囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

4年後?

2012-06-11 10:07:47 | さよなら!原発
所沢中央公民館で行われた「さよなら原発 IN 所沢」の学習会に参加しました。
野田首相が大飯原発の再稼働を表明したこともあり、会場は入りきれないほどの参加者でした。

最初に、「首都圏の”さよなら原発”運動」の写真での紹介がありました。
私たちの所沢での「スモールアクション」の写真は勿論、いろいろの地域で取り組まれた運動の写真が紹介されました。女性だけの通産省前の座り込み、ドラムを叩きながらの若者のデモ、喪服を着て戒名を抱いた葬式?デモ、日の丸を掲げての右翼?系団体のデモ など、それぞれそ創意工夫して、「脱原発」をアッピールしていました。



これは、野田首相が「大飯原発再開」を表明した8日夜には国会周辺には、4000人以上の市民が詰め掛け、暴挙に抗議したときの模様です。

その後、「内部被曝から子どもを守ろう」のDVDを見ました。被爆した医師の肥田舜太郎さんなど、医師や放射能の専門家が「内部被爆」の恐ろしさを説明した内容でした。

最後に「データーで見る所沢における放射能汚染状況」が、パワーポイントを使って説明されました。



市内の測定図です。数値の高い所が黄色で示され、市の中心の所沢航空公園の数値が高いことが分かりました。



チエルノブイリでは、子どもたちが事故発生の4年後に甲状腺がんが多発している事例が報告せれました。事故当時、政府が盛んに言っていた「当面は人体に影響はない」の言葉を思い出すにつけゾットしました。

事故を起こした東電福島原発から所沢までは220km離れています。
福島原発は写真で見る限り事故処理は殆ど進んでいません。事故後上がった放射能の数値は所沢でも高止まりで下がっていません。除染された放射能物質はやがて地下水や川を通って東京湾に蓄積されます。
福島原発事故は、福島だけの問題ではなく日本全体の問題です。にもかかわらず「原発再稼働を急ぐ政府」に怒りを感じました。
これからも、粘り強く「さよなら 原発」の運動を強めようとみんなで申し合えわせました。
コメント
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