懐かしい「１DK」

今日、食卓を買い換えました。



今まで使っていた食卓です。テーブルカバーを掛けてありますが、もう４５年も使っていたものです。
結婚して東京の４畳半のアパートが新居でした。西日が当たと逃げ場もありませんでした。トイレは共同で、勿論バスなどありません。その頃は、そんな生活が当たり前でしたので、特に苦になりませんでした。

その後、高度成長期の走りで、公団住宅がアチコチに建てられるようになりました。申込者が殺到して、抽選は大変な倍率でした。抽選に１５回もあずれ、特別枠で公団住宅の中古の部屋にやっと入れることになりました。

所沢の公団住宅でその部屋が「１DK」でした。４畳半のアパートに比べれば、トイレもバスもあり、夢のような部屋でした。キッチンにおいたのが、この食卓でした。

団地を出た後は、台所の物置台のように使っていました。

思い出一杯の食卓ですが、今日を限りに処分することにしました。

新しいテーブルです。



特に使い勝手が良いわけでもありません。肘掛のある椅子もセットで買いました。

今までは、居間の畳の部屋で食事をしていました。しかし、家人が足や膝が悪くなり、畳に座るのがキツくなり、テーブルと椅子に切り替えることにしました。

私は今までとおり、畳の部屋の方が良いのですが、家人の体調を考えるとやむを得ないと思います。