私の趣味の一つは「囲碁」です。囲碁を覚えたのは、小学生の頃ですから、70年近く打っていることになります。でも、学生時代や現役で働いていたころはあまり囲碁を打たなかったので、仕事をリタイアーしてから、再び囲碁に関わるようになったのが実情です。
そんな訳で、囲碁界のことには常に興味を持っています。そんな私に今日ビックニュースが入りました。夕方7時のテレビニュースでプロのトップ棋士の井山裕太さんが、挑戦中の「十段戦」を制して、史上初めての囲碁の七冠を達成したと報じました。
井山さんは、今まで本因坊、棋聖、名人、王座、天元、碁聖を保持していましたが、今日の十段を奪取し他ことにより、囲碁界では初めて全7大タイトルの同時制覇を達成したことになります。
この偉業達成は、囲碁界の歴史に残る喜ばしいことです。井山裕太さんは、26歳と若い棋士です。でも、十段を奪取された伊田篤史さんは、もっと若い22歳です。囲碁界の発展のためには若い伊田さんにも頑張って欲しかったと思います。
これからは、井山7冠のタイトルを、他の棋士が奪っていってこそ囲碁界の発展があるような気がします。逆に、タイトルはいろいろの棋士が持ちあってこそ、日本の囲碁の水準のレベルアップにつながると思います。
井山裕太七冠達成にも、喜び半ばの私の気持ちでした。