四季折々

~感じるままに~

茅の輪(ちのわ)くぐり

2016-06-30 15:25:05 | 日記・エッセイ・コラム

早いもので、今年も半年が経ち、明日からは後半です。
茅の輪をくぐって、この半年間のケガレを祓い、残り半年の無病息災を祈願してきました。
各地の神社で行われる「夏越祭(なごしさい)」の神事です。

中区にある空鞘稲生神社にお参りしました。
(私の出生地のそばにある神社です)


茅の輪(ちのわ)は、名のとおり茅(かや)で組まれています。
茅の輪くぐりは、暑い夏を元気で過ごせるよう祈願する意味もあるそうです。

くぐり方の説明がしてありました。

「唱えることば」を唱えながら、このとおりくぐって、お参りしました。


「茅の輪をくぐり」は、日本神話に由来があるそうです。

須佐之男命(すさのおのみこと)が旅の途中に宿をもとめ、貧しいながらも手厚くもてなして
くれた蘇民将来(そみんしょうらい)という人に、「病が流行った時には茅で輪を作り、腰に
つけて難を逃れよ」と教えました。その後、病が流行った時に教えを守ったことで難を逃れた
のが由来といわれています。

昔は茅の輪を腰に下げていましたが、江戸時代(1603年~1868年)の初期ごろに大きな輪に
り、そこをくぐることで無病息災を願い、穢(けが)れを祓うという神事になりました。
                         (「日本文化研究部ログ」より

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする