そのときどきに触れ合った糸の

その繊維の肌触りが恋しい

 この僕を織り上げてくれた

 この僕の中に縒り込んである

たくさんの艶めく糸が愛しい


強靭さも脆弱さも綯い交ぜにして

僕はその

 しあわせ色のitoの束を纏って

今を生きる


振り返る度に糸たちは

さまざまに煌めく光輪で

 僕の存在を照らしてくれる


すべての縦と横との

あらゆる間隔と種類の

 数限りない撚り合せがあって

僕の五情五感は

 こんなにも

芳醇な手織りの情感で満たされている


同じ時代と

そこを流れた数多の時間を

 多少や濃淡や性別やに左右されず

共有してもらった

ほんとうにたくさんの仲間に

その一人一人の生きざまが

 幸いに包まれた道程でありますように!!と

僕は僕の言葉たちを集め

こころをこめてribbonを結び

 この「言束」を贈る

             2019 01/22 06:17 万甫

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心訓抄Ⅱ.74

2019-01-21 13:51:29 | 心訓抄.Ⅱ

                74.君だけ


偶には僕だって

君さえいれば!!なんて

思うのだが

 やっぱり

どんなに必要不可欠だとしても

 いつか

君だけでは物足りなくなるのだ


人間の欲望には限が無いから

底と云うものが無いから

 それは

仕方ないことだけれど・・

 

だからやっぱり

君だけがすべて!!の言葉は

その直後から

砂上の楼閣のように崩れてゆく

 やっぱりそれは

不誠実な幟になるのだ


君だけを!!って

 誓った瞬間から

言葉は否応なしに堕落してゆくのは

疑いの余地もない


イノチを包む周囲に

絶対や永遠は欠片も無いから

 軽々しく

愛や信念や友情やを

掲げてはいけない


ましてや

勢いよく自分を主張したり

 依りによって

誇らしげになど

自己を語ってはいけない


もっとも深い謎が、己そのものなのだから

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日輪と戯れて-partⅡ-

2019-01-21 06:09:10 | 夕景

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

 期待してくれている少数の人に、いやいや、そうでない多数派の人にも我慢してもらって、昨日の夕景の続きへご招待を

何時ものように陽光と戯れ、宿願である”あしなが叔父さん”になる夢を叶え(影であるのは少し虚しいのですが・・)て少し歩を進めると、川の両側に設置された歩道に出る。

対岸の川面に夕陽が揺らめく

漣さえたてぬ穏やかな川面では、鴨たちの平泳ぎのレースが始まる

よーいドン!!

写真判定?

闘い終わって

高みの見物

日輪は、あれもこれも見納めて、微笑みながら穏やかに西の空へと・・

東は”蒼い河”と黄昏れブルーに

満月に近い月が、山の上から、黙ってその移ろいを眺めている、混ざりものなしの夕暮れ時。

西へ!!視線を横切る物体。気づくのが遅れピントを合わせられず。時速200キロだものしかたないか。

黄昏れ

橋の上から

印象深い夕暮れを

ゆっくり、撮りたいものを撮って40分。入り残る夕陽と存分に戯れて・・

日没が始まる16:57。今日と云う日が、昨日と云う日に変換される時刻になった。

FHに帰宅

                             01/21 06:36 まんぼ




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢旅を

2019-01-21 06:03:09 | 詩17

               夢旅を


まるで無限の河の流れを

横切る様に置かれた

飛び石のように

無の闇の途次で

二度三度と目覚める


拾ったバラバラの夢の欠片を

そこで捨てては

再び無意識の

未知の領域に戻るリフレーン


幻燈の一コマのように

浮き沈みする

自がイノチの断片


夜ごと僕は

無の多層を分け入り

自分に還る

束の間の旅をする


もう一度会いたい僕に

懐かしい自分に

不可解な我が身に


戻りたいあの頃に

帰れない多様のふるさとに

もう一つの

我が住む世界へ

        2019 01/21 06:03:06 万甫

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日輪と戯れて-partⅠ-

2019-01-20 05:40:40 | 夕景

 この言葉が、生き生きと伝わり、まだ寝ぼけ眼の心をそっとknockするに一番ふさわしい時間帯に、”降って来るもの”の此処を訪ねてくれた「anata」へ。気持ちを込めて、ありがとう!を含ませて 「~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!」 

貴方にも、もちろん僕にも、意味深い好い一日になりますように・・

 

さてさて、準備したり挨拶している間に、日曜日の朝”05:10”になりました。

昨日は終日穏やかに晴れて、まるで間違って訪ねてきた春の使者が持ってきたような温かさに包まれましたね。

 夕方になってもまだ冬の冷えがやってくる気配も感じられなかったので、膝の鍛錬(と言っても、試行錯誤中のノロノロ運転のようなものですが・・)を兼ねて、カメラを袈裟懸けに”完璧な蒼穹”を巡り終わって帰路に就く”日輪”を追っかけて、というより、夕陽と戯れて、入り日の光と影と一緒に遊んできました

神社の杜に隠れていこうとする夕陽

静かに佇む

神様が・・

神域の光陰

    

神様の住む杜

鳥居を潜ってfriendparkへ

夕陽と遊ぶ。あしなが叔父さん

芝生に座り込んで・・

此処へ沈む・・

04:20

もう一回。憧れの僕に成りたい

正反対の東の山々の上に、上り始めた月が白々と・・

続きは、又ね。

今日は9時から、新しい班に加入してから初めての班の行事「公民館清掃」。20数軒の班のヒトと初顔合わせ。その後は、11:30に集合して去年の3月一杯所属していた旧の班の「新年会」に参加します。有難いことに”是非に!!”との招待を受けたので・・。

あっという間に過ぎそうな日曜日。みなさんにも、思い出に出来る1月20日で在りますように

                                          01/20 05:40 まんぼ

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

俺・・?

2019-01-19 21:02:21 | 詩17

                  俺・・?


TOKIの大河を

遡ろうと

踠いているHITOが居る

 流されたくないと

 浮き草に掴まって

 踠くHITOがいる

海の結末へと

移ろってゆく必然の川面で

流されまいと

溺れかけているHITOがいる

 水は絶え間なく流れ下って

 決して

 逆流などしないのに

元の居場所へ

連れ戻してくれることなど

できない相談なのに

必死に抗って

踠き続けるHITOがいる

 もしかして

 あれは俺なのか?

徒労と知りつつ

手足をばたつかせ

流れに逆らって踠いている

 あの惨めたらしい有り様の

 あやつは

もしかしたら

俺の幻影なのか・・?

俺の中の外の俺・・?

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電線に

2019-01-19 06:08:23 | 風景

           ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

 

 さあ、出かけようと南向きの玄関を開けて外に出た昨日の朝8時半ごろ。何気なく45度の角度に視線をやると、蒼の混じった冬の空を背景に”チュチュんがちゅん、あそれ、チュチュんがちゅん、電線に~”のmelodyが(この陽気な音頭を記憶しているヒトって、多分、そんなに変わらずに僕と同年代を生きてきたヒト!?)が浮かんでくる風景が。歌のように”雀”ではないようですが・・。

 此処に住まいを定めて10か月、初めての冬を全館床暖の心地よさで過ごしている日々ですが、初めて見る景色に履いていた靴を脱いで家の中に引き返しカメラを!!

数えたら15羽。左右にもう何羽かが・・。

雀にしては大きすぎるので雀じゃない。けど、チュチュんがちゅん・・でしょ

鵯鳥かな?

何れにしても、この鳥たちにもそれぞれの一日が始まった朝の風景でした。

01/19 06:08 まんぼ

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心訓抄Ⅱ.73

2019-01-19 04:40:26 | 心訓抄.Ⅱ

              73.平等に


当然のできごとのように

 困難が

一つ二つと増えてゆくこと


思いもよらないことの

 難しさに

唖然としてしまう回数


予想もできない来方で

 愕然を

否応なく認知させられること


気付いた瞬間に間違いなく

 その一つを

明確に突きつけられるという事


そうしてその現象は

 何人にも

逃れる術がないという事


けれどそれは

 そこいら中のホモサピエンスに

唯一に

平等を齎すもの


尊卑や貧富や美醜や貴賤や男女に

唯一何の拘りもなく

唯一無比の必然なるもの

 それこそが「老い」なのだ


ヒトとしての旅の

それぞれのclimaxに向かって

 刻一刻と

積み上げられてゆく

集大成の立場よ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

凍えて候

2019-01-18 06:41:25 | 風景

           ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!



昨日の朝はよく晴れてよく冷え込んだので、玄関の外に在る植物たちは”凍えて候”でしたよ

もはや8時を回っていましたが、まだ凍てついたまま・・

    

葉っぱの上の水玉たちも、それぞれにま~るくなったまま固まっています

寒そ~

    

      

梅の木の先の滴も・・

   

完璧に凍ってます。春はまだもう少し先で待っているような・・

晴れてきた

                                  01/18 06:50 まんぼ

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする