所沢うたごえ合唱交流会も終わったので、長野、山梨へ桜をめでる家族旅行に行きました。
11日は、全国的にも有名な桜の名所 高遠に行きました。
さくらまつり とあって平日にも関わらず人、人、人の大混雑でした。さくらまつりの催事として和服の女性が「篠笛」を演奏していました。「さくら」「黒田節」などの演奏は満開の桜とマッチして素晴らしかったです。
2日目は、諏訪に行きました。
御柱まつりが終わったばかりの諏訪大社2カ所、原田泰治美術館、万治の石仏、諏訪湖畔の間欠泉、湖畔公園の桜などをめぐりました。でも、高嶋城の桜が見事でした。
ここは、高遠と違って大型バスで来る団体客はいませんでした。地元の老健施設のデイの方を職員が引率したり、保育園のお散歩で保母さんが引率したり、家族連れの方などで、花見酒を飲むような人もおらず、じっくり満開の桜を楽しむことが出来ました。
3日目は、曇天でした。2連泊した北杜市の桜をめでました。清春芸術村の桜、山高古代桜、真原桜並木、谷戸城址の桜、津金の3代校舎の桜などを見て回りました。
印象に残ったのは、やはり山高の古代桜でした。
樹齢2000年とも言われる桜の幹や根に何とも言えぬ力強さを感じました。
争いごとの絶えない世俗の見苦しさを見つめて来たのでしょう。根の瘤のひとつひとつに大地に根付いく者の「偉大さ」さえ感じられました。
植えられていた実相寺の境内にはこんな掲示もありました。
こんな気持ちを人も、国家も持ち続ければ世界平和を実現できるのでは・・・と考えさせられた桜を観る旅でした。