「8月や 6日9日 15日」とお盆も済ませ、小旅行に出かけました。天気が不安定でどうなるか と心配しながらの出発でした。いつも行く、蓼科高原と清里への旅でした。今回は連れ合いの妹を誘っての3人でした。
初日は、車山、女神湖などを廻りました。
義妹は、マツムシソウとアキノキリンソウの花が見たいと言っていました。
昔は車山、霧ヶ峰辺りでは沢山見られたようですが、最近は探すのが大変なほどしか咲いていませんでした。先日もニッコウキスゲを見に行きましたが、こちらもサッパリでした。鹿のせいなのでしょうか?
二日目は、蓼科湖、御射鹿池、白駒池に行きました。
蓼科湖は彫刻公園が気に入ったようでひとつひとつの作品を飽くことなく鑑賞?していました。
御射鹿池は3年程前に行きました。その頃は駐車場もなく、路肩に車を止めてしっそりと眺めました。
池自体は変わらずに静かでしたが、その付近の道路だけはすっかり整備されていました。道幅も広がり、大型バス、小型車の駐車場、簡易トイレもありました。売店などはなかったのは幾らか救われました。
それ以上に驚いたのは、白駒の池 でした。
こちらに行くのは50年ぶり位でした。前回は、5月の連休中でしたが、池への道は残雪があり雪を踏みしめての道でした。雪のため、コケにもあまり気づきませんでした。池には訪れる人もなく静寂そのものでした。
今回は、白駒池入り口には大きな駐車場が出来ていました。大型バスから小型車、バイクまで入りきれないほどの車両でごった返していました。売店、有料トイレもあり、池への道は木道が完備されていました。ツアー客の方に聞いたら、ここでの見学時間は1時間とのことでした。これではあまり感激に浸る時間さえないようん気がしました。
山の小さな池は、やはりひっそりと静かに鑑賞すべきだと思いました。
最後の日は、清里方面に行きました。三分一湧水から清泉寮に行きました。清泉寮は夏休み期間中とあって家族連れでに賑わっていました。
おいしい学校(三代校舎)でランチを食べました。三代校舎では新しい発見もありました。
明治校舎です。右側に大きな松の木があります。根元にこんなプレートがありました。
日露和解の証として植えられたと書かれていてびっくりしました。この精神をその後ももち続ければよかったのと思いました。
明治校舎の2回にはこんなものも展示されていました。
古いアコ―ディオンとその教則本です。なぜここに展示してあるのか、明治校舎との関係はわかりませんが、とても貴重なものと思われるので、少し調べてみようと思いました。
最後に明野のひまわり畑に行きました。観光ポスターには「60万本のひまわり畑」とありましたので、見ごろを迎えていると思い期待していったのですが、1~2反ほどのひまわり畑が点在しているだけで見るような価値はないように思いました。全部足せば60万本になるのかもしれませんが、宣伝の方法に違和感を覚え、迷い迷うスルーして帰途につきました。
3日間、雨にも、がけ崩れにもたたられず無事帰ってこられたのを良しとします。それにしても、連れ合いの姉妹はよくあんないしゃべることがある とおしゃべりをしあっていました。それも姉妹仲が良いことの証で、私は聞くともなく傍にいるだけで話の和に入ることもできませんでした。