1945年8月 6日に広島、9日に長崎 にアメリカは原爆を投下し、広島で14万人、長崎で7万4000人が亡くなりました。
今日は、広島に原爆が投下されて以来72年目の朝を迎えました。所沢市役所正面にある原爆被爆石前で、広島原爆慰霊式が行われました。
朝8時、約70人が集まりました。主催者団体の所沢平和委員会代表のあいさつの後、原爆被災者の会「しらさぎ会」の方があいさつしました。
「7月、核兵器禁止条約が国連で採択されたことは喜ばしいが、被爆国の日本は条約に参加も、署名もしていません。被爆者は高齢化し平均80を超えています。被爆者援護と核兵器廃絶に向けて今後も運動を強めたい」旨、述べました。
NHKの広島原爆慰霊式の放送に併せて、全員が1分間の黙とうをしました。そして、旧広島市役所の被爆敷石に向かって献花しました。
献花の後、「さよなら原発 所沢連絡会」「年金者組合」「平和のための戦争展 所沢実行委員会」などの団体が核兵器廃絶と平和を求める運動の取り組みを報告しました。
最後に、私のアコ伴奏で、市内合唱サークルの有志の声出しで「原爆許すまじ」と「青い空は」の2曲を全員で斉唱しました。
核兵器廃絶、世界の恒久平和を求まる運動への決意を固めた今朝の「平和祈念式」でした。