囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

所沢母親大会で歌う!

2013-06-23 18:36:11 | 年金者組合のこと
今日、第51回の所沢母親大会が開かれました。

午前中は、実行委員会に参加した団体の活動交流会が ① 子育て・教育 ② 社会福祉 ③ 平和 の3つのグループに分かれて行われました。

午後は、全体会でした。このオープニングに私たち所沢年金者組合のうたごえサークルが歌いました。



「いま、わたくしたちは」です。この歌は、1986年、第32回日本母親大会で上演された合唱組曲「いのちのうた 母親運動のあゆみ」の1曲で、母親運動の歴史を伝え、運動を広げるために作られたこのです。

歌詞に「いまわたくしたちは 生まれてくるあなたに・・・」とあるように、本来、女性が歌う曲です。母親大会のうたですから当然です。
私のような男性、しかも高齢者が歌うのはいかがなものと思いました。しかしうたごえサークルとしての出演ですのでやむをえません。

2曲目は、会場のみなさんと一緒に「青い空は」を歌いました。

分科会の報告や参加団体の一言アッピールがあった後、伊藤千尋さん(ジャーナリスト・朝日新聞記者)の記念講演がありました。

伊藤千尋さんは、新聞記者として世界70カ国を回った経験をもとに、日本の現状とこれからのことを2時間近く熱弁をふるいました。

脱原発が世界の流れ
アイスランドでの地熱発電、ドイツなどでの風力発電、イタリアでの太陽光発電など世界各国で自然エネルギーの活用が広がっているように脱原発が世界の流れだ。日本でも、風力、地熱、太陽光を活用すれば、原発に頼らなくて電力はまかなえる。それをしないのは「政・官・財」一体の原子力村が国を支配しているからだ



世界に広げよう憲法9条
スペインのカナリア諸島テルデ市に憲法9条の牌がある。コスタリカは日本の憲法9条と同じく、軍隊を持たない国になっている。沖縄、読谷村には「世界中に憲法9条の精神が広がるように」との碑が立っている。自衛隊の海外派遣や日米軍事協力より、9条の精神を世界に広げることこそが、真の「世界貢献だ」

世界の趨勢は基地撤去
アメリカは財政上の理由からも外国の基地を削減している。また、フィリピンやエクアドルなどでは外国軍基地を撤去している。日本も基地撤去をアメリカに通告すれば、1年後には在日米軍はなくなる。財政上厳しいアメリカが在日米軍基地を縮小さえしないのは「思いやり予算」があるからだ。

などなど、縦横に世界と日本お現状を語りました。そして、外国の例も引きながら「憲法を生活に活かす」、その為にはお上に政治を任せるのでなく、「国民こそ主人公」の精神を活かしてこれからの活動を進めてゆくひつようがある と締めくくりました。

これからの活動の上で、有意義なしかも示唆に富む話を沢山聞くことができました。


コメント
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