今、川土手や道路ののり面で、白い花が群生している光景をよく見かけます。
ヒメジョオン(姫女菀)です。北アメリカ原産の帰化植物だそうです。
要注意外来生物に指定され、侵略的外来種ワースト100にも選定されているそうです。
花は長径2センチくらいで、一輪一輪を見ると可憐できれいな花です。
2枚目の写真のように花弁が薄い紫色のものありました。
一本一本の茎はそれぞれ先の方で次から次に枝分かれし、たくさんの花やつぼみをつけていました。
ここは団地ののり面ですが、一帯を覆い尽くしていました。
日本には観賞用として江戸末期に渡来し、明治時代には雑草になっていたそうです。
現在では全国に広がり、在来植物の生育を邪魔する存在になっているようです。
「姫女菀」の名は、「姫」は小さい、「女菀」は中国の野草を表したものだそうです。
よく似た花に、春に咲く背の低い「ハルジオン(春紫菀)」があり混同しがちだそうです。
これも要注意外来生物にされ、侵略的外来種ワースト100にも選定されているそうです。
「そう言えば春先に写した」ことを思い出し探したところありました。
ただこれがハルジオンかどうかよく分かりません。
今年の3月6日に写していました。